神村律子さんからチョコもらっちゃった!(200文字小説)
神村律子さんにチョコをもらったつもりで。
デパートのバレンタインコーナー。
そこで彼女は働いている。
僕は彼女の顔が見たくて、客を装い売り場を覗いてみた。
「あら、鉄人。チョコ買いに来たの?」
「いや、そういうわけじゃ…」
「そっか!鉄人は貰う方だものね」
「そんな相手は居ないですよ」
「ここで会ったのも何かの縁だわ。お願いがあるの…」
売上協力で山ほどチョコを買わされた。
「ありがとう。でも、本当はこれが欲しかったんでしょう」
これはこれで嬉しいけれど…。
フィクションですから。