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転移者と英雄候補  作者: 白雲
3/3

緩やかな変化

晩御飯だけが思い付かなかった

あるいて15分程でいつも利用しているスーパーに着いた。

流石に今から買い物をして帰って料理をするのも面倒なのでお手軽なお惣菜とおにぎりを今日の昼食にすると決めて晩ご飯は何にしようかと店内を回ることにした。


買い物を一通り済ませのんびりと歩きながらに帰路についた、今日は平日ということもあって道には人が少なく今通ってる道は自分以外いない、たまに車が通るがそれだけだ、ぼーっとしながら晩御飯を何時に食べようかとのんびり考えていた。


家に着き買ったものを冷蔵庫にしまい、昼ごはんのために買ったお握りと鮭の塩焼きとインスタントの味噌汁とサラダを食べていた。


「ん?」

食後のデザート代わりにリンゴをかじっている時にじわじわと頭痛がすることに気が付き少しだけ億劫になった。

念の為に薬を飲み、部屋の片付けやネットでの調べ物、動画などを見つつ夜ご飯の準備を少しづつし始めた、夜ご飯はオムライスに決定した。


調理をしている間も昼間から感じていた頭痛が引かずむしろ悪化していた、食べ終わったら薬を飲んで寝てしまおうと考えていたがどんどん酷くなる一方だった。

出来上がったのは良いものの頭痛が酷くなりすぎて先に寝ることにしてラップを掛け冷蔵庫に仕舞いペッドに使うとした時にはまともに歩けなくなっていた、思わず倒れ頭を掻きむしっていた不意に夢に出てきたあの少女の声が聞こえた。

『おいで』

彼は意識を失った。


彼がこの世界を去った瞬間であった。

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