表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/62

シラ書第19章、解読文章。

(シラ書19)

シラ19:1 酒におぼれる労働者は、金持ちにはならない。 小さな事を軽んじる者は、次第に落ちぶれる。

(このまま)

※何も知らぬころは、酒におぼれてしまい仕事は料理人をしていたが、金の出費は激しく、小さなことを軽んじたため、わたしはどんどん落ちぶれていった。


シ ラ19:2 酒と女は、聡明な人の思慮を奪い、 娼婦におぼれる者は、 ますます向こう見ずな人間となる。

(このまま)

※酒に走り、挙句に女に走り、その聡明な意識を持っていた自分の思慮を奪い、

 その後に、娼婦に入れ込み、溺れたわたしはますます向こう見ずな人間となり、その意味に泥を塗った。


シラ19:3 腐敗と蛆虫こそ、彼が受け取る分け前、 歯止めのきかない心は、彼を破滅に導く。

(このまま)

※腐敗と蛆虫と表現されるように、その意味合いは汚れたものだった。

 歯止めの利かない欲望は、わたしの心を狂わせ、本来ある意味さえも逸脱していた。そしてその行いは破滅へと導いてゆく。


シラ19:4 すぐに人を信じる者は、心が浅はかであり、 罪を犯す者は、自分自身を損なう。

(このまま)

※すぐに人を信じてしまうわたしは、失敗も多く、その心が浅はかであり、

 罪を犯す者は、自分自身を損なうだけであった。


シラ19:5 悪を楽しむ者は、罰を受け、 〔享楽に背を向ける人は、その人生を輝かしくする。

(このまま)

※悪の行動を楽しむ者は、罰を受け、

 その愚かな人生に気が付き、享楽に背を向けて生きる者は、その人生を輝かせることになる。


シラ19:6 口を慎む人は、平穏に暮らす。〕 無駄口を嫌う人は、心の負担が軽くなる。

(このまま)

※この言葉を記すだけで、その口を慎むことを学ぶ者は、平穏に暮らす。

 無駄口はその意味に何が起きるかを悟らない頃は、浅はかで、その罪を感じると心の負担が軽くなる。


シラ19:7 うわさ話は繰り返すな。 お前が損をすることは決してない。

(このまま)

※うわさ話は繰り返してはならない。

 お前が損をすることは決してないとあるので、言葉は控えるべきと。


シラ19:8 友人について、また敵について、何も語るな。 罪とならないかぎり、人の秘密を明かすな。

(このまま)

※友人、また敵については、何も語るな。

 その伝える言葉で、これだけはタブーであるという教え。

 罪とならないかぎり、人の秘密を明かすな。

 必ず他人にも、知られたくない内緒話がある。

 それを守る者は意味を悟る。


シラ19:9 さもないと、お前の話を聞いた人は、警戒し、 遅かれ早かれ、お前を憎むようになる。

(このまま)

※さもないと、お前の話を聞いた人は、警戒し、

 その話した意味が、現実で恐ろしき意味であるので、

 遅かれ早かれ、お前を憎むようになる。


シラ19:10 うわさを聞いたら、腹の中に納めておけ。 安心せよ、それがお前を引き裂くことはない。

(このまま)

※うわさを聞いたら、腹の中に納めておけ。

 そのうわさ話を耳に入れたとしても、その心に留めておくことが肝要。

 安心せよ、それがお前を引き裂くことはない。

 こうあるように、余計なひと言が罪を作るのである。


シラ19:11 愚か者は、秘密を抱えるとひどく苦しむ。 子を産む女が苦しむように。

(このまま)

※愚か者は、秘密を抱えるとひどく苦しむ。

 愚かな者は、その秘密を聞くとそれを心に留め、黙っていることができない。

 その話を、つい口から出してしまうのである。


シラ19:12 太腿の肉に突き刺さった矢のように、 うわさ話は愚か者の腹の中に食い込んでいく。

(このまま)

※うわさ話は、愚かなる者のうちで広がる。

 その真意を悟らぬために、その口が災いになる。


シラ19:13 うわさの渦中の友人には、問いただせ。 彼は何もしていなかったのかもしれない。 何かしていても、二度とはしなくなるだろう。

(このまま)

※うわさの渦中の友人には、問いただせ。

 これは主が命じる子へのアドバイスの言葉である。

 問いただすことで、その意味が重要と悟れば、二度とその口をもって語らぬだろう。


シラ19:14 うわさの渦中の隣人には、問いただせ。 彼は何も言わなかったのかもしれない。 何か言っていても、二度とは言わないだろう。

(このまま)

