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声無き声に力を、愛無き時代に愛を

ブックマークありがとうございます!

「ねぇ、私よ、欲望の私、ねぇ、ほのぼのした私、開けてよ、話をしよう?」「・・・・、貴女ならいい、入って」


・・やっぱりこうなったか、どうしてこんなことになったかって?それはね・・


---------三十分前---------


「スライム?」「ええ、酸、血、洗浄、火炎、大水、自然、大地、稲妻、氷河、天候、希少金属、いろんなレアスライムを使って、生きたまま、力を吸いとったり利用したり体の一部を殺さないように切り取ったり、酷いことをしている、生かさず殺さず、永遠な苦しみを与え続けてる、発展のためって、それでも酷すぎる!いっそ殺して・・

苦しみから、救ってあげてよ・・!」「私がかつて貴女にしてきたことよ、知的な私、体の一部を殺さないように食いちぎった、いっそ殺してあげたかった、でも、出来なかった」「・・それでも許せることじゃ無い、こんなこと、やめさせ無いと」「私は、食いちぎられる痛みと苦しみを知らない、やるなら一人でやってよ、私に、スライム達の解放を叫ぶ資格が無い」「・・・」「・・」


何で泣いているのよ、正しいことをやり遂げる、それが貴女でしょ!?


----------------------


「・・魔人王様」「あの私のことは、欲望の私に任せる、あの私は、私と始めの私のことは、私達以上に知ってる、あの私に任せるのが一番いい、それに、欲望の私を入れたのは、第三者の意見を聞きたいからじゃないかしら、とりあえず、皆にはやって欲しいことがある!聞いて!」


----------------------


「何事だ!?」「解りません!しかし!赤い巨大な肉塊が確実に此方に迫って来ております」


赤い巨大な肉塊・・!まさか!?


「ここが魔導器国か、我々は魔人王様の命によりここに参った、今頃、我々と同じように他の国にも到着しているだろう」


何のようだ・・!?魔人はポケットから折り畳まれた紙を取り出した


「この紙には魔人王様が直々に書いた文が書かれている!今から読み上げる!心して聞け!」


『皆様、私は深く傷付きました、スライムが弱いことをいい気に捕獲し利用した、ここまではまだ許せましょう、しかし!あなた達はスライムを『生きたまま』利用し傷つけ苦しめた!これは生命への冒涜!到底許せるものでは無い!牛や鶏はその乳や卵を必要とするため育み、生み出したものを利用する、これとスライムのこととは話が全く異なる!利用するのは変わらない、しかし!あなたたちはスライムを苦しめている!これは大きな違いだ!私はあなたたちを絶体許さない!そこで!私はスライムを全て保護することを


宣言します!


明日の朝迄にスライムを全て解放しなさい!しないのであれば!国のなかに万里眼を使い!解放しなかったスライムの数だけ誰かを魔人達の御飯にする!もう一度言っておこう!私は全てのスライムの保護を


宣言します!』


「とのことです、国民を助けたいのなら、従うことですね」


バカな・・何故そのことがバレた!?魔人王はとても優しい、レイルア国王はそう言っていた、だからスライムを利用しているのは絶体に知られるな、そう、あの時魔人王が去った後話をしていたが、バレた!マズイ!非常にマズイ!スライムがなければ開発が出来ない!魔導器具、略して魔導具が!作れない!・・・とりあえず、通信機器で臨時の会議をしなければ・・・


----------------------


「来たのか」「ええ、来ました」「バレたな、見事に」「まさかこんな強行手段に出るとは」「全くの予想外、国民の命を引換にするとは」「スライムがなければ魔導具の開発が出来ないしかしスライムを差し出さなければ国民が死ぬしかもスライムも強奪されるどちらにせよスライムは失うさらに他のスライムも全て保護するつまりもうスライムは手に入らなくなる開発が出来ないどうすれば「落ち着きなさい!悩んでも仕方が無い、国民の命には変えられません、スライムを差し出しましょう、国民を守るためです」・・戦おう」「・・・は?」「戦おう!それしか道は無い!」「何を言っている!勇者でも倒せない相手をどうやって倒すんだ!寝言は寝てから言え!」「平均ステータス百五十万の大軍をどうやって倒す!数があればいいという話では無い!」「我が国の魔導具は最強にして最高ハッキングも強奪も有り得ないありえるはずg「声無き声に力を、愛無き時代に愛を、たとえ世界の全てが敵になっても、私達が最後の味方になりましょう」・・!?」「我が国の魔導具は最高、だっけ?ハッキングされてるのに何でそんなこと言えるのかな?」「そっそれは「私達と戦うなら相手になるよ、皆死ぬだろうね」「待ってくれ!私達は戦うつもりは無い!スライムは全て渡しましょう!」「・・オッケー忘れないで、その言葉」「・・あぁ」「・・・はー、何を言っていたのかな?」「・・戦うつもりはありません、魔導具の開発は、金輪際やめます」「やめる必要は無い、魔人形態の私の体なら、とてもいい素材n「私!」・・!?」「私は気付いたの、相手にとっての最高の謝罪、それはその事を引きずることでも、謝罪の言葉を述べ続けることでもない!罪を忘れず、罪を償い続けること、何でこんな簡単なこと・・!」「・・私、ごめんなさい」「何で貴女が謝るの?私が悪いのに」「・・・私は、無限再生、不老不死のスキルの他に、もうひとつ渡したスキルがあるの」「・・それは?」「・・・それは、『痛覚無効』よ」「・・なにそれ、つまり貴女と貴女の分体は」「痛くも無いし泣いてもいないわよ」「・・・・・・・・ふ、はは、なにそれ、じゃあ貴女はほんとうに、気にして何てなかったのね」「ええ、勿論」「ふふ」「ははは」「「アッハハハハハハハハハハ!!」」「・・あの」「ふふ、なに?」「スライムは全て痛覚無効を持ってますよ?」

このネタは不味かったかな・・・

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