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白の冒険~夜を切り裂く~R15版(下書き)  作者: エドきちザリッパー
10/11

ルナーリア

パンパンパン!


ヘイが両手を叩きながら、軽快な音を鳴らせる。




「風呂に向かいますよ!


二人とも、行きますよ。」




シロとクラコの手をつないで、ゆっくりと整備された山道を登って行く。




「西日が眩しいですね。」


「そうだね!ヘイ」


「そうでありんすね~」




シロとクラコは、これまでにどんな鍛錬方法をしたのか、話し合っていた。


そこで、初期の魔力操作の鍛錬の話になり、道中行っていた。


それは、ヘイの魔力を流され、それを押し返すものや。


魔力に同調し、自らの魔力に還元するといったものである。




「この道、魔獣が良く出るんでありんすが…」


「大丈夫です。私の技をくらって生き残れる生物は、片手で足ります。」


「それって、さっきの七転八倒ってヤツ?」


「that's right」


「え?え?なんて?」「なんてありんしょう?」


「その通り、と言う意味です。


着きましたよ。


王族専用露天風呂」




三人は、暖簾を上げて入った。


その暖簾には、獅子の絵が刺繍され、地面に付きそうなぐらい長かった。




服を脱いだ後。


三人とも髪を纏めて、かけ湯をしてから太陽が沈む前に、風呂に入った。


シロとクラコがお互いを讃え会いながら、次の戦いが楽しみだと言っていた。


そんな、二人を眺めながらヘイは、湯舟から上がった。


先に髪と身体、最後に肌のお手入れがあるからだ。




ヘイ自身は、肌の手入れは面倒なのだが、ある存在によって、やる様に契約させられている。


今夜は、満月。


その存在が顕現する日だ。




「満月かー」


「どうしたでありんすか?」


「いや~なんて説明したらいいのか、考えてる」


「なんの話でありんすか?」


「まあ、見たら分かるか。


ヘイのところに行こう」




二人がヘイの居た所に行くと知らない人が居た。


銀髪に青と赤のオッドアイ。


しかも、彼女が瞬きすると左右のオッドアイの色が入れ替わる。


銀髪には、黄金の光が生まれ漂う。




「誰でありんすか?」


「私も分からない。


名乗られたことないから。


ヘイと共生してるらしいよ」




美の女神様は、綺麗でありながら身近に感じる声で、




「ルナーリアと申します。


言いにくければ、ルナと」




クラコは、大きな胸を見て一言。




「反則級でありんすね」


「Gは、あるわね」




【星浄なる月の領域が展開されました。


黄金領域に浸食、、、確認。


二つの領域は、星浄なる黄金月の領域となりました】

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