シラ書第26章、解読文章。
(シラ書26)
シ ラ26:1 良い妻を持った夫は幸福である。 彼の寿命は二倍になるだろう。
(このまま)
※良妻は夫の管理が行き届くので、健康面にも留意する。
そのために夫の寿命は二倍になるということ。
シ ラ26:2 しっかり者の妻は夫を喜ばせ、 彼は平穏無事に生涯を送る。
(このまま)
※しっかりとした妻は夫を喜ばせ、その夫は平穏無事に生涯を送ることができる。
シラ26:3 良い妻はすばらしい賜物。 主を畏れ敬う者に与えられる賜物である。
(このまま)
※良い妻はすばらしい賜物。
得ようとしてもなかなか得られない存在である。
この良妻は、主を畏れ敬う者に与えられる賜物である。
シラ26:4 その人は豊かなときも貧しいときも心楽しく、 顔つきはいつも晴れやかだ。
(このまま)
※良き妻を得た男は、豊かな時も貧しき時も心楽しく、顔つきはいつも晴れやかだ。
シ ラ26:5 わたしの心は次の三つのものに悩まされるが、 四番目のものには顔を向けるのさえ恐ろしい。 町の人たちからの中傷、烏合の衆の雑言、 誹謗、これらは死より忌まわしい。
(このまま)
※わたしの心は次の三つのものに悩まされるが、 四番目のものには顔を向けるのさえ恐ろしい。
町の人たちからの中傷、いわゆる悪口を言う口である。
烏合の衆の雑言、いわゆる寄せ集めの余計なひと言である。
誹謗する口も恐ろしきものである。
これらは死より忌まわしい。
シラ26:6 心を痛ませる悩みの種は、 夫をめぐる女どうしの嫉妬。 その舌のもたらす災いはすべての人に及ぶ。
(このまま)
※心を痛ませる悩みの種は、 夫をめぐる女どうしの嫉妬である。
その舌のもたらす災いはすべての人に及ぶ。
その口でもたらす中傷を言いふらすからである。
シラ26:7 悪妻は緩んだ牛の軛のようなもの。 彼女を制することは、さそりをつかむようなもの。
(このまま)
※悪妻は緩んだ牛の軛のようなもの。
彼女を制することは、さそりをつかむようなものである。
要するに制御の効かない愚かな行動を起こすからである。
シラ26:8 大酒を飲む妻は夫の激しい怒りを招き、 その恥知らずな行為をさらけ出す。
(このまま)
※大酒を飲む妻は夫の激しい怒りを招き、その恥知らずな行為をさらけ出す。
醜態が目につくので、どうにもならぬものである。
シ ラ26:9 身持ちの悪い女はみだらな目と、 流し目でそれと分かる。
(このまま)
※みだらな目をもつ女は、その情事を求めているので、
流し目でそれと分かる。
シラ26:10 わがままな娘は厳しく監視せよ。 自由にさせると勝手にふるまうようになる。
(このまま)
※わがままな娘は、その行動が愚かなので厳しく監視せよ。
自由にさせると勝手気ままにふるまうようになる。
わがままな女ほど、始末の悪いものはない。
シラ26:11 その恥知らずな目つきには警戒せよ。 彼女がお前を挑発しても驚くな。
(このまま)
※その恥知らずな、女の目つきには警戒せよ。
彼女がお前を挑発しても驚くな。
挑発する女ほど、その隙を窺うからである。
シラ26:12 のどの渇いた旅人が口を開けて、 どんな水でも手当たりしだいに飲むように、 男と見ればだれにでも身を任せ、 矢筒を開いて矢を入れる。
(このまま)
※のどの渇いた旅人が口を開けて、 どんな水でも手当たりしだいに飲むように、 男と見ればだれにでも身を任せ、
その武器を使っては、男を誘って罠にかけるからである。
シ ラ26:13 優しい妻は夫を喜ばせ、 彼女の賢さは夫を健やかにする。
(このまま)
※優しい妻は夫を喜ばせ、彼女の賢さは夫を健やかにする。
賢い妻ほど、その家の安泰を任せられるのである。
シラ26:14 物静かな妻は主からの賜物、 賢い妻は何ものにも比べられない。
(このまま)
※物静かな経験豊かな妻は主からの賜物、 賢い妻は何ものにも比べられない。
シラ26:15 しとやかな妻は優しさにあふれ、 彼女の慎みは計り知れないほど貴重なものだ。
(このまま)
※しとやかな妻は優しさにあふれ、 彼女の慎みは計り知れないほど貴重なものだ。
それだけ得られぬ貴重な存在になるのである。
