シラ書第20章、解読文章。
(シラ書20)
シラ20:1 とがめるのに適切でない時があり、 黙っている方が、分別を示すこともある。
(このまま)
※その意味を知り得て、他人をとがめるときは適切でない時があり、
要するに、その記された境遇にならないと意味がないのである。
じっとそれを見ていて、黙っている方が、分別を示すこともあるのだ。
シラ20:2 心の中で憤るよりは、とがめる方がよい。
(このまま)
※心の中で憤り、怒りをため込むよりは、とがめる方が気がつくので効果があるのである。
シラ20:3 過ちを自ら認める人は、恥を免れる。
(このまま)
※この意味、かつてのキリストの過ちを知り、その意味が己にあることを悟れば、それを告白して、主の許しを得るので、恥を免れるのである。
シラ20:4 情欲にかられて おとめを犯そうとする宦官のように、 力ずくで正当性を主張しようとする者がいる。
(このまま)
※当初は何も知らないで、聖書の言葉の意味も知らずに、己に起きた事実の正当性を主張しようとした。
シ ラ20:5 黙っていて、知恵ある人と見られる者もあり、 しゃべりすぎて、憎まれる者もいる。
(このまま)
※まさに記されているとおりで、その愚かな口の意味で、災いを相手に作り、憎まれた己がいる。
シラ20:6 答えられないために、黙っている者もいれば、 時をわきまえて、黙っている人もいる。
(このまま)
※その意味を知らないために、答えることができず、黙っている者もいれば、
時をわきまえて、黙っている人もいる。
その無言の耐えるべき時間があった意味である。
シラ20:7 知恵ある人は、時が来るまで口をつぐむ。 ほら吹きと無分別な者は、 時をかまわず、しゃべりまくる。
(このまま)
※その聖霊の遭遇から、30年近くはその意味を口にせず耐えたものである。
偽りを言う者と無分別な者は、時を構わず、喋りまくるので、その偽りが暴露される。
シ ラ20:8 口数の多い者は、嫌われ、 他人の話を奪う者は、憎まれる。 〔とがめられて改めるのは、なんと立派なことか。 お前は故意に罪を犯さなくても済む。〕
(このまま)
※口数の多い者は、嫌われ、 他人の話を奪う者は、憎まれる。
要するにその意味を知らずに、キリストのことを語る意味は憎まれる。
とがめられて改めるのは、なんと立派なことか。
その咎めの意味を知り、己の立場をわきまえて改めることは、なんと立派なことかと主が言われている。
お前は故意に罪を犯さなくても済む。
要するに、罪を犯すことを心から控えるので、己の救いとなる。
シラ20:9 不幸な目に遭って、幸せを見つける人もいれば、 思わぬ幸運に巡り会って、損をする者もいる。
(このまま)
※不幸なくらいみじめな状況にありながら、その意味を悟り、幸せな心になり、
思わぬ幸運に巡り合っても、その役目が厳しい意味を持つので損と思う時もあるのだ。
シラ20:10 送り主に何の利益にもならない贈り物もあれば、 二倍になってお返しが来る贈り物もある。
(このまま)
※その苦労の意味は、主が報われる意味を持つことを知り得ると、考えることも多い。
シラ20:11 名誉を求めて、恥を受けることもあれば、 身分の卑しい人が一躍頭角を現す例もある。
(このまま)
※名誉を求めると、恥を負う意味であることもあり、
身分の卑しいみじめな者が頭角を現すこともある。
シラ20:12 わずかな金で多くの物を買い、 後で、七倍も支払う者がいる。
(このまま)
※僅かな金で多くの物を買ったとしても、
後になれば、七倍にもなる支払いをする者がある。
シラ20:13 知恵ある人は、言葉が少なくても慕われるが、 愚か者は無駄なお世辞を振りまく。
(このまま)
※知恵ある人は、言葉が少なくても慕われるが、愚かな者は無駄なお世辞を言っては落ちてゆく。
シラ20:14 分別のない者からの贈り物は、 お前に何の利益ももたらさない。 〔けちな人間がしぶしぶする贈り物も同様である。〕 彼は、自分が贈った物より更に多くのものを 期待しているのだから。
(このまま)
※分別のない者からの贈り物は、 お前に何の利益ももたらさない。
よくわかっていないので、その贈り物も水の泡なのである。
けちな人間がしぶしぶする贈り物も同様である。
彼は、自分が贈った物より更に多くのものを 期待しているのだから。
その見返りを求めていることが分かるので、無様なのである。
シラ20:15 彼は、わずかな物を贈って、多くの小言を言い、 町の触れ役のように、その口を開く。 彼は、今日貸し付けて、明日はその返却を迫る。 こういう者こそ、憎むべき人間だ。
(このまま)
シラ20:16 愚か者は言う。「わたしには友がない。 親切にしたのに、何のお礼もしてくれない」と。 愚か者のパンを食べる者は、彼の悪口を言い、
(このまま)
※愚か者は言う。「わたしには友がない。 親切にしたのに、何のお礼もしてくれない」と。
要するに、愚かな者は記されている掟の意味を知らないので、
