沢木圭織さんにチョコもらっちゃった!(200文字小説)
沢木圭織さんにチョコをもらったつもりで。
試験につぐ試験で気が滅入っていた。
そんな時…。
「たまには息抜きしたら?」
日下部さんが誘ってくれた。
「そうね…」
迷ったけれど、付き合うことにした。
それに、今日は…。
近所の公園をゆっくり歩く。
空が青いことを改めて実感した。
「不思議。こんなに寒いのに、なんだか温かい…」
「ここには自然の温もりがたくさんあるからね」
「今日はありがとうございます。これ、バレンタインの…」
私は密かに用意していたチョコを渡した。
フィクションですから。