シ ラ26:16 主のおられるいと高き天に輝く太陽のように、 よく整えられた家にいる妻は美しい。
(このまま)
※主のおられるいと高き天に輝く太陽のように、よく整えられた家にいる妻は美しい。
シラ26:17 聖なる燭台から燃え上がる光明のように、 健康な体を備えた妻の顔は美しい。
(このまま)
※聖なる燭台から燃え上がる光明のように、 健康な体を備えた妻の顔は美しい。
それだ健康に気を使う女性は、己の体を大切にするのである。
シラ26:18 銀の台座に据えられた黄金の柱のように、 強い足首を持つ均整の取れた脚は美しい。
(このまま)
※銀の台座に据えられた黄金の柱のように、 強い足首を持つ均整の取れた脚は美しい。
健康のもとは足を大切にすることが基礎である。
シラ26:19 〔子よ、若いときから健康に留意せよ。 余計なことにお前の力を費やすな。
(このまま)
※イスラエルを意味する長子に向けられた言葉である。
健康に留意することは基本である。
余計なことにお前の力を費やすな。
その余計な事をすれば、健康を損なう意味もあるからである。
シラ26:20 すべての平地を巡って、肥沃な土地を求めよ。 家を誇りとし、お前の種を蒔きつけよ。
※すべての平地を巡って、肥沃な土地を求めよ。
住みよい生活の場を求めることは基本である。
家を誇りとし、お前の種を蒔きつけよ。(その家を大切にして基礎を作ることである。)
シラ26:21 そうすれば、お前の子孫は、末永く続き、 立派な家柄を誇って大いに繁栄する。
(このまま)
※そうすれば、お前の子孫は、末永く続き、 立派な家柄を誇って大いに繁栄する。
シラ26:22 売春婦は、唾をかけられて当然であり、 人妻との浮気は死への落とし穴である。
(このまま)
※遊女と遊ぶ者は、その愚かな行為の為に痛い目に会い、不倫も主の掟にある通り、死を意味する重罪である。
シラ26:23 律法に背く者には、不信仰な妻が与えられ、 主を畏れ敬う者には、信仰深い妻が与えられる。
(このまま)
※律法に背く者には、不信仰な妻が与えられ、
主を畏れ敬う者には、信仰深い妻が与えられる。
シラ26:24 恥知らずな妻は、放縦な生活にうつつを抜かし、 慎み深い娘は、夫に対してもしとやかである。
(このまま)
※恥知らずな妻は、気まま勝手な生活にうつつを抜かし、
慎み深い娘は、夫に対してもしとやかである。
その礼儀作法をわきまえているのである。
シラ26:25 身勝手な妻は、あたかも犬のようであり、 貞節な女は、主を畏れ敬う。
(このまま)
※身勝手な妻は、吠えまくる犬のようであり、
貞節な女は、主を畏れ敬う。
シラ26:26 夫を尊敬する妻は、皆から賢い女と見られ、 夫を軽蔑する高慢な妻には、 不信仰な女だと醜聞が立つ。 良い妻を持つ夫は幸福である。 彼の寿命は二倍にもなるからである。
(このまま)
※夫を大切にし尊敬する妻は、皆から賢い女と見られ、 夫を軽蔑する高慢な妻には、 不信仰な女だと醜聞が立つ。
良い妻を持つ夫は幸福である。 彼の寿命は二倍にもなるからである。
シラ26:27 声高でおしゃべりな女は、 戦場で鳴り響く進軍ラッパのようであり、 このような女を妻にする男はだれでも、 戦争の混乱の中で生涯を送るようなものだ。〕
(このまま)
※夫が休まる暇もないのである。
シラ26:28 わたしは次の二種類の人々に心の痛みを覚えるが、 三番目の者には怒りを覚える。 貧しさゆえ、物に事欠く兵士。 思慮があるのに軽んじられる人たち。 正しい行いを捨てて罪に向かう者。 主はその者を死に至らせる。
(このまま)
※わたしは次の二種類の人々に心の痛みを覚えるが、
三番目の者には怒りを覚える。
貧しさゆえ、物に事欠く兵士。
略奪を繰り返す規律のない軍隊の兵がこれである。
その意味がわかるとしても、思慮があるのに軽んじられる人たち。
正しい行いを捨てて罪に向かう者。 主はその者を死に至らせる。
シ ラ26:29 商売人が不正を避けることは難しく、 店で商う者が罪を免れることは困難だ。
(このまま)
※商売人は、常に利を得るため不正を避けることができず、
店で商う者が罪を免れることは困難だ。
トマスの福音書でも記されている、商売人の滅びの現実である。