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シラ書第8章、解読文章。

(シラ書8)

シラ8:1 権力者と争うな。 彼の手に陥らないともかぎらない。

(このまま)

※権力者と争うなとある。時の権力者と争うことを控える意味は己の身の安泰を図ることで、その不用意な言葉により、彼の手に陥らないともかぎらないからである。


シラ8:2 金持ちとけんかをするな。 彼は金にものを言わせ、 お前に立ち向かわないともかぎらない。 黄金は多くの人々を滅ぼし、 王たちの心を迷わせた。

(このまま)

※金持ちと喧嘩をするなと言っている。

 金持ちは金のものを言わせ、わたしに立ち向かうかもしれないからだ。

 黄金は多くの人々を滅ぼすことになり、この世の王たちの心を迷わせた〈盲目にさせた〉のだ。


シラ8:3 口数の多い者と争うな。 火に薪をくべることにならないともかぎらない。

(このまま)

※口数が多く、その隙をうかがう者は怒りやすい。

 怒りを爆発して、その言葉の真意を聞こうとしない。

 しかし、その怒りをぶつけたことにより、相手は命にかかわることにあるとは知らない。

=======================

イザヤ書41章。

41:11見よ、あなたにむかって怒る者はみな、

はじて、あわてふためき、

あなたと争う者は滅びて無に帰する。

41:12あなたは、あなたと争う者を尋ねても見いださず、

あなたと戦う者は全く消えうせる。

※わたしと口論になったとしても、その運命は滅びなのである。


それと箴言には、怒る者とは交わるなとある。

その言葉が掟である故、救いようがないのである。


22:24怒る者と交わるな、憤る人と共に行くな。

22:25それはあなたがその道にならって、

みずから、わなに陥ることのないためである。

=========================

シラ8:4 粗野な者をからかうな。 彼はお前の先祖を辱めるかもしれない。

(このまま)

※粗野とは、あらあらしく野性的で、洗練されていないこと。

 彼はお前の先祖を辱めるかもしれない。

 要するに「ダビデの紋章」の意味を辱める。

 おろそかにして、口であざ笑うことになるのだ。


シラ8:5 罪から離れようとしているなら、 もうその人をとがめてはならない。 わたしたちは皆、 罰に値する者であることを思え。

(このまま)

※しかし、その罪の意味を悟り、その罪から離れようとしているなら、

 その人物を咎めてはならない。

 反省して、その意味を受け入れるからである。


シラ8:6 年寄りだからといって、軽蔑するな。 わたしたちも、いずれは老人になるのだから。

(このまま)

※年寄りということで、軽蔑してはならない。

 私たち人間は、やがては年老いて老人になるのだ。

 年寄りをいたわり、年寄りを大切にして生きていくことが大切。


シ ラ8:7 他人の死を喜ぶな。 わたしたちは皆、死すべき者であることを思え。

(このまま)

※他人の死を喜ぶな、この意味はその裁きの意味が、一気に人々を滅ぼすことではなく、少しずつその現実が起きてゆく。

 その意味を知り得ると、その滅ぼされた人々の意味を喜んではならないのだ。

 わたしたちは皆、死すべき者であることを思え。

 わたしたちは罪人である、神の裁きには誰でも逃れえない真実を悟れ。


シラ8:8 知恵ある人の話をなおざりにせず、 その格言に心を留めよ。 そうすれば、そこから教訓を学び、 王に仕えるすべを身につけることができる。

(このまま)

※かつての偉人の言葉は魂である。

 その格言をよく読み、感じ入ってこそ、学びなのである。

 そうすれば、そこから教訓を学び、 王に仕えるすべを身につけることができる。

 やがては王になる主の近くに仕えるのならば、その格言を大いに学ぶことが大切。


シラ8:9 老人たちの話を聞き逃すな。 彼らも、その先祖たちから学んだのだ。 そうすれば、そこから知識を学び、 必要なときに答えることができる。

(このまま)

※老人たちの話を聞き逃すな。

 ご老人達も、ご先祖様から学んだのである。

 そうすれば、そこから知識を学び、 必要なときに答えることができる。

 その意味を悟ることにより、すべての物事を考えて答えることができる。

 主は、わたしをそしる者にこたえることができると言っている。

==========================

27:11わが子よ、知恵を得て、わたしの心を喜ばせよ、

そうすればわたしをそしる者に答えることができる。

※そのすべての言葉の意味を悟れば、己(主自身)をそしる者にこたえることができる。その言葉で勝という意味である。


シラ8:10 罪人の情欲の炭に火をつけるな。 その燃える炎で、やけどをしないともかぎらない。

(このまま)

