15.報酬とその後
何とか乗りきってある程度落ち着いたので、モンスターを亡骸は全て石になっていたので回収。
小さいサイズは十個揃うと効果を発揮するみたいだけど流石に数が多すぎるから拾うのはもうやめにする。勿体ないと思うかもしれないが砂浜に無数の小石が沢山あって散々走らされた挙げ句に全部拾えってなると嫌になるのは当たり前だ。
小石はともかく、赤いスケルトンの石は大きく赤く光ってるので回収し俺の中に吸収された。
そして格子が降りた先の宝箱を開けに向かおうかとは思う、思うが。
····その前に何故に目の前にもう一つ宝箱があるんだ?絶対罠だろこれは。それとも頑張りましたのご褒美か?
······えぇい、ままよ!
俺は雑念を振り払って勢いよく目の前の宝箱を開けた。中には剣が1本と指輪が1個入っている。
剣の形は片刃に反った剣、フォルシオンだったかに似ている。鍔の部分もS字のように反っていて特徴的だ。柄には滑り止めのためか布が巻かれているが端末処理がされていない為かだらりと垂れている。気にはなるけど邪魔ではないから良いか。
指輪は武骨な銀に小さな緑の宝石が埋まってる簡素な物だ。
これは役にたつのか?とりあえず着けておくか。
物を取ったら宝箱は砂のように崩れ地面と一体化した。初めて見るパターンだ。
もう一つの宝箱を開けよう、中には何が入っているかなぁ?
····ってか近づいたら以外とデカイ。モンスターじゃないよね。
一応ロングソードを抜きツンツンしてみる····反応なし。ロングソードで開封·····いや無理折れる。
仕方ないので手で開けることにした。
中には····ん?柄が立っているなんぞこの宝箱は?
手に持ってみるか?そう軽く取り出そうとしたら、ずしりとした重さが急にきた。
驚きつつ腰を入れ引っ張り出すと中から武骨な大剣が出てきた。すごいシンプルの両刃の大剣、柄も鍔も特徴はない。ただ重いそして力強さを感じる大剣だ。
ただ、疲れている今は出てほしくない武器な気がする。
流石に苦労したのにこのまま放置とか勿体ない気がするので背中に背負うことに·····くっ、重い。
とりあえず一度この階層の入り口まで戻ろう。
階段ではモンスターはいなかったはずなのでそこで休憩してこのあとの事を考えよう。
そう考え体に鞭を打ちながら入り口まで目指した。
その帰り道は意外にもモンスターと出くわすことはなくスムーズに進むことができたのは幸いだ。
そして階段に着き一息。干し肉をかじり魔力で水を補給しながら今後の事を考えた。いつも通りこのまま進むか帰るかどちらを選ぶか。
食料は木の実はまだ余裕あり、干し肉も後二食分、装備は皮の鎧がボロボロに、でも活動には支障は無いくらいだ。
魔力と仙気はここで休めば回復するだろう。
うーむ、なら俺はこのあとは·····
善行 2/108




