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ゴブリンから始まる物語  作者: となりの戸愚呂
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11.慢心せずに行きました

 俺は色々と考えるまでもなく来た道を戻っている。荷物が増えてきたってのと魔法が残り三回ってのが帰る要因にもなっている。


 帰るという判断は正しかったようで、倒したはずのスケルトンまたそこにいた。

 俺は剣を振るいスケルトンを倒しながら落とした物を拾い、また遭遇しては戦いを繰り返している。

 魔法を出来るだけ使いたくないから剣だけ戦っているけど、なかなかにしんどい。

 デカイスケルトンじゃなければ、動作も遅く接近にもカラカラと音をたてるので分かりやすいが、二体同時だと厄介である。


 何とかそれにも対処しつつ魔法は使わず、瞬間的に仙気を使い戦っている。ここでの戦いを通して得られるものは多いかもしれない。

 単純に戦闘技術とあわよくば武器も手にはいる。鍛練場所には丁度いいかもしれない。


 とりあえず、帰ってから改めて考えよう。

 今は帰ることを優先しよう。


 ·······何とか最初の扉の前にたどり着けた。

 魔法は一回だけ使ったが良しとしよう。とりあえず、扉をくぐりぬけ住みかにしている洞窟を目指すことにする。

 ·····壁沿い行けば着くかなぁ、着いたら良いなぁ。

 日も暮れてきたし暗くなる前には戻りたい



 ··············

 ···················

 ·······················


 意外に近かったのね、暗くなる前にというか余裕をもって帰れた。


 荷物をおいて、近場に獲物がいないか見て廻る。お、こないだ食べたら美味しかったカエル発見!今日の肉は君に決めた!


 カエルだから逃げ足もそんなに早く無いから今日は魔法じゃなくて剣での仕留めよう。スケルトン達での練習の成果をみせてやる。


 よし、距離を詰めて·····一気に踏み込んで斬る!

 何!?かわされただと!?

 お返しとばかりに舌でおもいっきりぶたれた、めっちゃ痛い。

 そして、俺を補食しようともう一度舌を伸ばしたがかわして、舌を切ってやった。

 怯んだから追撃して仕留める事に成功した。


 今回は慢心があった。スケルトン達を倒していったことで心に余裕が生まれて相手をなめていたのだろう。反省である。

 もしこれが違う相手だったら死んでいたかもしれない。あのカエルが毒とか持っていたら死んでいたかもしれない。

 今一度自分に喝を入れて、慢心せずにいこうと思った。


 ーーーーー


 焼いたカエルの肉を頬張りながら反省する。

 今日は色々あった。たぶん俺が今日は入った洞窟は俗に言うダンジョンと呼ばれる奴だと思う。じゃないとここら辺は人族の手があまり入っていない森なのだから。

 あんな人口物があるのがおかしい、それにスケルトンも残骸を残さず消滅して代わりに物だけが残るのはおかしすぎる。

 それに光源もいつまでも尽きようとはせず光続けていた。


 今の洞窟からも近いしこれから自己鍛練のためにあそこ使うのがいいかもしれない。

 だが、魔力調整しないと死に繋がる可能性もあるので油断も出来ない。

 だが得るものもある、どうしていくべきか·····いや、利用しよう。近くにあるのに使わない手はない。

 慢心しないで余裕を持って周回すればいいんではないか?

 いつか余裕が生まれればその下の階に行くことも視野にいれよう。


 それにしてもあのデカイスケルトンの石を持ったとき感じたらあれはなんだったんだ?スケルトンの石を持っても何も·····ってうお!?あの感覚が、え?

 まとめて持ったのが原因だったのか、わからない。スケルトンの石は役目を終えたかのように崩れていった。なんだったんだ、ほんとに?


 なんか眠くなってきたな、疲れでも来たのか?

 とりあえずもう今日は休むか、また明日以降考えて生活してこう·······


 善行 2/108



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