※何か言っていたとしても、忠告で言わなくなる。


シラ19:15 うわさの渦中の友人には、問いただせ。 しばしば中傷にすぎないから。 うわさは一切信じるな。

(このまま)

※友人の言葉の過ちも、しばし中傷にすぎない意味であるので、うわさは信じるようではいけない。


シ ラ19:16 うっかり口を滑らすこともある。 舌先で罪を犯さない者がいるだろうか。

(このまま)

※うっかり口を滑らすこともある。

 言いたくなるのは人の常なのだ。

 舌先で罪を犯さない者がいるだろうか。


シラ19:17 うわさの渦中の隣人を脅さず、問いただせ。 その後は、いと高き方の律法に任せよ。

(このまま)

※うわさに渦中の隣人は脅さずに、問いただせ。

 その後は、いと高き主の存在に任せるのがよい。


シラ19:18 〔主を畏れることは、 主に受け入れられることの初めであり、 人は、知恵によって主から愛を授かる。

(このまま)

※主を畏れることは、 主に受け入れられることの初めであり、 人は、知恵によって主から愛を授かる。

 主を畏れることも、大事な学びの要素である。


シラ19:19 主の掟を知ることは、命の教訓を得ること。 主に喜ばれることを行う人は、 不死の木の実を楽しみ味わう。〕

(このまま)

※主の掟を知ることは、命の教訓を得ることになる。

 主に喜ばれることを行う人は、 不死の木の実を楽しみ味わう。

 命を落とす心配がないという意味。


シ ラ19:20 すべての知恵は、主を畏れることにある。 すべての知恵には、律法の実践が伴い、 〔また、主の全能についての知識が伴う。

(このまま)

※すべての知恵は、主を畏れることにある。

 すべての知恵には、律法の実践が伴い、

 また、主の全能についての知識が伴う。

 

シラ19:21 召し使いが主人に、 「いやです、その仕事はできません」と言い、 後でそれをやり遂げたとしても、 自分の雇い主を怒らすだけである。〕

(このまま)

※召し使いが主人に、 「いやです、その仕事はできません」と言い、

 後でそれをやり遂げたとしても、 自分の雇い主を怒らすだけである。〕

 やり始めたら逃れる意味はないのである。


シラ19:22 悪にたけることは、知恵ではない。 罪人の忠告に従うことは、賢明ではない。

(このまま)

※悪にたけることは、知恵ではない。

 罪人の忠告に従うことは、賢明ではない。


シラ19:23 ずる賢い嫌な者もいれば、 無知で分別のない者もいる。

(このまま)

※これは実際の経験であるのだが、

 ずる賢い嫌な者もいれば、

 全く無知で分別を知らぬ者もいるのである。


シラ19:24 理解する力では劣っていても、主を畏れる人は、 思慮に富んでいながら律法を犯す者にまさる。

(このまま)

※理解する力では劣っていても、主を畏れる人は、 思慮に富んでいながら律法を犯す者にまさる。

 律法を犯せば、それなりに考えることが多いのである。


シラ19:25 巧妙なずる賢さ、これは不法行為である。 自分の正当性を示すために、 あれこれこじつける者もいる。 〔裁判で正義を打ち立てようとする知者もいる。〕

※巧妙なずる賢さ、これは不法行為である。

 自分の正当性を示すために、 あれこれこじつける者もいる。

 裁判で正義を打ち立てようとする知者もいるのである。


シラ19:26 ならず者が黒の喪服を着て身をかがめても、 その心の中は、欺きに満ちている。

(このまま)

※ならず者が黒の喪服を着て身をかがめても、

 その心の中は、欺きに満ちている。

 悪が黒服を着ているのと同様である。


シラ19:27 彼は顔をうつむけ、聞こえぬ振りをしているが、 だれも気づかなければ、お前を出し抜く。

(このまま)

※彼は顔をうつむけ、聞こえぬ振りをしているが、 だれも気づかなければ、お前を出し抜く。

 それだけ油断の出来ない相手もおると悟らねばならない。


シラ19:28 今は、力がないので、罪を犯さずにいるが、 折あらば、悪事を働く。

(このまま)

※今は、力がないので、罪を犯さずにいるのだけれども、折あらば、悪事を働こうとする。


シラ19:29 人は、会ってみれば分かる。 賢い人は、顔を合わせてみればすぐ分かる。

(このまま)

※それだけ、顔を合わせてみれば、それだけ表情などで、その真意が見抜ける。


シラ19:30 身なりや笑うときの口の開け方、 また、その歩きぶりは、その人の人柄を示す。

(このまま)

※身なり、その着ている服で見分ける。

 笑うときの口の開け方、口が曲がれば悪意がある。

 また、その歩きぶりは、その人の人柄を示すものである。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