シラ書第39章、解読文章。
(シラ書39)
シ ラ39:1 彼はいにしえのすべての人の知恵を詳しく調べ、 預言の書の研究にいそしみ、
(このまま)
※その人物が、示された雄牛の聖霊の言葉の意味を、聖書の言葉にあると確信した後の、その知恵の言葉を詳しく調べ、預言書の研究に没頭する意味である。
シラ39:2 高名な人々の話を心に留め、 たとえ話の複雑な道へと分け入り、
(このまま)
※かつての名のある預言者たちの言葉を心に留めて、そのたとえ話の謎に分け入っていく。
シ ラ39:3 格言の隠れた意味を詳しく調べ、 たとえ話のなぞをじっくり考える。
(このまま)
※その言葉に記された、謎の意味を、隠れた謎と思い、そのたとえ話の内容をじっくり考えてきた。
シラ39:4 彼は身分の高い人々に仕え、 為政者たちの前にも出入りする。 見知らぬ人々の国を旅し、 人間の持つ、善い面、悪い面を体験する。
(このまま)
※かつて、何も知らぬころに、身分の高い人々に雇われ、為政者たちの前にも出入りし、見知らぬ場所を旅するように求め、人間の持つ、善い面、悪い面を体験する。
要するに、人の善き印象を植え付けた時もあれば、その境遇ゆえ、悪い扱いも受けたこともある。
シラ39:5 彼は早起きして、 自分を造られた主に向かうように心がけ、 いと高き方にひたすら願う。 声を出して祈り、 罪の赦しをひたすら願う。
(このまま)
※朝早く起きて、自分を造られた神の存在を悟り、主に向かうように心がけ、
要するに、その道から反れることはできない要素を悟り、
いと高き方にひたすら願って、主をあがめ。
声を出して祈り、 罪の赦しをひたすら願う。
その受けた咎の開放をひたすら願った。
シラ39:6 偉大なる主の御心ならば、 彼は悟りの霊に満たされる。 彼は知恵の言葉を注ぎ出し、 祈りをもって主を賛美する。
(このまま)
※偉大なる主の御心ならば、 彼は悟りの霊に満たされる。
己の意味を悟り、その心に主を向かい入れ、
わたしは知恵の言葉を伝えて、祈りをもって主を賛美してきた。
シラ39:7 彼は正しい判断と知識を身につけ、 主の奥義を思い巡らす。
(このまま)
※彼は正しい判断と知識を身につけ、
その記されている隠された神の御言葉の重要性を悟り、
主の奥義を思い巡らす。
シラ39:8 彼は学んだ教訓を輝かし、 主の契約の律法を誇りとする。
(このまま)
※わたしは、今まで培ってきた教訓を輝くばかりに伝えて、主の契約の意味である律法を誇りとする。
シラ39:9 多くの人々は彼の悟りを褒めそやし、 彼は永遠に忘れ去られることはない。 彼についての記憶は消え去らず、 その名は代々に生きる。
(このまま)
※多くの人々は彼の悟りを褒めそやし、 彼は永遠に忘れ去られることはない。
その名は残るのだろう。
彼についての記憶は消え去らず、 その名は代々に生きる。
シラ39:10 諸国民は彼の知恵を語り、 集会は彼の誉れを告げる。
(このまま)
※もろもろの民は、わたしの知恵の言葉を語り、
集会は彼の誉れを告げることになる。
シラ39:11 長生きすれば、千人にまさる名を残し、 たとえ早く死んでも満たされる。
(このまま)
※長生きすれば、千人にまさる名をこの世に残し、 たとえ早く死んでも心の隙間は満たされる。
シラ39:12 思いを巡らし、更に語ろう。 わたしの心は、満月のように満ちている。
(このまま)
※思いを巡らし、更に語ろう。
その時が来るまでは、悟りの言葉を世に伝えていく。
わたしの心は、満月のように満ちている。
いくら苦しくとも、主の御言葉の真相を知ることは宝である。
シラ39:13 わたしの語ることを聞け、敬虔な子らよ、 流れのほとりに育つばらのように、若枝を出せ。
(このまま)
※わたしの語ることを聞け、神を敬い仕える者たちよ。
流れのほとりに育つばらのように、若枝を出せ。
その言葉を聞いて、延べ伝えよという意味。
敬虔=深く敬って態度をつつしむさま。特に、神仏につつしんで仕えるさま。
シラ39:14 乳香のように香りを放ち、 ゆりのように花を咲かせ、 声をあげて、共に賛美の歌をうたえ。 すべての御業のゆえに主をほめたたえよ。
(このまま)
※キリストのように香りを放ち、純粋で無垢な心を咲かせ、威厳を示せ。
声をあげて、共に賛美の歌をうたえ。 すべての御業のゆえに主をほめたたえよ。
ゆり=花言葉「純粋」「無垢」「威厳」
シラ39:15 主の御名をあがめ、ひれ伏せ。 賛美の声をあげ、竪琴を弾き、 主を大いにほめたたえよ。 賛美して、こう言おう。
(このまま)
※主の御名をあがめ、ひれ伏せ。
賛美の声をあげ、竪琴を弾き、 主を大いにほめたたえよ。 賛美して、こう言おう。
シラ39:16 「主の御業は、すべてすばらしく、 命じられたすべてのことは、 時が来れば実現する。」
(このまま)
※「主の御業は、すべてすばらしく、 命じられたすべてのことは、 時が来れば実現する。」
その意味はすべて語られ、その言葉の意味は成熟する。
シ ラ39:17 軽々しく、こう言ってはならない。 「これは何か」「これは何のためか」と。 いずれの問いにも時が来れば答えが与えられる。 御言葉によって水は盛り上がり、 その口から出る言葉によって水はためられた。
