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タイム銭湯~タイムマシン  作者: satomi


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22/30

莉子@早坂家の夜

「莉子さんうちに泊まっていくか?」親父が問う。楽しそうだ。

「泊まっていく理由がありませんから、今日は帰ります」

「理由があればいいんだな?」

「マナー!今日は料理作り過ぎたよなぁ?」

「よくわかったわね。流石だわ」

「できたぞ、理由。夕飯作り過ぎたんだ。泊まっていけ」

――親父、地味に俺と莉子のこと気づいてる?

 楽しそうに、息子で遊ぶのはやめてほしい。


 当たり前のように莉子は俺の部屋に泊まっていくことになった。

「莉子…声を殺して」

 司は部屋の戸を開けた。聞き耳をたてる親父・おふくろ・ルリ。

「はぁ、おふくろはもうすぐ臨月だろ?無理するなよ。親父は無理させるなよ。ルリ、お前はさっさと寝ろ‼」

「悪い。あと2回くらい来る。気配を感じる。親父は気配を消せるおふくろは今は無理だな。ルリはダダ洩れ状態だ」

 俺の予想通り2回は確実に来た。

「せっかく莉子と二人っきりの夜だってのに…」とブツブツ言ってたら、莉子の方から俺に抱きついてきた。

「ガマンは体に悪いよ?それに私だって我慢してるんだよ?」うおぉ!可愛すぎる‼

 結局、俺は朝まで莉子を抱き続けた。体力あるし。


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― 新着の感想 ―
親父さんは、完全に司君と莉子さんで遊んでる感じだね。 母と妹も興味津々なのかな? 司君は努力が実って何よりです。「私も我慢してるんだよ」は男性にとっては殺し文句だね。ヒッキーの時もそうだったけど、女性…
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