※罪人の情欲の愚かなる炭火に火をつけてはならないとある。

 その燃える炎で、やけどをしないともかぎらない。


シラ8:11 傲慢な人の挑発に乗るな。 彼は、お前の言葉じりをとらえて陥れようと、 待ち構えているかもしれないから。

(このまま)

※傲慢な人の挑発に乗るな。

 この意味は傲慢な人間ほど、罠を張り、イエスキリストの時のように罠にかかり命を落とすとも限らない。

 されど、イザヤ書の65章にあるように。


65:7彼らの不義と、彼らの先祖たちの不義とを

共に報い返す。

彼らが山の上で香をたき、

丘の上でわたしをそしったゆえ、

わたしは彼らのさきのわざを量って、

そのふところに返す」と主は言われる。

※ゴルゴダの丘でそしられたイエスは、主自身だったということである。

 人々が二度目の不義を犯すのならば、この世の存続は断たれるだろう。

========================

シラ8:12 お前より力のある人に金を貸してはならない。 貸したら最後、失ったものと思え。

(このまま)

※今は貧困の身であるが、やがてお金を得た時に、わたしより力のある者には貸してはならないとある。

 貸したら最後、失ったものと思えというのだ。


シラ8:13 お前の力量を超えて保証をしてはならない。 保証をするなら、自分が返済する覚悟を持て。

(このまま)

※結局、保証人になることは身の危険をもたらし、その借金を肩代わりすることにある。

 そのような道を歩んだ過去がある故、その意味を知り控えなくてはならない。


シラ8:14 裁判官を相手に訴訟を起こしてはならない。 彼の名誉を重んじる判決が下されるから。

(このまま)

※裁判官を相手に訴訟を起こしてはならない。 彼の名誉を重んじる判決が下されるから。

 つねにこの世は不正がつきものである。


シラ8:15 向こう見ずな人間と一緒に旅をするな。 お前はひどい災難に悩まされないともかぎらない。 彼は勝手気ままにふるまい、 その愚かな行動がもとで、 お前も一緒に命を落とすことになる。

(このまま)

※向こう見ずな人間とは、その先を予想してみない人物のことである。

 その先に何が待っているかを予測もせず、その危険に飲み込まれる可能性が高いのだ。

 お前はひどい災難に悩まされないともかぎらないと記されてある。

 彼は勝手気ままにふるまい、 その愚かな行動がもとで、 お前も一緒に命を落とすことになる。

 そうならないように警戒せよという意味である。

 その意味を悟らず、勝手気ままにふるまう者は神の間引きを受けるからである。


シラ8:16 短気な人間と争ったり、 一緒に荒れ野を歩いたりしてはならない。 彼は、血を流すことなど何とも思わず、 だれの助けも得られないところで、 お前を打ち倒してしまうから。

(このまま)

※短気な人間と争ったり、 一緒に荒れ野を歩いたりしてはならない。

 彼は、血を流すことなど何とも思わず、 だれの助けも得られないところで、 お前を打ち倒してしまうから。

 短気を起こす者は、己の感情が制御できないので、その行動により罪を犯してしまう。

 その短期が引き起こした事件は多い。


シラ8:17 愚か者と相談するな。 彼は秘密を守ることができないのだから。

(このまま)

※愚かものに相談して悩みを打ち明けたとしても、寝耳に水である。

 気に留めることはなく、その言葉が無駄と化すのだ。

 そして彼は秘密を守れず、破滅の道を歩むことになる。


シラ8:18 内密にすべきことを他人の前で公にするな。 どんな結果が生じるか分からないのだから。

(このまま)

※その隠された意味である内密にすべき意味を、他人の前で公にするな。

 どんな結果が生じるか分からないのだから。

 この言葉の意味が実に恐ろしい結果を招く。

 不用意に、その言葉の秘密を漏らし、中傷したとしても神の罰の病を受けて苦しむことにもなりかねない。

 現実に起きた恐ろしき意味である。


シラ8:19 相手構わず、人に心を打ち明けるな。 また、相手構わず、人から恩を受けるな。

(このまま)

※相手かまわず、その本心を曝すなということである。

 また、相手構わず、人から恩を受けるな。

 その恩を売る行為に真実がないかもしれないからである。


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