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白の冒険~夜を切り裂く~R15版(下書き)  作者: エドきちザリッパー
7/11

狐と白の自己紹介

舞台はまだ黄金の稲穂

「友達になりんしたし、自己紹介と言うのはどうでありんしょう?」


「いいわね!」


私は友達第一号の提案をもろ手を挙げて喜んだ。




「では、わっちからでありんす」




名前は、クラコ・ツチミカド。一つ上の11歳。


妖術使いだが、さっきの大技には魔術も混じっているそうだ。


尻尾を媒介として、術を使うのは変わらないらしい。後でヘイに教えて貰おうっと。




「次は、私だね!名前はシロ。こっちの黒いのがヘイ、私の親みたいな人だよ」




「シロでありんすか。いい名前でありんす。その白い絹のような髪にピッタリでありんすえ」




「ふふふ、ありがとね。クラコほめ過ぎ」




私は、頬が熱くなるのを感じた。




そこで、ヘイは爆弾を落とした。




「クラコ様




「クラコでいいでありんすえ」




「では、クラコは、十二尾狐(クロックテイルフォックス)だよね?」




「何それ?ヘ




「なんで、知っているんでありんすか?!


これは、始祖様しか知らないはずでありんすのに!!」




「私の方が階梯が上だと言えば、分かるかな?」




「…」




クラコの顔が青ざめていく。


そこへシロが




「ちょっと、ヘイ。


私の友達に変なこと、吹き込まないで。


ごめんなさい、クラコ。


ヘイ、意味不明な所があるから」




笑顔で言うシロを見て、クラコの肌は血が引きすぎて、真っ青になり倒れた。

なりたてほやほやの友達

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