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二度目の人生、色々普通じゃないらしい。  作者: 日菜月
第一章 高潔なる一族の三男坊
8/14

6.

早速1時間遅れたーーー!

ごめんなさいm(_ _)m

「なんだ、玲於も美雨も知らなかったのか。」


 翌日。

 いつものように庭で広斗兄様から【言ノ葉術】について教えて貰った後に縁側に腰掛けながら、母様と父様の話をすると、そんな言葉が返ってきた。


「兄様は知ってたんですか?」

「うん。家族の中では周知の事実だから、てっきり二人も知ってるものだと思ってた。」


 「知ってたなら教えて欲しかったです……!」と言ってむくれる美雨に兄様はごめんごめんと言って苦笑した。


「兄様はなんで知ったんですか?」

「俺の時は確か普通に年齢より若く見えるのが不思議で聞いてみたら普通に教えてくれたよ。」


 普通に聞くだけでよかったんじゃないか。とでも思ったのか、美雨は深くため息をついた。


「結局無駄な努力だったってことか……」

「でも、美雨は知識を得た。全くの無駄っていうわけでは無いと思うよ。」


 そういった時だった。広斗兄様が急に立ち上がり、玄関の方を見た。


「……玄関が騒がしいな。来客か?」


 広斗兄様の言葉に耳を澄ませると、確かに言い争うような声が聞こえた。


「兄様、行ってみましょう。」

「ああ。」

「えっ…わ、私も行く!」


 縁側から家の中に入り、玄関の方に行くと、燃えるような赤い髪を持つ青年が美冬義姉様(ねえさま)と言い争っているようだった。


「美冬、どうした?」

「広斗…それが……」


 広斗兄様が美冬義姉様(ねえさま)に声をかけた。

 本当に何事だろう、と、首を傾げる。


「もういい!貴様じゃ埒があかん!」

「おい!」


 青年は広斗兄様の制止を無視して勝手に中に入り、「柳永!柳永はいるか!?」と物凄い剣幕で声を上げ始めた。

 それだけでは飽き足らず、ずんずんと無遠慮に家の奥まで入っていく。


「お待ちください!何があったのですか、()(れん)殿。貴方ともあろう者がなにゆえ…それほどまでに取り乱しておられるのですか。」

「お前には用はないぞ、白羽!!柳永を出せ!」

「紅蓮殿!」

「柳永はここにいる。話を聞くから落ち着け、紅蓮。」

「柳永……!」


 赤髪の青年は父様の姿を見た途端、ほっとしたような表情を浮かべた。しかし、それもほんの一瞬。すぐに焦燥感を顕にする。


「王が…アーサー王が……!」

「アーサー王がどうかしたのか?」

「王が、呪詛にやられたのだ……!お前の力が必要なんだ、柳永。助けてくれ……!」

「事情を聞かせろ。まずはそこからだ。」

「同席してもよろしいですか?」

「……柳永の子倅か…構わん。好きにしろ。」

「では私はお茶を用意致しますね。美冬さん、手伝って頂けないかしら?」

「は、はい。分かりました。」


 父様と兄様、青年が客間に行き、母様と美冬義姉様(ねえさま)が台所へお茶の用意に行ったのを見届ける。俺は関わることは無いと思い、その場を離れようとした。が、そうは問屋が卸さなかった。


 がしっと腕を掴まれ、振り向くと、キラキラと瞳を輝かせる美雨。


「……え?」

「どこ行くの?聞くでしょ?父様達の話。」


 手を振りほどこうとするも、美雨の握力が強くて出来ない。


「聞くって?嫌な予感しかしないんだけど……」

「勿論!客間の隣の仏間で聞くのよ。決まってるでしょ?」

「えぇ……」


 ……また巻き込まれた。




 ●




「昨日のことだ。

 領主や貴族からの陳情書に王自ら目を通されていた時、陳情書の山の中に何やら怪しげな黒い封書が紛れていたのだ。」


 という話を母様の膝の上で聞く。

 え?盗み聞き計画はどうなったかって?結局、母様に見つかってしまったのだ。

 まずいと思ったのだが、丁度紹介する良い機会だから、あなた達もいらっしゃいと母様に言われて同席できることになった。寛容な母様で助かった……と思ったのも束の間。

 罰と言わんばかりに母様の膝の上に乗せられてしまった。

 美雨は父様の膝の上でご満悦の様子だが、俺は違う。前世の記憶を持っているのだ。一時忘れていたとはいえ、精神年齢うん十歳なのだ。見た目は完全にショタだが、きついものはきつい。