(このまま)
※軽々しく、こう言ってはならない。
「これは何か」「これは何のためか」と。 いずれの問いにも時が来れば答えが与えられる。
そのすべての意味が語られことに内容が明らかになる。
御言葉によって水は盛り上がり、 その口から出る言葉によって水はためられた。要するに、少しずつ語られ、やがてはその意味で満ちるという意味。
シラ39:18 主が命じられると、すべて御心のままに実現し、 その救いの力を弱める者はだれもいない。
(このまま)
※主が命じられると、すべて御心のままに事の内容が実現し、 その救いの力を弱める者はだれもいない。
シラ39:19 すべての人の業は主の前にあり、 主の目から逃れるものは何もない。
(このまま)
※すべての人の業は主の前にあり、
要するにこの世のすべては見られている。
主の目から逃れるものは何もない。
シラ39:20 主は永遠から永遠まで目を注がれ、 主にとって驚くべきものは何もない。
(このまま)
※主は永遠から永遠まで目を注がれ、 主にとって驚くべきものは何もない。
シラ39:21 軽々しく、こう言ってはならない。 「これは何か」「これは何のためか」と。 それぞれ目的があって造られたのだから。
(このまま)
※軽々しく、こう言ってはならない。
解らぬ者はこう云う、「これは何か」「これは何のためか」と。
それぞれ目的があって造られたのだから。
その言葉の一つ一つには、それぞれの目的がある。
シ ラ39:22 主の祝福は川のようにあふれ、 乾いた大地を洪水のように潤す。
(このまま)
※その伝えられる言葉は、全世界に伝わっていく。
シラ39:23 真水を塩水に変えたように、 主の怒りは諸国の民の遺産となる。
(このまま)
※真水を塩水に変えたように、 主の怒りは諸国の民の遺産となる。
要するに、主が怒られると、もろもろの民は防ぐことはできない状況になる。
シラ39:24 主の道は敬虔な人たちには平らであり、 不法の者たちにはつまずきとなる。
(このまま)
※主の道は(その人物が歩む道は)、敬虔な人たちには平らであり、
その意味を信じない不法の者たちにはつまずきとなる。
滅びの罠となる。
シラ39:25 良いものは、初めから良い人々のために造られ、 悪いものは、罪人たちのために造られた。
(このまま)
※要するに善悪を分けるためにその仕掛けが施された。
シ ラ39:26 人間が生きていくうえで何よりも必要なものは、 水と火、鉄と塩、 小麦粉、牛乳、蜂蜜、 ぶどうの汁、オリーブ油、それに衣類。
(このまま)
※人間が生きていくうえで何よりも必要なものは、 水と火、鉄と塩、 小麦粉、牛乳、蜂蜜、 ぶどうの汁、オリーブ油、それに衣類。
このすべてが聖書の記された食事の守るべき掟の中にあるのである。
シ ラ39:27 これらすべては、信仰深い人には良いもの、 罪人たちには悪いものとなる。
(このまま)
※信仰深い者はその意味を守るので良いもの、罪人たちは、その意味を嘲笑いないがしろにするので、滅びの契約の意味となる。
シラ39:28 刑罰の道具として造られた風がある。 それらの風は怒りを発し、その鞭を激しく振る。 終末の時に、その力を存分に発揮し 造り主の怒りを静める。
(このまま)
※刑罰の道具として造られた風がある。
要するに主の暴風である。
恐ろしく感じる唸るような風である。
それらの風は怒りを発し、その鞭を激しく振る。 終末の時に、その力を存分に発揮し 造り主の怒りを静める。
一度放てば、その怒りがやわらぐのである。
シラ39:29 火と雹、飢饉と死、 これらすべては刑罰のために造られた。
(このまま)
※火と雹、飢饉と死、 これらすべては、神の裁きの刑罰のために造られた。
シラ39:30 きばをむき出す野獣、さそり、蝮、 不信仰な者たちを滅ぼす罰の剣。
(このまま)
※きばをむき出す野獣、さそり、蝮、 不信仰な者たちを滅ぼす罰の剣。
罰の剣は神の御言葉。
シ ラ39:31 彼らは主の命令に喜んで服従し、 いざという時のため、地上で待ち構えており、 時が来ると、命令に背くことはない。
(このまま)
※その命令の言葉で、すべてが裁きのときに動き出す。
シラ39:32 わたしは初めから、以上のことを確信し、 思い巡らした後、こう書き残した。
(このまま)
※わたしは初めから、以上のことを確信し、 思い巡らした後、こう書き残した。
シラ39:33 「主の御業はすべて良く、時が来れば、 主は必要なことをすべて満たされる。」
(このまま)
※「主の御業はすべて良く、時が来れば、 主は必要なことをすべて満たされる。」
その意味が語られ、その起きるべき出来事が各地で起きるのである。
シラ39:34 「これはあれよりも悪い」と言ってはならない。 どんなものも時が来ればその良さが証明される。
(このまま)
※その預言書に記された言葉の内容の、その伝えられた謎が現実の意味と化す。
シラ39:35 さあ、心から、声高らかに賛美の歌をうたえ。 主の御名をほめたたえよ。
(このまま)
※さあ、心から、声高らかに賛美の歌をうたえ。 主の御名をほめたたえよ。