シラ書第6章、解読文章。
恐ろしき友の記述の予言なる意味であるが、その一人一人の特徴が分かるように記された事実がある。
(シラ書6)
シラ6:1 友となるべきときに、裏切って敵となるな。 悪評が立ち、恥とそしりを受けるからだ。 それは、二枚舌の罪人がすることだ。
(このまま)
※その苦難の時に友となるべき時に、裏切って敵となるな。
要するに、この後に友の命運が記されているのだが、その意味を見捨てるなということである。
苦しむ者が出るのだが、その真の友となる時に、見捨てずにいつでもそばにいるということが大切であると説いている。
その裏切りは、悪評が立ち、恥とそしりを受けるからであると神は言われる。
その意味は、二枚舌の罪人がすることで、その意味を持つ人物のすることではないと教えているのだ。
シラ6:2 自分勝手な思いで高ぶるな。 さもないと、暴れる雄牛のように力尽きる。
(このまま)
※一つ一つ、その意味を知り得ると自分勝手な思いで高ぶるなと言われる。
己自身の意味を知りえて、まだ経験が浅いときに失敗した意味を記している。
さもないと、暴れる雄牛(その聖霊)のように力尽きてしまう。
高ぶる思いは禁物であると神は、その人物に教えている。
シラ6:3 お前は葉を食い尽くし、実を台なしにし、 そして、自分自身を枯れ木のようにしてしまう。
(このまま)
※神から与えられた葡萄の木の葉を食い尽し、それになる実を台無しにして、そして、自分自身を枯れ木にしてしまう。
その意味を枯れ木のようにして、意味のないものになってしまう。
要するに、その罪を繰り返すことになり、この世にもたらす教えの意味はなくなるということ。
シラ6:4 激情は、これを抱く者を滅ぼし、 敵の物笑いの種とする。
(このまま)
※激情、怒りの感情の激しさは、これを抱く者を滅ぼし、敵にとっては物笑いの種となってしまう。
怒りによって方向性を逸脱するという意味。
これの意味がヨブ記に詳しく伝えられている。
シ ラ6:5 のどの麗しい声は、友人を増やし、 舌のさわやかな語りかけは、 愛想のよい返事を増やす。
(このまま)
※のどの麗しい声は、友人を増やし、舌のさわやかな語りかけは、愛相のよい返事を増やすことになるのである。
友への誘いの時に、その愛相の良い返事を受けることができる。
シラ6:6 多くの人々と親しく挨拶を交わせ。 だが、相談相手は千人のうち一人だけに限れ。
(このまま)
※多くの人々と親しく挨拶を交わすことが良い結果を生む。
だが、相談相手は千人のうち一人だけに限れ。
その隠された意味の事実を相談できるほどの人物はこの世にはそうはいない。
その意味を感じさせる言葉である。
今現在、その相談できる相手を見極めることができないでいる。
シラ6:7 友をつくるときは、試してからにせよ。 すぐに彼を信頼してはいけない。
(このまま)
※友をつくる時は、その人物を試してからにしろと神は言われる。
すぐに彼を信頼してはいけない。
人と言うものは、その言動で本音を見せる時があり、侮りを見せる場合があるからである。
シラ6:8 都合のよいときだけ友となり、 苦難のときには、離れてしまう者がいる。
(このまま)
※都合のよい時だけ友となり、苦難のときには、離れてしまうような者がいる。
利己主義という意味である。
その記された意味を悟らずに、苦難の意味を知らぬ者は離れ去る者もいるという意味。
シラ6:9 また、心変わりして敵となる友もいて、 争いでお前が吐いた悪口を暴露する。
(このまま)
※また、心変わりして敵となる友がいて、争いでお前が吐いた悪口を暴露する。
心変わりしたことにより、その悪言を暴露する者もいるというのである。
その影口により、その悪言を言う者がいる。
シ ラ6:10 食事のときだけ友であり、 苦難のときには、離れてしまう者がいる。
(このまま)
※食事の時だけ友であり、苦難のときには、離れ去ってしまう者がいる。
その食事のときは味に舌包みを打って喜ぶが、いざ苦難のときは、知らんふりして離れてしまう者もいるということである。
シラ6:11 お前のはぶりがよいと、お前のようにふるまい、 お前の召し使いたちになれなれしくする。
(このまま)
