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7. Epilogue 帰りの電車内にて

 チェックアウトを済ませて旅館を出て、私達は帰路についた。

 帰りの電車ではほとんど話さなかったけれど、2人掛けの席に座ってずっと寄り添っていた。

 櫻子と添い遂げる未来。今日はそれをほんの少し垣間見せてもらえました。

 今はまだ、そこには遠いけれど、きっと辿り着けるはず。

 いつまでも、貴女の傍にいさせてください。

 愛しい櫻子。

 櫻子の左手の薬指に、私は自分の指を絡めていた。


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 ~私の恋人は今日も教壇にいます ~こいしらシーズン2~

 8. 図書室で、2人きりで、その左手に~


 へ続きます。

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