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学園のアイドル

あぁ、俺が撒いた種って感じだけど、親父まで?

「今日も美人だなー。莉子さん」とモブが言う。

 莉子さんとは、ここらの企業のトップの財閥令嬢だ。で、何故だろう?その財閥のトップが空手大好きらしい。

「早坂君」

――名前を呼ばれただけで、周りに緊張感が走る。

「早坂君のうちの道場に今日もお邪魔していいかな?」

――今日もだとぉ?俺の留守中に美人令嬢がうちのビンボー道場に来ていただと?聞いてねー!

「ぜひ、うちで良ければどうぞ」

「うちで良ければ…なんて早坂君のうち空手強いじゃない?早坂君も?」

「俺は…。とりあえず、放課後うちで!」

――いやっほぅ。うまくすれば就職すら決まるって美味しい話だ

 ここは一つ、銭湯でじっくり体をほぐして実家に向かおう!

 そううまくいかないのが人生。またお湯が光り出した。

――マジでー?今度は俺が何歳の時に行くの?


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― 新着の感想 ―
企業トップの財閥令嬢の登場か〜。母に些細な助言をした事で両親の生活習慣が変わる、そして付き合う人間関係も変わるのか。そこまで、思い付かなかったよ。どんな些細な事でも、 それによる影響と波及は、予想不可…
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