プロローグ
ダンジョンものを試しに書きました
ここはとある病室。
私はそこの患者。
23歳の引きこもニート、朝賀茜だよ。
ネット小説の読みすぎやゲームのやりすぎで倒れてしまいこの様だよ。
けったいな話でしょ?
今や心配してくれる家族も離れていき、ひとりぼっち。
孤独感を埋めるために私はゲームやネット小説に没頭していたんだなと思った。
熱がどんどん上がっていく。
身体全身が熱い。
意識が遠のく。
あー、ナースコールしなきゃなー。
ま、今更無駄だね。
この人生も大概だったなー。
そして私は午前10時37分。
息を引き取った。
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何故だろう。
今俺は真っ白の世界で目の前にいる人と対峙している。
「朝賀茜さん貴方はお亡くなりになりました。」
そうか私は死んだんだったね。
あまり苦しくなかったし万々歳じゃん。
人生に悔いなんてなかったしさっさと天国に送ってよ。
「えーと貴方はちょっと例外なんですよねー」
目の前にいる天使ちゃんが変なことを言い出した。
「えー、どういう事でしょうか?」
「天界が今慌ただしくなっていますので一度地獄に送りますね」
ちょっと待ってよさすがに地獄はやめてよ。
「えー!地獄は流石にきついです!」
「ほんのちょっとですよほんのちょっと。」
「なんでそうなるんですか!」
「いや、ここで地獄に送っとかなきゃ閻魔が暴れだすからな。」
「閻魔なんて知りません!天界に連れてってください!」
「ちっ、そこまで簡単に行くわけないか。」
「なにがちっ、ですか!」
「しょうがないn!」
上から女神さんが降ってきた。
「あら貴方何してるの?」
救世主きたー!
「やれやれそう言う事情ですか。」
「朝賀さん?」
「はい!」
「貴方の世界で言う異世界に行きたくありませんか?」
「えーと、そこはどういうところですか?」
「正確に言うと貴方の世界とほとんど反対ですね。」
「そ、それは?」
「つまり、魔法が発達し、魔物が闊歩し、人が死にやすい。だけですよ。」
「ちょっと問題ありありじゃないですか!」
「その世界に安全なんて言う二文字はないわ」
「なんか怖いよ。」
「うーん、しょうがありませんね。生前貴方がやっていたゲームでの願望を実現させましょう。」
「それなら地獄よりはマシそうです!」
「では、最後に異世界で貴方が欲しいものとは?」
「安全かつダラダラ過ごして行きたいです!」
「分かりました」
そして、ヒューーーーと落ちる感覚がした。
そしてこれから異世界へと転生するらしい。