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めに見えた物語

作者: 東雲 カナ

「♪ジングルベールジングルベール鈴がぁ鳴るー」

「もうすぐそういやクリスマスだな」

「♪今日はぁたのっしいぃ、うん!そだね」

「ゆめはクリスマスプレゼント決めたか?」

台所からココアをつぎながら、ゆめに問いかける。

「んー…とねぇ!うーん……」

「ん、決まってないのか」

「いやそういうわけじゃないよー」

「じゃあ決まってるのか」

ココアをコトンとゆめの前の机に置く。

そして、ゆめは手にとってふーっと冷ますために息をかけ、一口飲んだ。

「うわっ!あっつい」

「おい、焦るなよ」

「うーん…べろ火傷したよー」

「まあいれたてだから熱いけど」

「えっ、先に言ってよぉ!そしたら飲まなかった」

甘ったるくどこか可愛らしい声で話す。

といっても元々がこの声を持つゆめ。

髪型はショートカットでぴょこんと右端に結んであるというところ。

「ゆめは言っても飲んだだろ」

「むっ……。そしたら飲みませんー」

「いやいや「火傷しないから平気!無敵バリア!」とか言って」

声を上げて夢の声真似をする。

「しないしない!それに声そんなんじゃない!」

「いやこんなんだろ」

「そんな変な声じゃありませんー!」

「まあ声は何にしろ、行動は似てただろ」

「似てないぃ!無敵バリアなんて言わないもん」

「はいはい、ゆめちゃんはそんな幼稚じゃありませんでしたねー」

「違うー!」

「……え、何。幼稚なの」

「えっ。あ、いや違う!え?あ、うえあああ!もお!」

カシャッ

「ゆめのげきおこゲットー」

そう言って、スマホの画面をゆめに見せる。

「なっ……げきっ……消せー!消して消せ消せ!」

「……何で?」

「なぁ……何でじゃないぃ!げきおこ撮らないでしょ、やだやだ!」

「はい、ほぞーん」

「うわあああ!やだやだ変だもん変だもんー」

「……そう?」

「そう!そうですそうです!」

「可愛いよ?ゆめ」

「うやっ……………かわっ……」

「ゆめはどんな顔してても可愛い」

「…………可愛くない……」

「可愛いって。素直になーれ」

「素直だよ!素直!ううっもおお!」




あのね、言ってなかったけどね。


私のクリスマスプレゼント聞いたでしょ?


あの時聞かれて本当は焦ってた。


もしあのまま聞かれ続けたら言っちゃったかもしれない。



























今年のクリスマスプレゼントは

"もらった言葉全てだからね"

















…………大好き。








閲覧えつらんありがとうございます!


こんにちは!

ろみ*ひめことです(*。・・。*)

今回はクリスマスですね((意味わからない


気づいた方いますかね。

ゆめちゃんの名前は出てるんですけど彼氏さんの名前出てないんですよ!!

久々の短編なので…

全くどうでもいいのですが。((



ここまで閲覧頂きありがとうございます!!

クリスマスまでのシリーズで出すつもりで、暗号的な物が隠れてますのでよければそちらもみてください!


ではでは、お付き合いありがとうございました!






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