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第1話

獅童家TOPの名前が決まった為、少し更新しました。 3/6

一分内容とルビ表示を変更しました。 4/18

此処ここは、獅童家別邸、獅童仁の妻。アーシャー・マリーン・獅童の部屋。


夫の仁が、妻のアーシャーを訪ねてくる。


「アーシャー、今、ちょっといいか?」


「はい、あなた、大丈夫ですよ。」


「先程、担当医に、呼び出されてな。お前の病気の事を聞いてきた。話すけど平気か?」


「はい。あなたのその顔で大体はさっしが付きますけど、どうぞ、お話になって…っゴホッゴホッゲホッ。」


仁は、アーシャーの背中を撫でながら話を再開する。


「お前の病気は、国の難病に指定されているたぐいのものらしい、此処、嵯玖羅威学園さくらいがくえんの医者は優秀だ、そんな医者ですらも、お前の病気は、完治させることが出来ないと言われた。私としては、お前に生きててほしので、なるべく長く生きれるよう努めてくれと、医者を説得してきた。医者は、延命のみであれば出来る限りやりますとの事だった。この事を私の父、獅子織ししお会長に言うがいいかい??」


「…やはり。そうでしたか。私の病気はそんなに重かったんですね。私の産んだ、子供達の成長が、見られなくなるのは悲しいですが。仕方ないですね。会長への報告は自然かと存じますわ。私は、このような身、いつ縁を切られても仕方ないですわ。」


そう妻が言う、その顔は、悲しそうにしか見えなかった。


「会長の返事は、後日伝えるよ。ゆっくり休んで。」


「はい。あなた。」


「おやすみ。」


そう言い、ひたいにキスをし、部屋を出る。


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