 勿論、最初の方に抗議したのだが、


「母様…!恥ずかしいのでおろしてください。」

「駄目よ。それでは、罰にならないでしょう。それに、最近甘えてくれなくて母様は寂しかったのよ?」


 と、にっこり笑って返されてしまったので何も言えなくなってしまった。


 ちなみに、この場には仕事でいない鏡花姉様と水月姉様、忍びの拠点にいる千歳兄様を除く、家にいる家族全員が揃っていた。


「俺はそんな怪しげなものは読むなと諌言したのだが、王は変な気配はしないからそんなに心配するなと笑って封書を開けてしまった。」


 彼は紅蓮という名の龍で父様の昔の知り合いらしい。

 隣国のエルグラシア王国の国王との契約により、国を守護している守護龍で人に化けられる高位の龍なのだそう。


「その封書に呪詛が?」

「いや、違う。封書そのものには何もおかしなところは無かったのだ。

 しかし、封書を開けた時に術者に何らかの合図が発せられたようで妙な感じがした。

 王が倒れられたのは、そのすぐ後。陳情書の件で伯爵家の子息と執務室にて謁見した時だ。突然苦しみだしたのだ。

 よもや毒を盛られたかとも思ったが、直前には何も口にしていない。どうしたことかと思ったら、傍に控えていた王妹殿下が悲鳴をあげられ、その視線の先には窓の外からこちらを見つめる薄気味悪い鳥がいた。

 その鳥は、ガラス窓を割って中に入ってきてこう言った。『王よ、罪深きお前に私が制裁を加えてやる。地獄の苦しみを味わいながら、死ぬがいい。』とな。

 鳥は不気味に一声鳴くと、そのまま消えた。

 俺や王妃様、王妹殿下は解呪を試みたが、強力で複雑なその呪いは解ける気配がなく、術者を探し出して殺そうとしたが、それは難しい。だから、仕方なくお前を頼ることにしたのだ。」


 話を聞いて、父様は少し考えてから大きく息を吐き出した。


「来てくれて正解だったよ。恐らく、【禁忌の呪い】の中でも複雑で厄介な類のものだろう。無理に解こうとしたならば、きっともっと厄介なことになっていたと思う。」


 それを聞き、紅蓮さんは「そうか。」と短く言った後、父様に向き直って頭を下げた。


「柳永、頼む。お前の力が必要なんだ。王を……アーサーを助けてくれ。」

「そんなに頭を下げずとも、お前がどれだけアーサー王のことを気に入り、慕っているかはよく知っている。それを無下にするほど私は悪人じゃない。

 引き受けよう。お前達の長に借りもあるしな。」


 父様はそう言って微笑んだ。

 父様の言葉を聞いて、紅蓮さんは「恩に着る。」と言って、ほっとしたように笑んだ。


 今回はかなりの大物だったが、実はこうして父様を頼ってくる周辺諸国の王侯貴族や権力者は結構いる。

 この世界では呪いによる殺人…【呪殺】が横行していて、権力者であればあるほどそういうのが多い。なんでも、毒殺より証拠が残りにくく、術者に依頼した者を特定するのも難しいのだとか。術者に依頼した者が特定されたとしても、術者まではたどり着かない。不能犯というやつだ。

 術者を殺せば呪いは解けるが、見つけ出すのは難しい。

 だから、父様に呪いを解いて欲しいという依頼も多くなるのだ。

 閑話休題。


 善は急げというわけで、鏡花姉様と水月姉様、身重の美冬義姉様(ねえさま)を留守番に残し、父様と母様、広斗兄様、白雪姉様、俺、美雨でエルグラシア王国に行くことになった。

 莉優姉様は拠点に戻ると言っていた。今回のことを姫に報告しなければならないのだそう。結局一日しかいれなかったと残念がっていた。

 一方の白雪姉様はエルグラシアの王が呪いを受けたということが気になるらしく、同行すると言ったのだ。後で派閥の方に連絡すれば問題ないのだとか。ちなみに、エルグラシアのアーサー王は忍びにとっても、重要な人物だそう。どっちにしろ誰か寄越されるなら白雪姉様が行った方が早いのだそう。

