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家畜の力でダンジョンマスター!  作者: 時雨(シグレ)
1/1

プロローグ

ダンジョンものを試しに書きました

ここはとある病室。

私はそこの患者。


23歳の引きこもニート、朝賀茜(アサガ・アカネ)だよ。


ネット小説の読みすぎやゲームのやりすぎで倒れてしまいこの様だよ。


けったいな話でしょ?


今や心配してくれる家族も離れていき、ひとりぼっち。


孤独感を埋めるために私はゲームやネット小説に没頭していたんだなと思った。


熱がどんどん上がっていく。

身体全身が熱い。


意識が遠のく。

あー、ナースコールしなきゃなー。


ま、今更無駄だね。


この人生も大概だったなー。


そして私は午前10時37分。

息を引き取った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



何故だろう。

今俺は真っ白の世界で目の前にいる人と対峙している。


「朝賀茜さん貴方はお亡くなりになりました。」


そうか私は死んだんだったね。

あまり苦しくなかったし万々歳じゃん。


人生に悔いなんてなかったしさっさと天国に送ってよ。


「えーと貴方はちょっと例外なんですよねー」

目の前にいる天使ちゃんが変なことを言い出した。


「えー、どういう事でしょうか?」


「天界が今慌ただしくなっていますので一度地獄に送りますね」


ちょっと待ってよさすがに地獄はやめてよ。


「えー!地獄は流石にきついです!」


「ほんのちょっとですよほんのちょっと。」


「なんでそうなるんですか!」


「いや、ここで地獄に送っとかなきゃ閻魔が暴れだすからな。」


「閻魔なんて知りません!天界に連れてってください!」


「ちっ、そこまで簡単に行くわけないか。」


「なにがちっ、ですか!」


「しょうがないn!」


上から女神さんが降ってきた。


「あら貴方何してるの?」


救世主きたー!


「やれやれそう言う事情ですか。」


「朝賀さん?」


「はい!」


「貴方の世界で言う異世界に行きたくありませんか?」


「えーと、そこはどういうところですか?」


「正確に言うと貴方の世界とほとんど反対ですね。」


「そ、それは?」


「つまり、魔法が発達し、魔物が闊歩し、人が死にやすい。だけですよ。」


「ちょっと問題ありありじゃないですか!」


「その世界に安全なんて言う二文字はないわ」


「なんか怖いよ。」


「うーん、しょうがありませんね。生前貴方がやっていたゲームでの願望を実現させましょう。」


「それなら地獄よりはマシそうです!」


「では、最後に異世界で貴方が欲しいものとは?」


「安全かつダラダラ過ごして行きたいです!」


「分かりました」


そして、ヒューーーーと落ちる感覚がした。


そしてこれから異世界へと転生するらしい。













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