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ゴブリンから始まる物語  作者: となりの戸愚呂
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9.いつも通りの生活····おや?

 アリス達と別れてから早くも二週間経った。今日も今日とて変わらない生活を送っている。


 久しぶりに人と接触したからか、アリス達と別れた初日は物寂しさを感じたが今は吹っ切れた感じがある。ただ思うのは母さんは元気にいるだろうか?

 馬車を起こした後、男の冒険者の·····ケビンが言うには、ゴブリンや野盗の被害者達の為のカウンセリング施設があってそこで生活してるらしい。

 母さんは周りと比べると回復が順調なのだとか。

 ただケビンが様子を見に行くと母さんは俺を見かけたのか聞いてくるらしい。ケビンもケビンで少し困りながら対応してるのだとか。


 何て言うか、種族が違うけど母さんは優しいなぁって改めて思う。俺が思うのは母さんが元気でいてほしいってのと新しく一歩を踏み出してほしいって事だけである。


 ケビンには母さんに元気である旨を伝えてほしいと言ったので喜んでくれるかな?

 そのあと、それを聞いてたアリスが俺の母さんの事についてさんざん聞かれるハメにはなったけど····


 さてと、身支度も済んだし今日の食材を探しに出掛けますか。


 ············

 ···············

 ····················


 ここは何処だ?いや、思い出せ帰り道を!

 今日はちょっと違うところに行こうかなぁって思って東の方に歩いていったのが悪かったのかなぁ。デカイ羽の生えた蜥蜴に遭遇して追いかけ廻されたのは覚えている。

 ただ、無我夢中で走っていたから来た道がわからない。あのクソ蜥蜴めぇ、強くなったらぬっ殺す!


 ······とりあえず木の実とか集めながら帰り道を探そう。わかるところに出れれば洞窟に帰れるし。



 ···········

 ·················

 ·····················


 あれ?洞窟はあったけど、これ住みかではないぞ?

 なんだここは?入ってみるか?いや、危ないかなぁ······うーむ、でも気になる。


 幸いとして装備も短剣2本とロングソード1本、後は途中で採取した木の実もあるし問題無さそう。


 うん、危なくなったら····いや違うな、危ないと感じたらすぐ引き返して帰り道を探そう。


 よし、入ってみるか。中は薄暗いけど日頃から洞窟暮らしだから目が慣れてくるのは早い方だ。

 今のところは特に危険は無さそうだ。

 少し進んだ所に両開きの扉があった······え?扉?洞窟の中に何故?

 少し開けて覗いてみるか?変な奴いたら困るし。そっと開けてみよう。


 ······中に誰もいませんよね、よし、いない。

 んでも、明かりが見える。誰か住んでいるのか?


 俺は意を決して扉の奥に入り進んで行った。

 だんだんと明るくなってくる。先程まで洞窟であるかの様に岩肌が露出していたが段々と整えられ人口的なレンガになってきた。


 意味がわからん、なんだここは?不安になる俺をよそに道は続いていく。


 とりあえず進んで行くと何かが蠢いてた。少しづつ近づくにつれて正体もハッキリしてきた。ほ、、、骨?いやまさか俗に言うスケルトンって奴では?それが2体もいる。


 まだまだ道は続いている。奥も気になるけどこいつらをどうにかしないと進めない。今の俺で勝てるのか?一応どれくらいの強さか測るために通常のロックシュートを一発撃つか。

 もし、効いているようなら最近マシになってきた剣で戦う事にしよう。

 魔法はまだまだ回数が不安があるし、何があるか分からないから出来るだけ温存しておこう。

 ヤバそうなら逃げる、もしくは全力で魔法使って帰ろう。


 俺は通常のロックシュートを準備してスケルトンに向けて放った。

 スケルトン一体はロックシュートの攻撃で大きく仰け反りダメージが入ってる感じがある。

 もう1体はこちらに気づき向かってきている。足は遅いようだ。


 ·····いけそうな気がする、よし、倒してみよう。

 俺はロングソードを構えて向かってきているスケルトンに特攻した。まずは大きく袈裟斬りをしてダメージを入れる。スケルトンは動きが鈍いのか俺の攻撃には反応していたが防御が間に合っていなかった。俺は次に横凪ぎに振るい、トドメと言わんばかりに突きを行った。

 手応えはあった、スケルトンも活動を停止して動かなくなった。


 倒したのか?····よし!ってもう1体いるの忘れてた、こっちに来てもう攻撃しようとしている。


 俺は咄嗟だったがスケルトンの上段からの攻撃をガードすることに成功した。


 ·····あっぶなぁ、もし間に合ってなかったら死んでたか?良かったー。


 俺は安心しつつも、スケルトンに攻撃を行い倒した。


 倒した後も気をつけなければ、喜ぶのは戦いが終わってからにしよう。まだ死にたくないし。


 俺は気持ちを落ち着かせようと木の実を1つ口に入れ味わってから飲み込んだ。うん落ち着いた。


 さてと、倒したスケルトンはどうしよう······ってあれ?残骸は?ないぞ?どこ行った?


 なんだ代わりに何か落ちている、石と盾が1個?どう言うことだ?


 とりあえず、拾っておくか。盾は役にたつし石は····どうしよう?初めての剣での勝利ってことで貰っておこう。


 さてと、ここからどうするか······奥に進むか引き返すか·······


 よし、俺は··········



善行 2/108

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