※お前のはぶりがよいと、お前のように振る舞い、お前の召し使いたちになれなれしくする。
その行動が、自分の部下などになれなれしくなる者である。
言葉という礼儀を知らぬ意味。
シラ6:12 しかし、お前が落ちぶれると、背を向け、 お前の目から身を隠す。
(このまま)
※しかし、お前が落ちぶれると、背を向け、
お前の目から身を隠す。
その人物に会いに来ることはないという状況。
シラ6:13 敵からは遠ざかれ。 友達には気をつけよ。
(このまま)
※敵となる者からは遠ざかれ、友達には気をつけよ。
その意味を知り得ていないので、その罪が生まれた。
敵と化す者は信じることができない。
かつての十字架のときの意味があり、これが原因で盲目にされているとは悟らない者もいる。
シラ6:14 誠実な友は、堅固な避難所。 その友を見いだせば、宝を見つけたも同然だ。
(このまま)
※誠実な友は、堅固な避難場所である。
その友を見いだせば、宝を見つけたも同然だ。
誠実にことの意味を心配して、的確な言葉を送れるものは信用度があるのである。今のところ一人のみか。
信用できる行動をするので、信頼度を増すのだ。
シ ラ6:15 誠実な友は、何ものにも代え難く、 そのすばらしい値打ちは計り難い。
(このまま)
※誠実な友は、何ものにも代え難く(苦難の時に離れぬ意味である)、
そのすばらしい値打ちは計り難い。
シ ラ6:16 誠実な友は、生命を保つ妙薬。 主を畏れる者は、そのような友を見いだす。
(このまま)
※誠実な友は、生命を保つ妙薬のようなものであり、
主を畏れる者は、そのような友を見出す。
シ ラ6:17 主を畏れる者は、真の友情を保つ。 友もまた、彼と同じようにふるまうから。
(このまま)
※主を畏れる者は、真の友情を保つことになる。
友もまた、彼と同じようにふるまうからである。
シ ラ6:18 子よ、若いときから教訓を受け入れよ。 白髪になるまでに、知恵を見いだすように。
(このまま)
※ここで、子よと言っているので、主の子を意味する人物への問いかけ。
若いときから、経験した教訓を受け入れよ。
白髪になるまでに、そのすべての意味の知恵を見いだすように。
シ ラ6:19 耕し、種蒔く農夫のように、知恵に近づき、 その豊かな実りを待ち望め。 知恵を得るには、しばらく苦労するが、 やがて、その実を味わうだろう。
(このまま)
※耕し、種蒔く農夫のように、知恵に近づき(苦難の時に学問という楽しみに没頭し)、
その豊かな実りを待ち望め(その意味が完成するまで静かに待ち望め)。
知恵を得るには、しばらく苦労するが、 やがて、その実を味わうだろう。
その知恵を得る苦労は、しばらく続くが、後にならばその苦労は実をなしてその実を味わうことになる。
シラ6:20 教訓を受け入れない者にとって、 知恵はなんと忌まわしいことか。 愚かな者は、知恵の中に踏みとどまれない。
(このまま)
※教訓を受け入れない者にとって、 その苦労という知恵はなんと忌まわしいことか。
忌わしいと思うことが多く、それを聞く者にとっては不吉なことだと感じるのである。
愚かな者は、知恵の中に踏みとどまれない(愚かな者は苦しい時の我慢が出来ない)。
その我慢ができないがために、試しに来る隅の石に躓くことになる。
シラ6:21 力試しの石のように、 知恵は重荷となって彼を苦しめ、 彼はすぐにそれをほうり出す。
(このまま)
※力試しの石のように、 知恵は重荷となって彼を苦しめ、
彼はすぐにそれをほうり出す〈すぐに嫌になってしまうので、その苦労をしようとはしないのである〉。
※この言葉も的確で、その意味を持つ人物の特徴を言い当てている。
シラ6:22 知恵は、その名のとおり奥深く、 多くの人にはとらえにくい。
(このまま)
※知恵は、その名のとおり奥深く、 多くの人にはとらえにくい。
なかなか、その苦労という意味を我慢して、それを貫く者はいない。
それだけ、神の試しは試練がすさまじい。
シラ6:23 子よ、耳を傾けてわたしの意見に従え。 わたしの忠告を拒んではならない。
(このまま)
※主の子(神の御子に対する父なる者の言葉)よ、耳を傾けてわたしの意見に従え。
その聖なる言葉に耳を傾けて、真実の意味を悟れ。
わたしの忠告を拒んではならない。