 六人という結構な人数で行っても大丈夫なのかと思っていたら、母様が紅蓮さんに聞いてくれた。

 すると、紅蓮さんは


「別に何人来ようが構わん。呪いを解くのだ。柳永の近くにいた方が家族は安全だろう。特にそこの小童共はな。

 この家には結界が張られているとはいえ、家主がいなくなるのだ。安全であるとは言いきれん。逆恨みした術者が呪いをかけることがないとも限らんしな。

 本来であれば、腹の中の赤子も心配なところだが、身重にはきつかろう。多重に結界を張った上で大人しくしていることだ。」


 と言ったのだった。

 ぶっきらぼうで感情的になることはあるが、基本的には良い人のようだった。……否、龍だから良い龍と言った方がいいのか。


「準備等せずとも身一つあれば良い。大抵のものは城にある。足りなければ、金は出す。

 一刻を争うのだ。【転移門(ゲート)】を開いてすぐにエルグラシアに行くぞ。緊急事態なのだから、忍びの姫(あの女)も目くじらはたてまい。」


 そう言う紅蓮さんに従い、庭に出る。

 紅蓮さんは庭に出ると、ちょうど真ん中にある木に手をかざして、何やら小声で呪文のようなものを唱えた。

 すると、その木はねじれるようにして真ん中に空洞を作る。もう一度、紅蓮さんが呪文のようなものを唱えると、中央部は水のように揺らめく何かに覆われた。眩いほどの緑の光が溢れ出ている。


「すごい……!」と、美雨がキラキラと目を輝かせながら言った。


「綺麗……」


 思わずそう呟くと、母様は微笑んで「玲於と美雨は初めてだものね。」と言って俺と美雨の頭を撫ぜた。

 それから、俺は父様と、美雨は母様と手を繋いで【転移門(ゲート)】をくぐった。

 眩い光の中に入っていくのは少し怖くて父様の手をぎゅっと握る。こういう時は精神が身体に引っ張られるのだ。


「怖かったら目を瞑っていなさい。」


 父様にそう言われて、目を瞑ると、ふわっと身体が浮き上がる感覚がして抱き上げられたのだと分かった。

 少し気恥ずかしかったが、それよりも未知のものに対する恐怖心が勝った為、有難くしがみつかせてもらった。

 少しすると、


「玲於、目を開けてご覧。」




 ●




 和凪国の西方に位置する国、エルグラシア王国。和凪国と並び、【中央大陸】の四大大国と称されるその国は"精霊に愛される国"として有名だった。

 豊かな土地とそれによってもたらされる豊かな生活。

 肥沃な土地がもたらす豊富な作物によって発展した食文化。

 鉱山業、林業。それらの素材が潤沢であり、そこから成り立つ生産業や商業も発展している。

 住む人々は常に活気に満ち溢れ、生き生きとしていて治安もいい。理想の国とすら呼ばれている。

 そして、そんな成果をたった一代で成し遂げたという手腕を持つ、アーサー二世国王陛下を国民は皆慕い、尊敬しているのだという。

 閑話休題。


 先程までとは全く違う景色の中にいた。

 きっちりと整えられた美しい花々が咲き誇る西洋風の庭園。イギリスのウィンザー城のような外観の、とても美しい城。その城壁にはエルグラシアの国旗が掲げられている。

 初めて見るものに見とれていると、騎士の格好をした男性がこちらに気付いて駆け寄ってきた。


「グレン様!一体どちらへ行って……そちらの方々は?」

「俺の客人だ。此奴は柳永。王にかけられた呪いの解呪のために呼んだ。万が一、術者に逆恨みされた時のことを考慮してその家族も着いてこさせたんだ。

 急ぎ王に会いたいのだが、王は寝室か?」

「はい。見ているこちらが辛くなるほどに苦しんでおられます。」


 それを聞き、紅蓮さんは口惜しそうに顔を歪めた。


「分かった。

 柳永、到着早々で悪いが頼む。」

「ああ。案内してくれ。」


 それから、王の寝室へと向かう。 俺たちも着いていって邪魔じゃないだろうかと思い、俺は紅蓮さんに聞いてみた。


「俺と美雨も着いていって、お邪魔じゃないですか?」

「二人だけで残しておくわけには行かないだろう。」


 少々きつい口調でそう言われ、しゅんとする。確かにその通りだった。


 城の中は豪華な調度品で溢れていたのだが、アーサー王の寝室はそれに比べると質素なように見えた。しかし、物がいいんだろうというのは素人目にも明らかだった。きっと、必要以上の過度な装飾はしないようにしているのだろう。


 寝台の上に横たわる王の傍には、王妃と見られる二十代後半くらいの朱色の髪とヘーゼルの瞳を持つ美しい女性とそれよりも若い…白雪姉様や莉優姉様と同じくらいの金色の髪と桃色の瞳を持つ少女がいた。紅蓮さんの話の中で王妹殿下という言葉が出てきたから、この少女がそうなのだろうと推測する。


