シラ書第50章、大祭司シモンの隠された隠語。
(シラ書50)
シ ラ50:1 オニアの子、大祭司シモンは、 生きている間に、主の家を修復し、 その存命中、聖所を補強した。
※シモン=Simon|「神は聞いた」|ヘブライ語
要するに、その言葉を聞いて目覚めた者。
彼は、生きているうちに、主の家を修復し、 その存命中、聖所を補強した。
シラ50:2 彼は聖所の中庭に高い石垣を、 神殿の境内に高い壁を築いた。
シラ50:3 また、その存命中、貯水池を掘ったが、 その池は、あたかも海のように広かった。
シラ50:4 彼は民が滅亡しないように心を砕き、 包囲攻撃に備えて、町を固めた。
シ ラ50:5 聖所の前を歩むその姿、 主の家の垂れ幕を出て来る姿は、 なんと栄光に満ちていたことか。
シラ50:6 彼は、雲間に輝く明けの明星、 祭りのときの満月、
シラ50:7 いと高き方の聖所に輝く太陽、 きらめく雲に照り映える虹のようだ。
シラ50:8 春先のバラの花、 泉のほとりの百合、 夏の日のレバノンの若草のようだ。
※この文章、その現れるべき人物の意味を記してある。
バラの花の花言葉は、「愛」「美」。
百合の花言葉は、威厳・純潔・無垢。
日本のユリの花言葉…あなたは偽れない。
嘘は癒えないという立場。
レバノンの若草=レバノンの香柏の花言葉: 志操堅固
志や考え・主義などを堅く守り、何があっても変えないさま。
シラ50:9 香炉にくべられた乳香、 金を打ち延べ、 あらゆる宝石をちりばめた器のようだ。
※乳香はキリストの生まれた時の記念品。
シ ラ50:10 豊かに実るオリーブの木、 雲にそびえる糸杉のようだ。
※糸杉は、十字架の素材を意味するので、キリストの再来を意味する。
シラ50:11 彼が輝かしい衣をまとい、 華麗な衣装に身を包み、 聖なる祭壇に登ると、 聖所の境内は輝いた。
シラ50:12 彼が祭司たちの手からいけにえを受け取り、 祭壇の炉の傍らに立つと、 その周りを兄弟たちが冠のように囲んだ。 それはあたかも、レバノンの若杉が、 しゅろの木に囲まれているようであった。
※しゅろの木=花言葉「勝利」。
その役目を自ら果たすこと。
シラ50:13 アロンの子らも皆、輝かしく装い、 主への供え物を両手に捧げ、 イスラエルの全会衆の前に立った。
シラ50:14 シモンは祭壇での祭儀を終えると、 全能のいと高き方への供え物を調え、
※シモン=Simon|「神は聞いた」|ヘブライ語
要するに、その言葉を聞いて目覚めた者。
シラ50:15 杯に手を伸ばして、 ぶどうの汁をそこに注ぎ、 祭壇の台座に振りかけて、 万物の王、いと高き方への かぐわしい香りとした。
シ ラ50:16 そのとき、アロンの子らは声をあげ、 銀のラッパを吹き鳴らし、 大音響をとどろかせて、 いと高き方が彼らを 思い出してくださるようにした。
※アロン=イスラエルの祭司の祖
シラ50:17 そのとき、民は皆、 急いで地に顔を伏せ、 全能のいと高き神である 彼らの主を礼拝した。
シラ50:18 合唱隊は声高く賛美の歌をうたい、 その響きはたぐいない、美しい調べとなった。
シラ50:19 民はいと高き方である主に願い求め、 慈しみ深い方に祈りをささげた。 それは主への賛美が終わるまで続けられ、 こうして彼らは祭儀を終えた。
※贖いの儀式の意味である。
シラ50:20 それから、シモンは降りて来て、 イスラエルの全会衆の上に両手を差し伸べ、 自らの唇をもって主の祝福を与え、 誇らかに主の御名を唱えた。
シラ50:21 民は再びひれ伏し、 いと高き方の祝福を受けた。
シラ50:22 さあ、万物の神をほめたたえよ。 神は至るところで大いなる業を行い、 母の胎にいる時からわたしたちを高め、 慈しみをもってわたしたちを恵まれるのだ。
※シモン=Simon|「神は聞いた」|ヘブライ語
要するに、その言葉を聞いて目覚めた者。
シラ50:23 神がわたしたちの心に喜びを与え、 わたしたちが生きている間、 平和がイスラエルにいつまでも続きますように。
シラ50:24 わたしたちへの主の慈しみが確かなものとされ、 まだ生きている間にわたしたちを 主が救ってくださいますように。
シ ラ50:25 わたしの魂は二つの民を忌み嫌う。 三つ目は民とはいえない。
シラ50:26 セイルの山地に住む者どもとペリシテ人、 そしてシケムに住む愚かな者どもである。
シラ50:27 悟りと知識の教訓を この書物に書き記したのは、 ⑫シラ・エレアザルの子、 エルサレムに住むイエススである。 彼は知恵をその心から注ぎ出した。
※イエスス=シラ書の記した人物。
イエススという名が問題の意味。
シラ50:28 この言葉に従って歩む者は幸いである。 これを心に留め置く者は知恵ある者となる。
シラ50:29 これを行えば、すべてに対して力を得る。 主を畏れることこそ、 彼が歩んでいる道だからである。 〔主は信仰深い人々に知恵を与えられた。 主はとこしえにほめたたえられますように。 アーメン、アーメン。〕