Step4 文章の構成を考えよう
情報の整理が終わればついに文章構成を考えるときです。今回は2パターンの構成を紹介します。
♦パターン1:序論・本論・結論♦
これは文章を序論(始め)と本論(中)、結論(終わり)の3つに分けるというパターンです。序論では本論への導入として読み手への呼びかけや問いかけなどを用い、できるだけ短くまとめましょう。また、本論では具体例を挙げ読み手に詳しい解説をするという感じでまとめましょう。なお、本論は文章の中心となるので自分が言いたいことと無関係なことは書いていけませんし、焦点がずれたことを書くのもも抑えた方が良いでしょう。そして、結論では本論のまとめや内容の確認、問いかけの答え、自分の考えでまとめましょう。このパターンは、少数の情報に関するより詳しい説明をするときに利用しましょう。
♦パターン2:前書き・本章・後書き♦
これは文章を前書き(始め)と本章(中)、後書き(終わり)の3つに分けるというパターンです。基本的な機能はパターン1と同じで、序論は前書き、本論は本章、結論は後書きに当たりますが、それぞれを前書き・後書きを短くまとめる必要はありませんし(むしろ長めの方がいいと思います)、本章は情報の数が多ければそれぞれを要約して全てを紹介することが可能ですし、少なくてもパターン1のようにすることができます。