嫌な悪寒
学校が・・ネタが・・・
「ていう訳だから条約を結んでやってくれ」
「・・また随分と・・」
「こういうのは思い至ったが吉日って言われた」「思い込まされてません?それ」
「込まされてません、結んで」
「・・貿易とかやるつもりはあるのか?」
「・・・やってもあんまり意味が無い、て言うのが本音」
「・・意味なし?どういう意味だ?」
「大抵のご飯は無意味、武器は必要性が低い、服は作れる、代々こんな理由、貿易する必要性があまり無い」
「・・そうか、解った、紙は?」
「はい」
「・・・・・」
「どったの?」
「・・契約書に・・魔力・・」
「当然じゃ無いの?」
「・・そうじゃ無い、たしかに、契約をより強固にするためだとか、契約書を守るとかの色々な理由で契約書に魔力を込めるのがいつの間にか主流になった、だがこの紙・・」
「気持ちは解る、俺もちょっと引くもん・・」
「・・これ、どれだけ魔力込めた?」
「え~っと・・一万「「バッカヤロウ!」」うお!びっくりしたな~も~」
「普通百かそこらだろうが!それの二乗て・・二乗て・・・」
「ドヤ!」
「ドヤるなアホ!」「誰がアホじゃ!」「お前ら漫才すんな」
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「・・は~~・・・うい」
「あいどうも、ok、契約完了、さて、聞いたよ?四神を模したからくりで私を殺っちゃおうとしたらしいね、意味無くなっちゃったね」
「いや、意味はある、実はあれ、四神の中のエリアに豊穣をもたらすように設定したのさ、これでこの大陸郡は安泰だな」
「成程・・・もしかして、私と戦うつもりって・・・」
「ああ、元から無かった、そんなことやっても意味は無かったからな、こっちとしても、そんなデメリットしか無いことはやりたく無かった、そっちから動いてくれて有難いと思っているよ」
「・・一敗食わされたね、じゃ、私は帰るよ、そろそろ新しい住民が来るから」
「新しい住民?・・主?」
「ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ」「あ(察し)・・ガタガタガタガタガタガタ」
「魔人(人造態)だよ、ありがとね、主」
カッカッカッカッカッカッ
「「ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ」」
そしてタイトルに戻る
今日の被害者
以上の話を一方的に聞かされた残り四十三邪王




