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センソウ  作者: quark hound
3/13

No.3

利己的な部分もあるが、彼女はあまり良い境遇に置かれているとは言えない。何より彼女に恋をしている僕は、当然の欲求として彼女の力になりたいと思った訳で、電話で会話を交わした翌日以来、この幼い少女の世話をすると共に、彼女の負担を少しでも軽減したくて、夜に建設現場のアルバイトをしている。彼女の妹の世話で特に困ったことは、今のところ無い。僕は昔からよく年下の子どもたちに懐かれていたので、どちらかというと子どもの扱いには慣れている方だと思う。ただ、実は僕は、子どもが苦手だ。幼ければ幼いほど苦手だ。でも邪険にすることはなく、むしろ子どもが喜びそうなことをいつもしてあげていた。そんな僕の様子を見てきた大人たちも友人たちも、僕が子ども好きだと思っている。客観的にはそう見えるということは僕も承知しているところではあるが、僕の心情としては、単に子どもの機嫌を損ねて愚図られるのが面倒くさかっただけなのだ。今回は、好きな人に頼まれたから請け負っただけで、幼女のお守りをすることには気が進まなかった。だけど、数ヶ月もの間、頻繁に会っているからか、それとも幼い割にしっかりしていて、手間がかからないからか、あるいは彼女に似て可愛いからなのかは分からないが、この子に対してはいつの間にか苦手意識が働かなくなった。むしろ僕は、この子とのお喋りやお遊びに、癒しすら感じている。

Before

(流石にお金をポンと渡すと恩着せがましいので、何かにつけて差し入れやプレゼントを渡してきた。もしかして、これも恩着せがましい行為なのだろうか……。)

After

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