表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白の冒険~夜を切り裂く~R15版(下書き)  作者: エドきちザリッパー
2/11

プロローグ2

大きな宿屋に入る時、私は気後れした。まるで違う世界のようであったからだ。




エントランスの天井には、巨大なシャンデリラが煌めいていた。カウンターには、受付嬢が待機している。床を歩くと、私の裸足を柔らかく包んでくれる。




黒い人が手を放し、カウンターに行こうとする。私は、なんだか怖くなって後を追う。それに気づいた彼は、また手を繋いでくれた。






ぐる~






私の腹の音だった。




「もう夕餉の時間ですね」




彼は、そう言うと受付嬢に硬貨を数枚渡すと鍵を貰っていた。




食堂に着くと、黒い人は、手を挙げて指を鳴らした。


すると、男の人が近づいてきた。ウェイターだろう。


彼は、健康に良いもので味が美味しいものを、と言った。


出て来たのは、粥だった。七草粥と言うそうだ。


最初は、おずおずと食べていたが最後は腹が膨らむまで食べてしまった。




うとうとしていると。彼が私を抱き背中をポンポンした。


微睡みの中に、私は落ちて行った。

ひと段落かな?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