アルファベット順
この言語独自のアルファベット順を作ります。
この言語で使われる予定の文字は平仮名のような音節文字を想定していますのでアルファベット順というよりはあいうえお順や五十音順の方が近いですね。
今回は『聞こえ度』に基づいた順番にしたいと思います。
母音から始める関係上、聞こえ度が高い音から順番に配置し、聞こえ度が同じ場合は調音位置が後ろ、喉に近い方を先に、前方、唇に近い方を後に配置します。
例外として無声破擦音は無声摩擦音と同じ聞こえ度とし(調べても分からなかった)、無声摩擦音郡の後に配置します。
撥音は最後に配置します。
発音記号は使わず、カタカナとヘボン式ローマ字を表記し、ローマ字はスラッシュで挟んで表記します。
それでは表記していきます。
ア /a/ オ /o/ エ /e/ ウ /u/ イ /i/
ヤ /ya/ ヨ /yo/ イェ /ye/ ユ /yu/
ワ /wa/ ウォ /wo/ ウェ /we/ ウィ /wi/
ラ /ra/ ロ /ro/ レ /re/ ル /ru/ リ /ri/
ナ /na/ ノ /no/ ネ /ne/ ヌ /nu/ ニ /ni/
マ /ma/ モ /mo/ メ /me/ ム /mu/ ミ /mi/
ジャ /ja/ ジョ /jo/ ジェ /je/ ジュ /ju/ ジ /ji/
ザ /za/ ゾ /zo/ ゼ /ze/ ズ /zu/ ズィ /zi/
シャ /sha/ ショ /sho/ シェ /she/ シュ /shu/ シ /shi/
サ /sa/ ソ /so/ セ /se/ ス /su/ スィ /si/
ファ /fa/ フォ /fo/ フェ /fe/ フ /fu/ フィ /fi/
チャ /cha/ チョ /cho/ チェ /che/ チュ /chu/ チ /chi/
ツァ /tsa/ ツォ /tso/ ツェ /tse/ ツ /tsu/ ツィ /tsi/
ガ /ga/ ゴ /go/ ゲ /ge/ グ /gu/ ギ /gi/
ダ /da/ ド /do/ デ /de/ ドゥ /du/ ディ /di/
バ /ba/ ボ /bo/ ベ /be/ ブ /bu/ ビ /bi/
カ /ka/ コ /ko/ ケ /ke/ ク /ku/ キ /ki/
タ /ta/ ト /to/ テ /te/ トゥ /tu/ ティ /ti/
パ /pa/ ポ /po/ ペ /pe/ プ /pu/ ピ /pi/
ン /n,m/(ヘボン式に則る)
聞こえ度の高さは
/a/ > /o,e/ > /u,i,y,w/ > /r/ > /n,m/ > /j,z/ > /sh,s,f,ch,ts/ > /g,d,b/ > /k,t,p/
となっています。
上記がこの言語のすべての音節となるので撥音を1音節に勘定すると(モーラ言語なので)94パターンの音節がこの言語には存在することになります。
当然、無茶苦茶少ないです。
「ニャ」や「ピャ」のような拗音はありません。二拍になってしまいましすが「ニヤ/niya/」や「ピヤ/piya/」のようにして下さい。
表が見にくくて申し訳ないです。
ステータスオープンしている人たちはどのような工夫をしてるんでしょうね。
聞こえ度は1音節をどのように区切るかで使う概念なのでアルファベット順を決めるのに使うにはあまり適当ではない感じですが、この小説を読んでしまった人にちょっとでも知識を増やしてもらおうと使ってみました。