シラ書第49章、アダムの隠された意味は「主」である。
(シラ書49)
シラ49:1 ヨシヤの業績は、香料造りが丹念に 混ぜ合わせた香のようにかぐわしい。 それはだれの口にも蜜のように甘く、 酒の席での音楽のようだ。
※ヨシヤ=Josiah|「神に癒された」|ヘブライ語
ヨシヤ(神に癒された者)の業績は、香料造りが丹念に 混ぜ合わせた香のようにかぐわしい。
それはだれの口にも蜜のように甘く、 酒の席での音楽のようである。
シラ49:2 彼は正しい道を歩んで民を悔い改めさせ、 忌まわしい不法な行いを根絶した。
シラ49:3 彼は心をまっすぐに主に向け、 不法のはびこる時代にひたすら神を敬った。
シラ49:4 ダビデとヒゼキヤとヨシヤを除き、 すべての王は罪に罪を重ねた。 彼らはいと高き方の律法を捨てたのだ。 こうしてユダの王室は絶えた。
シラ49:5 彼らはその権力を他の人々に、 その栄光を異国の民に渡してしまった。
シラ49:6 異国の民は聖所のある選ばれた町に火を放ち、 ちまたは荒れ廃れた。 ⑩エレミヤが預言したとおりである。
※エレミア=Jeremiah|「主は建設する」|ヘブライ語
シラ49:7 人々はエレミヤを虐げた。このエレミヤは、 抜き取り、苦しめ、滅ぼすために、 しかしまた、建て、植えるためにも、 母の胎にいるときから預言者として 聖別されていたのである。
シラ49:8 ⑪エゼキエルは栄光の幻を見た。 神がケルビムの車輪の上で示されたものである。
※エゼキエル=Ezekiel|「神が強くする」|ヘブライ語
シラ49:9 神はまた敵を思い出し、激しい嵐を起こされた。 しかし正しい道を歩む者には恵みを与えられた。
※神はまた敵を思い出し、激しい嵐を起こされた。 しかし正しい道を歩む者には恵みを与えられた。
この言葉が問題の言葉、「神はその敵の意味を思い出して」、要するに記憶を呼び覚まし。
激しい嵐を起こされた。 しかし正しい道を歩む者には恵みを与えられた。
シラ49:10 十二人の預言者の骨が、 その墓から再び花を咲かせるように。 彼らはヤコブの民を慰め、 希望にあふれた信仰をもって救ったのだから。
※12人の預言者の言葉が、明らかになり、希望にあふれた信仰をもってすくのだから。
シラ49:11 ゼルバベルのすばらしさをどう言い表そうか。 彼は右手の指にはめた印章のようだ。
※ゼルバベル=Zerubbabel|「バビロンの若枝」|ヘブライ語
ゼルバベル(神の門に立つ若枝)のすばらしさをどう言い表そうか。 彼は右手の指にはめた印章のようだ。
シラ49:12 ヨツァダクの子イエシュアも同様である。 彼らはその存命中、主の家を建て、 主のために聖所を築いた。 永遠の栄光に備えるためであった。
※ヨツァダク=「エホバは義としてくださる」
神が義としてくださる子のイエスキリストも同様である。
彼らはその存命中、主の家を建て、 主のために聖所を築いた。 永遠の栄光に備えるためであった。
シラ49:13 ネヘミヤの業績も偉大である。 彼は崩れた城壁を再び築き、 門やかんぬきを取り付け、 我々の家を建て直した。
※ネヘミヤ=Nehemiah|「主は慰めてくださった」|ヘブライ語
ネヘミヤ(主が慰めてくださった者)の業績も偉大である。
彼は崩れた城壁を再び築き、 門やかんぬきを取り付け、 我々の家を建て直した。
要するに、世界の国の枠組みを取り払い、その基礎を築き、われわれの住む家を建て直した。
シ ラ49:14 この世に生を受けた者のうち だれ一人、エノクに並ぶ者はなかった。 彼は地上から天に移されたからだ。
※エノク=Enoch|「捧げられた」|ヘブライ語
この世に生を受けた者のうち だれ一人、エノク(捧げられた)に並ぶ者はなかった。 彼は地上から天に移されたからだ。
キリストの2千年前の意味である。
シラ49:15 またヨセフほどの人物も出なかった。 彼は兄弟たちの導き手、 民のよりどころであった。 そして彼の遺骨は丁重に扱われた。
※ヨセフ=Joseph|「神が増し加えられますように」|ヘブライ語
また神が増し加えられた者ほどの人物も出なかった。
彼は兄弟たちの導き手、 民のよりどころであった。 そして彼の遺骨は丁重に扱われた。
シラ49:16 セムとセトは人々の間であがめられた。 だが、アダムこそ、 造られたすべての生けるものの上に立つ者。
※セム=Shem|「名声ある」|ヘブライ語 セト=偉大なる強さ
名声ある者と偉大なる強さをもつ者は人々の間であがめられた。
だが、アダム(人である者)こそ、 造られたすべての生けるものの上に立つ者。
※だが、アダムこそ、 造られたすべての生けるものの上に立つ者。
この言葉が、箴言の第8章の謎の意味。
ソロモンの言葉であるのだが…
8:22主が昔そのわざをなし始められるとき、
そのわざの初めとして、わたしを造られた。
8:23いにしえ、地のなかった時、
初めに、わたしは立てられた。
8:24まだ海もなく、また大いなる水の泉もなかった時、
わたしはすでに生れ、
8:25山もまだ定められず、丘もまだなかった時、
わたしはすでに生れた。
8:26すなわち神がまだ地をも野をも、
地のちりのもとをも造られなかった時である。
8:27彼が天を造り、海のおもてに、大空を張られたとき、
わたしはそこにあった。
8:28彼が上に空を堅く立たせ、
淵の泉をつよく定め、
8:29海にその限界をたて、
水にその岸を越えないようにし、
また地の基を定められたとき、
8:30わたしは、そのかたわらにあって、名匠となり、
日々に喜び、常にその前に楽しみ、
8:31その地で楽しみ、
また世の人を喜んだ。
8:32それゆえ、子供らよ、今わたしの言うことを聞け、
わたしの道を守る者はさいわいである。
8:33教訓を聞いて、知恵を得よ、
これを捨ててはならない。
8:34わたしの言うことを聞き、
日々わたしの門のかたわらでうかがい、
わたしの戸口の柱のわきで待つ人はさいわいである。
8:35それは、わたしを得る者は命を得、
主から恵みを得るからである。
8:36わたしを失う者は自分の命をそこなう、
すべてわたしを憎む者は死を愛する者である」。
※要するに、アダム自身が主を意味する。