表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゴブリンから始まる物語  作者: となりの戸愚呂
34/124

33.アナライズについて検証


 俺は木を背にして腰を掛け、携行食である木の実を食べながら昂っている気持ちを落ち着かせていた。

 今回の戦闘でまだまだ鍛練が足りないなと感じた事が多い。魔法しかり剣術しかり。仙術が無ければたぶん頭との戦闘は負けていただろう。素の力だったら間違いなく圧されていて最初の1合で大きく弾かれて斬られていたに違いない。ホントに仙術様々である。


 それにしても頭が使っていたアナライズという魔法がとても気になる。まさか攻撃力とか防御力とか細かく表示でもされるんだろうか?とても気になる。試しに使ってみるか?発動の為の詠唱も無いかもしれないし。


「アナライズ」


 魔力が抜けた感じがあると共に丁度手元にあった物が文章で浮かび上がってきた。



名称:ライの実

主にライフポーションの材料に使われる。甘酸っぱく食べる事ができる。


 おぉ、これで探し物は楽になりそうだなぁ。んでも魔力の消費が結構凄いな。1回使用するだけで魔法2回分位使った感じがする。魔力は貴重だからなぁ、主に戦闘面での話になるがホイホイと使ってるとここぞの時に枯渇して使えませんだったら死んでしまう。んでも、もう1回位は使いたい。今の自分を知るためにも。

 そう思い俺は自分をイメージしなが自分の手を見て使ってみた。


名前:ルゴウ 性別:雄

種族:ゴブリンジェネラル(亜種)

スキル:火魔法2、水魔法2、土魔法4、風魔法1、光魔法1、仙術4、剣術3、状態異常耐性1


 思ってたのとはだいぶ違ったけどこんな感じで出るんだ。····なるほど、わからん。スキル以外は判るが問題のスキルが全く意味わからん。

最後の数字が熟練度だと仮定したらしっくりするけど、だからと言って何が出来るのか何も記されてない。

 ······これは使えない、対人とかだったら尚更だ。このモンスター調べたいなぁ位だったら良いかもしれないけど他は何も見れないんじゃ指標になりづらい。魔力も結構使うし。これ需要あんのかな?

 まぁ、今の生活環境なら使っても問題は無いかなぁ、食用とか薬草とか見つけるのには。一応、誰かに詳しく聞いてみるかな。


 後は気になると言ったらゴブリンジェネラルになってた事かなぁ。ファイターの次はナイトだった筈だけど1個飛ばしてジェネラルになってるのはなんだ?

 まぁ原因はそろそろ進化しそうだなぁって時にミノタウロスの魔石を吸収したからだと思うが····かなりの格上だったんだろう。

 普通に考えればゴブリンのファイターごときは敵わない筈だし、ナイトでも厳しかったんかなぁ?いや、そもそもゴブリンってザコキャラ扱いだし、仙術が有ってもパワー負けしそうだしホントに良く勝てたわ。


 アナライズの検証は終了したので次は野盗の物でも·····とは思ったけどめぼしい物が無さそうだ。強いて言うなら頭の手斧位かな。何かに使えそう。


 さてと、これからどうするかなぁ。薬草とか探すにしても先の戦闘でだいぶ魔力を使ったのとアナライズのお陰であんまり余力は無さそうだし·····


 俺がそうこう考えていると遠くから荷馬車らしき物が見えてきた。荷台は白い幌で覆われたものだ。周りには冒険者らしき人もいる。赤い布は腕についているし大丈夫だろう。もし攻撃してきそうになったら全力で逃げようかと考えていたら、後ろからガサガサと聞こえたが振り向いた時には何も居なかった。気のせいかな?


 まぁ、ライの実と干し肉を噛りながら疲れを癒しておこう。後は野盗どもの処理をどうしたらいいかも聞いてみるのもいいかもしれない。

 

 そう深く考えていなかったのが悪かったのかもしれない。


 善行 4/108

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