終活 断捨離 生前整理に、思う。あなたは死ぬときは何も持ってはいけないから。
人が死ぬとき
その人の愛する持ち物であっても
何一つとして
その人が携えて逝くことはできません。
その人がどんな豪邸に住んでいても
その豪邸を携えて、逝くことなど不可能です。
それどころか
その人が莫大な財産を持っていたとしても
その財産の中の、ほんの一枚の金貨ですら
携えて、逝くこともできないのです。
人が死ぬとき何一つとしてそれをたずさえて、逝くことはできないのです。
たった一人で
なにも待たずに
死んでゆくしかないのです。
あなたと一緒に死出の道を同行する人などいません。
また
あなたが何かの物を携えて死出の道をたどることもできません。
あなたはたった一人で
何も持たずに
死出の道をたどるのです。
だれだって
人間は、死ぬときは、みんな、ひとりぼっち、
そう考えると
では一体
あなたの生前の、持ち物、家具。家、服、装身具、お金、愛好品、趣味のコレクション、などは
一体どれほどの意味が
どれほどの価値が
あるというのでしょうか?
生前の生きてる間は、、まあ、たしかに価値も意味もあるのでしょうが、、、
いざ
死ぬときには
ほぼ何の意味も価値もありません。
それをもって死出の道をたどれないのですから、
あなたは何も待たずにたった一人で死んでゆくだけですから。
あなたが生前大事にしていた金の指輪も、それを持ってゆくことはできません。
あなたはすべてをこの世に残したままで
あなたはたった一人で何も持たずに死んでゆくだけです。
ですから、死が近くなったら
あなたは生前整理を始めても良いかもしれません。
終活とも言いますし
断捨離とも言いますよね。
結局すべてをこの世に残して逝くしかないのですから
ある程度
あなた自身で生前に整理できる範囲で整理しておくのも良いでしょう。
まあでも生きてる限りは
物やお金はある程度必要ですから
全部整理してしまってはいけませんよね。
身の回りの必要最低限のものやお金を整理して手放すのは早いですからね。
ところで、、、、、、
では?
例えば趣味のコレクションなどはどうでしょうか?
愛して集めた趣味の品々、
でもある日あなたが突然死んだら?
そのコレクションを理解して愛して大事に保存してくれる人が(後継者)が果たして、いるでしょうか?
よっぽどの国宝級のコレクションならいざ知らず、
そこらの
マニアックな奇妙な?珍コレクションなど誰も見向きもしないのが現実でしょうね?
恐らくは、、粗大ごみの日にまとめて出されてオシマイでしょう。
だったら自分で生前に、そういう趣味のルートで売るなりした方がましでしょうね。
まあいずれにしろ
あなたも私も
老化が進み、、
そのうち麻痺や、持病で、息するのがやっとという状態になるかもしれません。
そうなってからでは、もはや手遅れ趣味の品を処分もできませんよね。
寝たきりでヘルパーさんに食事介助してもらって
趣味のコレクションをもう見ることも触ることもできませんよね。
そうなる前に
いっその事、そういうルートで処分売り払った方がマシでしょう、
遺品処分で、大量の古本とか、古物品が、今
処理業者によって処分されいます。
故人が自分で処分しなかった
あるいは処分したくなかった
だから
故人がなくなった後に大量の古本や、古物品が残されたのです。
そんなもの、遺族も誰もいらないですよ。
そりゃあ
国宝級の美術品だとか骨とう品なら遺族も欲しがるでしょうが
あなたの残した趣味の品って
どうでもいいようなB級品か
マニアックな珍品でしょ?
そんなものあなたにとってはお宝でも
一般には無価値なんですよ。
そんなもの残されても迷惑なんですよ。
だったらまあある程度老人になったら
そういう趣味のルートで処分してしまった方が100倍マシでしょうね。
そして現金に換えて残せば遺族も大喜びですよね?
まあ
これがそこらの一般のマニアの、辿る哀れな?末路なんですよ。
そういうわけであなたも
わたしも。マニアックなコレクションは
生前整理しておきましょうね。
そういう趣味のルートで売れば
またそういう趣味の人の手に届いて、、、、
遺族に粗大ごみで捨てられるよりは、、まあ、ましでしょうからね。