 二人は父様の姿を見ると、立ち上がり、淑女の礼をした。……何故。


「お初にお目にかかります。私は王妃のシャーロット・エルグラシア。

 かつて綺埼で()(はら)(しゅ)()という名で杉一派の姫を務めた者です。

 突然の事でしたのにこうして来て下さったこと、まずは感謝を申し上げます。」

「初めまして。私は国王の妹、アイリス・ザラ・エルグラシアと申します。

 現在は(かい)()()(すず)として綺埼流楠一派に籍を置いています。

 かの有名な降魔家当主にお会い出来たこと、光栄に思います。」


 自己紹介を聞いて驚いたこと。なんと、二人とも忍びだった。

 さっき王族がなんで父様に向かって淑女の礼をするのだろうと思ったら、そういうことか。

 忍びは身分に関係なく、ただ先輩後輩ということを重視するのだとか。だから、父様よりも忍びとして後輩の王妃様と王妹殿下は父様に向かって淑女の礼をしたのだろう。


 父様は寝台へと近づき、王に話しかけた。


「お久しぶりです、陛下。」

「……柳永殿か。久しぶりの再会がこのような姿で……面目ない。」


 王はそう言いながら起き上がったが、苦しそうに顔を歪めた。


「無理をするな、アーサー。身体に障るぞ。」

「大丈夫だ、紅蓮。私の身体はそんなに柔じゃない。」


 アーサー王は俺が思っていた以上に若い王様だった。二十代後半くらいだろうか王妹殿下と同じ金色の髪と王妹殿下とは違う藤色の瞳を持つイケメンだった。

 F○キャラかってくらい整った顔立ちをしていた。下手すると、広斗兄様よりイケメンだ。うらやまけしからん。


 そんなに柔じゃないと言いつつもかなり辛そうなアーサー王の様子を見ていた広斗兄様が「【安楽】、【緩和】。」と言って、【言霊】を使った。

 すると、アーサー王の苦痛が多少緩和されたようだった。


「……気休めですが、無いよりは良いかと。」

「ありがとう。君は柳永殿のご子息かな?」

「はい。長男の降魔広斗と申します。」

「あぁ、【結界師】の。君の噂は妹から兼ね兼ね聞いているよ。」


 広斗兄様は王のその言葉を聞き、「光栄です。」と言って微笑んだ。


「こうなった経緯は紅蓮から聞いているだろうから、私からは術者に依頼したであろう者の情報を。」

「心当たりが?」

「一つだけ、ある。私の兄上だ。

 父が亡くなった時、まだ私も兄上も幼かった為にその王位は叔父上に継承された。そして、先王である叔父上亡き後は兄上が王位に就くはずだった。

 しかし、叔父上が残した遺言には私に王位を継承させるということが書かれていた。理由は二点。一つは兄上が側室の子だということ。もう一つは……私が紅蓮と契約したことから、私は兄上よりも優れていると叔父上が認識していたことだった。

 その遺言によって私は王に即位した。しかし、兄上はそれに対して酷く怒り、反乱を起こそうとしたが失敗。それでも身内の情けと思い、辺境の地へと追いやる程度で済ませたのだが……」

「全くあの愚兄は……大人しくしていると思っていれば、こういうことをしでかすから困ります。

 しかしながら、あれは小物なので誰かと組んでいると考えるのが妥当でしょう。」

「だろうな。あの男は国王呪殺などとだいそれたことを一人で出来るような玉ではない。

 反乱の時も教会の腹黒狸共に唆されたようだったしな。」

「その通りです。全く王になれる器ではないでしょうに。我が兄ながら、脳内お花畑すぎやしないかと嫌悪感すら抱きますよ。」


 王兄殿下がどんな人物かは知らないが──主に王妹殿下や紅蓮さんから──酷い言われようである。どれだけ嫌われているんだ。


「となると、裏で手引きしている者という話になるが……」

「バクスターの腹黒狸以外に誰がいるよ。そもそも、アーサーの王政に不満持ってる大物といえば…彼奴ぐらいしか思い当たらん。

 小物なら履いて捨てるほどいるが、其奴らは王を呪殺する前に術者すら見つけられんだろうからな。あぁ、その前に毒殺等という無駄なことをするかもしれん。

 …………だが、お前がその地位にいる限り、それもまた宿命というものだ。分かってはいるだろうがな。」


 紅蓮さんの言葉に王は「そうだな。」と言って、小さく笑った。

唐突に他国に飛んでしまいました。

この話を入れるか入れないかすごく悩んだのですが、後のお話に繋がってくる場面があるので入れました。

お許しください。


次回更新予定日→3/13 21時頃〜22時頃

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