主の忠告は、神の導きであり、その忠告こそ悟りなのである。
シラ6:24 足に知恵の足枷をかけ、 首に知恵の首輪をはめよ。
(このまま)
※足に知恵の足枷をかけ、 首に知恵の首輪をはめよ。
その試練の知恵を得る意味は、神に捕らわれたような意味であり、神のみ元で飼われた事を意味する。
シラ6:25 肩を低くし、知恵を担え。 その束縛にいらだつな。
(このまま)
※その束縛は激しいものであるので、いらだつことなく、冷静に考えて行動することを求められる。
シラ6:26 心を尽くして知恵に近づき、 力を尽くして知恵の道を歩み続けよ。
(このまま)
※心を尽くして知恵に近づき、 力を尽くして知恵の道を歩み続けよ。
その知恵の道を離れるようでは、人生の意味がないということ。
シラ6:27 足跡を追って、知恵を探せ。 そうすれば、知恵が見つかるだろう。 しっかりつかんだら、それを手放すな。
(このまま)
※キリストの足跡(過去の12人の予言者の言葉を含む)を追って、知恵を探せ。
そうすれば、知恵が見つかるだろう。 しっかりつかんだら、それを手放すな。
その意味を手放すことなく、その意味をよく考えて、自分の物にしろと言う意味。
シ ラ6:28 ついには、知恵に憩いを見いだし、 知恵は、お前にとって、喜びに変わるだろう。
(このまま)
※ついには、知恵に憩いを見いだし、 知恵は、お前にとって、喜びに変わるだろう。
その知恵の言葉の価値を知り得ることで、己の喜ぶになると神は言われている。
シラ6:29 知恵の足枷は、 確かな避難所となり、 首輪は、華麗な衣となる。
(このまま)
※知恵の足枷は、 確かな避難所となり、 首輪は、華麗な衣となる。
やがてはその栄誉を受けることになる。
シラ6:30 知恵は金の飾りを着け、 その束縛の鎖は、青紫のひもとなる。
(このまま)
※知恵は金の飾りを着け、 その束縛の鎖は、青紫のひもとなる。
王になる意味の言葉である。
シラ6:31 お前は、華麗な衣として、知恵をまとい、 喜びの冠として、それをかぶるだろう。
(このまま)
※お前は、華麗な衣として、知恵をまとい、 喜びの冠として、それをかぶるだろう。
やがてその意味を垣間見ることになるのだろう。
シラ6:32 子よ、望むなら、教訓を体得でき、 心がければ、賢くなれるのだ。
(このまま)
※子よ、望むなら、教訓を体得でき、 心がければ、賢くなれるのだ。
頑なに学ぶことは、教訓を得ることであり、その意味を心がけることで、賢き言葉をもたらす意味を作り上げる。
あらゆる学問を侮らず、学ぶ姿勢が知識を増し、教訓として育ってゆく。
シラ6:33 喜んで聞けば、多くのことを学び、 耳を傾ければ、知恵ある者となれるのだ。
(このまま)
※その意味を、喜んで聞けば、多くのことを学び、 耳を傾ければ、知恵ある者となれるのだ。
学ぶという神の御言葉の価値を重視するようになる。
シラ6:34 長老たちの集いに入って、その中に立ち、 彼らの知恵を頼みとせよ。
(このまま)
※長老たちの集いに入って、その中に立ち、 彼らの知恵を頼みとせよ。
シラ6:35 神に関する話には、進んで耳を傾け、 洞察を秘めた格言は、聞き漏らすな。
(このまま)
※神に関する話には、進んで耳を傾け、 洞察を秘めた格言は、聞き漏らすな。
その偉人たちの言葉は恵みであるという意味。その言葉の一つ一つを学ぶことが大切であると。
シラ6:36 洞察に富んだ人に出会ったら、 朝早くからその人のもとへ行き、 戸口の敷石がすり減るほど、足しげく通え。
(このまま)
※洞察に富んだ人に出会ったら、 朝早くからその人のもとへ行き、 戸口の敷石がすり減るほど、足しげく通え。
その教えを得るために、その価値ある話に耳を傾けることこそ、成長できる意味である。
シラ6:37 常に、主の命令を心に留め、 主の掟に専念せよ。 主御自身が、お前の心を強め、 お前の切望する知恵を与えてくださる。
(このまま)
※常に、主の命令を心に留め、 主の掟に専念せよ。
神の与えられた掟の意味に心を留め、専念することが大事である。
主御自身が、お前の心を強め、 お前の切望する知恵を与えてくださる。
主の言葉は、価値あるもので、わたしに導きという教えを教えてくださる。