第壱の山(前半戦)
英単語ばかりになってしまった・・
『不用意に走り回ると危ないよー』
『危なくしたのは誰だってえの!』
バン!バン!バン!バン!
『直径2メートルあんのかあれ!?』
『あれ~!?出力間違えた!?』
『出力ミスとは大分致命的なミスしたな!』
『舐めないで!』
創造が走り回る、破壊が魔人王に向かって行く、魔人王は反撃する
『highjump&skywalk!』
『flying!』
『置いてくな!wing!』
魔人王が跳ぶ、破壊が飛ぶ、創造が羽根で飛ぶ
『地雷原の意味が無くなった』
『出力ミスした時点でねえよ』
『羽根は駄目だったな・・・watercutter!』
『えちょ!?』
無数の線が魔人王を襲う、地面についた線が地面を削る、超圧縮超高圧の水だ
『不意討ち!?酷い!』
『勝負に酷いも何も無いわぁ!』
『相棒・・・・ハァ、razer』
『ええ!?』
今度は無数の赤い線が行く、超高温、超高速のレーザービーム、さっきの水よりも圧倒的に太い
『あーもー!Sniping!』
魔人王が手を前に付きだし小指、薬指、中指をたたみ親指と人差し指を伸ばす、その手を創造の主に向けた、その間、水とレーザービームを一かすりもせずに、最小限の動きで避けている
『何だ!?何故当たらない!』
『・・・deathbullet』
『・・!避けろ相棒!』
『え・・・』
魔人王の撃った弾は創造の主の眉間に命中し、消えた、即座にモニターがひとつ増え、映った、そこには、呆然とした創造の主がいた
『・・・成程、さっきのアレ・・死の銃弾か、英語で言ったのはあれか?解りにくくするためか?・・・どっちみち、負けたか・・・これでお前は創造と定めの力を手に入れた、その右手に・・・兄弟を倒したら、その左手に破壊と撤廃の力が・・・嗚呼体が震える、ここまで育ったか、キツいぜほんと・・・』
「嘘だろ!?主が負けた!?」
「落ち着け!まだ破壊の主がいる!もっと言えばまだ後二回戦ある!ここからだ!」
あいつら・・・それより、右手に創造、左手に破壊か・・・それを手にした魔人王は、どうなるんだ・・?
死の銃弾、当てれば一発で相手を殺す、しかし発動に時間がかかる、これはじめから準備していた、魔人王はこれを死神からドレインしていた、死神は魔神王直属の仕置人、魔神王に背いたものを罰していたが、不幸にも魔人王に目をつけられ殺された




