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センソウ  作者: quark hound
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No.2

この幼い少女とは、数ヶ月前に知り合った。事の発端は、僕が好きな人に想いを告げるために、高校からの帰宅後、勇気を出して電話をかけたことにある。電話をかけたまでは良かったのだが、あと一歩というところで勇気を絞り出せず、ただただ世間話を繰り広げていたところ、話の流れで、彼女に「妹のお守りをしてほしい」と言われ、渋々お守りをするようになったのだ。

僕に妹の世話を頼んだ理由は、彼女が言うには、唯一の特技であるダンスを高校卒業後の職としたい。そのために全国大会で優勝して、スポンサーを付けなければいけない。でも母親が病死し、父親が短期出張で国外へ行ったきり音信不通となった今では、学校とアルバイト、家事や妹の世話などでダンススクールに通ってはいられない。でも高校を卒業して普通に就職するよりも、不安定ながらより稼げるだろう芸能界での活躍に賭けてみたい。何より夢を諦めたくはない。という事情があるということだった。

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