馬鹿やった王様
「・・・ハァ~・・・俺の仕事を増やすなよ、わざわざここに来なきゃいけなくなったじゃねーかオイ、なぁ、魔導器王さんよぉ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」「・・それ死んでませんか?」
「死なんようにはやった」
「いややってくれなきゃ困るんですけど」
「問題ない、生きてるよ、私」
「こいつの目的知ってるか?」
「いいえ?」
「魔人王ぶっ飛ばすってさ、馬鹿だよね~俺でさえ勝てるか怪しいのに」
「今とんでも無いこと聞いた気がするけど流すよ、とりあえず、そいつは懲らしめる、殺しはしない」
「懲らしめるってどうすんのさ」
「痛め付ける」
「成程、まぁそれがいい」
「そういえば、何で来たの?仕事が増えたって言ってたけど」
「こいつが魔導具でゴーレム量産するから色々バランス崩れて大災害おこすところだったのさ、まぁおきたらおきたで魔人国だけに設定するつもりだったがな」
「それが一番いい判断、私達なら自然災害でも結界だとか飛行だとかでいきられる、でも一番驚いたのはあれがゴーレムだったこと、明らか兵器じゃん」
「おふざけ設定が仇になったな」
「「「あんたの仕業か!!」」」
「いや、深夜テンションで魔導具にふざけた設定入れたらああなった」
「「「諸悪の根源君じゃ無いか!」」」
「イヤでも被害はあんまなかったからいいじゃん」
「よくない、スライムの件がまだ解決してない」「スライム?ああ、なら俺に任せとけ!」
「「「???」」」
あ、ちなみにゴーレムってのは人型の者に魔力を通して操るもの、でゴーレムを呼び出す魔導具は魔力や土地の力を使うからあんまり使うと力が無くなってプレートやマントルに異常が発生して軽く大陸が潰れる程の大災害となる、多分魔導器王はそれを狙ったんじゃ無いかな?別大陸まで来るかね普通、後、魔力は空気中につねに漂ってる、それだけ、後、魔神王の城と領地は魔の大陸と呼ばれるところにある、ま、この話は後、主が何するのか見ておかなくちゃ




