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小説を書こう!  作者: 小説家の集まり
第五回 テーマ:不公平
20/25

テーマ:不公平 『チャンス』 作者:ムーギネーター

締め切り:7月26日(火)


文字数制限:特に指定無し


条件1:ハッピーエンドのみ


条件2:くっさくさのキザな台詞を入れる事。


※この企画は誰でも参加出来ます。


もし『自分も参加したい』と言う場合には企画主催者である『月影舞月』さんにメッセージかコメントをお願いします。

 放課後の教室―――


「ハァ……」


 机を右手の指で叩きつつ左手で頬杖を撞きながら、1人の青年が不満そうに溜息を吐く。外は夏特有の澄み切った青空が広がっているが、彼の心はそれとは対極である事を暗に示していた。


「どうした?」


 そんな彼の様子を見て、隣の席に座っていた友人が話し掛けた。青年はああ、と頷くと顔をそちらへ向けて話し始めた。


「別に大した事じゃないよ。只、不公平だな……って思ってさ」

「? 何が?」


 不意に青年の口を突いて出た言葉に、友人は怪訝な顔をする。青年はそれに対して指をある方向に指し、心底不満気に続ける。


「何でアイツに彼女が出来たのかなって」

「ああ、アイツか。確かに何か納得行かないよな」


 青年が指差した先にいたのは1人の人物。そこそこの容姿でしかないその人物は2人の友人で、先日めでたく彼女をゲットした幸運な人物でもあった。


「アレか? キザな台詞でも言ったのかな? 『君に会う為に、僕は生きて来た』とかさ」

「流石にそれは無いだろ……って言うかそれ、寧ろドン引きされるだけだぞ」


 友人の突っ込みに「だよな……」と呟くと、青年は机に突っ伏した。向こうでは彼女持ちの幸運男ラッキーボーイが彼女と何か楽しげに話していたが、世の不公平さに打ちのめされた青年には彼に「爆発しろ」と呪う気力さえ残っていなかった。


 と。


「あ、いたいた」


 そんな2人の背後から声と駆け寄って来る足音が聞こえる。


「ねえねえ、今度の休み暇?」

「ん……暇だけど……」

「俺も暇だよ」


 話し掛けて来たのは1人の少女。2人と仲が良く女子グループの中心人物でもある少女は、何時も通りの笑顔の似合う明るい表情で2人に問い掛けて来た。


 そして―――


「良かったあ。あのさ、今度の休みに私達と一緒に海に行かない? 来る予定だった子が何人か夏風邪でダウンしちゃってさ―――」


 少女からの誘いに2人が即答したのは言うまでもあるまい。


 この後2人は漏れなく彼女をゲットする事になるのだが、その経緯については取り立てて書く事も無いので省くとしよう。

うーむ……やっぱり難しかった……


駄文ですが、宜しければ感想・御指摘お願いします!

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