わたしに親切にしたと思っても、不信仰な者には施すなとあるので、食事さえ与える意味は控えるわたしがいる。
愚かな時の食事の提供があったとしても、その後にわたしの悪口を言っている事実があるのである。
シラ20:17 なんと多くの人々が、 しばしば、彼をあざけり笑っていることか。 〔彼は自分の物を正しい心で扱わず、 他人の物も自分の物と区別しないのだから。〕
(このまま)
※その意味を隠して、悟られぬようにふるまっているので、
多くの人々が、 しばしば、わたしをあざけっている。
そして笑っているのである。
「彼は自分の物を正しい心で扱わず、 他人の物も自分の物と区別しないのだから」
この意味、その意味をきちんと把握する前のことである。
他人に置かれた立場も、完全に理解してないので過ちが起きたのである。
シ ラ20:18 口を滑らすよりは、道で滑る方がましだ。 口を滑らして、悪人は速やかに没落する。
(このまま)
※口を滑らすよりは、道で滑る方がましである。
口を滑らして、悪人は速やかに没落する。
その口がもたらした後の禍は凄まじい意味なので、その意味を悟れば、畏れを感じるのである。
シラ20:19 不作法な人間は、場違いの話のようなもの、 教養のない人間が、絶えずそれを口にする。
(このまま)
※礼儀知らずの者は、場違いの話のようなものである。
その意味を悟らぬので、罪なる言葉を繰り返すので、
教養のない人間が、絶えずそれを口にしてしまう。
シラ20:20 愚か者が語る格言は、何の反応も得られない。 彼は、時をわきまえずそれを口にするのだから。
(このまま)
※愚かな者が語る格言のような言葉は、何の反応も得られない。
彼は、時をわきまえずそれを口にするのだから。
シラ20:21 貧しさゆえに、罪を犯さないで済む人もいる。 仕事を終えて休むとき、 彼は良心に責められることは何もない。
(このまま)
※貧しさゆえに、罪を犯さないで済む人もいる。
要するに、与えられた貧困が罪から遠ざかる意味を持つのである。
仕事を終えて休むとき、 彼は良心に責められることは何もない。
シラ20:22 世間体を気にして、身を滅ぼし、 無分別な者に気を遣って、身を滅ぼす者もいる。
(このまま)
※世間体を気にして、身を滅ぼしてしまい、
無分別(物分かりの悪い)な者に気を遣って、身を滅ぼす者もいる。
それだけ、その意味に気を使い、疲れるのである。
シラ20:23 恥をかきたくないために、無理な約束をし、 いたずらに友を敵に回す者もいる。
(このまま)
シラ20:24 うそは、人間にとって醜い汚点、 教養のない人間は、絶えずそれを口にする。
(このまま)
※偽りは、人間にとって醜い汚点であり、
教養のない愚かな人間は、絶えずそれを口にする。
その意味ある言葉が解らないので、その罪なる言葉を繰り返す。
シ ラ20:25 絶えずうそをつく者よりも、盗人の方がましだ。 だが、両者とも、最後には破滅に至る。
(このまま)
シラ20:26 うそつきの性癖は、恥をもたらし、 その汚名は、いつまでも付きまとう。
(このまま)
※結局、偽りで固めた意味は、その恥をもたらす。
その汚名は、いつまでも付きまとう。
語り尽くされるのである。
シラ20:27 知恵ある人は、小さなきっかけで出世する。 思慮深い人は、上に立つ人の好意を受ける。
(このまま)
※知恵ある人は、小さなきっかけで出世する。
思慮深い人は、上に立つ人の好意を受ける。
上に立つ人、王の意味である。
シラ20:28 土地を耕す者は、収穫物を積み上げ、 上に立つ人の好意を受ける者は、 その不正を償ってもらえる。
(このまま)
※土地を耕す者は、収穫物を積み上げ、
その土地でとられた作物を届けるので、
上に立つ人の好意を受ける者は、 その不正を償ってもらえる。
シラ20:29 接待や贈り物は、知恵ある人の目をもくらまし、 口にはませた猿ぐつわのように、批判を封じる。
(このまま)
※接待や贈り物は、知恵ある者の目をくらまし、
その口から出る言葉を封じるので批判の言葉を止めるのである。
シラ20:30 隠された知恵とうずもれた宝、 それが何の役に立つのか。
(このまま)
※隠された知恵の言葉と、うずもれた宝、これの意味は何の役に立つか。
それほど、空なる意味を持つのである。
シラ20:31 自分の知恵を隠す人よりは、 自分の愚かさを隠す人の方がましだ。
(このまま)
※自分の知恵を隠す人よりは、
自分の愚かさを隠す人の方がましだ。
自分の愚かさを知り得ているので、それを隠して意味があるのである。
シラ20:32 〔粘り強い忍耐をもって主を求める人は、 主人を持たず、自分で生活を律する人にまさる。〕
(このまま)
※いかに苦しくとも、
粘り強い忍耐をもって主を求める人は、
主人を持たず、自分で生活を律する人にまさる。
要するに、主なる神に飼われている状況であり、
神のも言葉に従い、生活を律している意味を悟るのである。