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ffあの後、説教をしたそうにしていた麻里を宥めすかしながら

イチャコラにもつれ込んで怒られるのをうやむやにしたのは会心の出来だった。


うん、関係のない話だな。


うんとだな、、

一応そのあとで時代検証をしたのだが、もう出来てしまったものはしょうがないという事で

そのまま使うことになったんだ、一応服装とかはまだだったので

流石にUAVからのデータを使ってそれっぽく作ってみたのだよ。


これで、地球に降りても特に違和感ないハズだ

あまり慎重に行き過ぎても何もできなくなるからな、さくっと降りることにした。


「よし、地球降下用の橋頭保はこれでいいだろう!」


実は明石には大気圏突入の装備がないのだ

装甲板削りながら降下は出来るけど、大気圏を脱出する術がないのだ

その星の環境ぶっ壊していいなら、メインエンジン焚けばいいのだけど

そんなことすると、地球型の星だと地殻プレートが割れる可能性がある

なので、良識の範囲内で惑星に降下するときは、何かしらの手段を使うのだが


今回は、割と長期間人にばれずに過ごす拠点がほしいので

2500メートル四方に高さ150メートルの箱型のポンツーンを作った

ちょうど日本の小笠原付近の海溝の真上に浮かべたのだ、こっちには戦艦とかで使う

1級核融合ジェネレーターを載せたので、常時慣性制御を使える、波風潮の流れ全部無視である

明石は地球の対地同期軌道に乗せ、明石を留守番ロボットに任せた俺たちは


「ただいま地球、初めましてこの時代」


「・・・治三様、それは何かの引用か何かですか?」


麻里が真顔で聞いてきた。


「いや、、、、黒歴史になりそうだから忘れてくれ。。」


「そうですか、、」

(治三様、、子供っぽい治三様、、、イイ。。。イイわ!)

麻里は明石のデータバンクに先ほど見た情景を保存するのであった。



さて、この超ハイテクポンツーンなんだが、名前がないと何とも扱いづらいので

明石島と名付けた、ベタとか言うな、わかり易いのはメリットなんだぞ


明石島の中身の詳しい説明なんかしたって面白くないだろ?

ざっくりいうと、21世紀の空母の特大版と思ってくれればいい

地球上で使う物資の製造もできるし、軌道エレベーター的なこともできるが

まあ、そんなことはどうでもいいよな、な!


気になるなら、自分で探検してみてくれ

はいっちゃまずいところは警告なしでレーザー撃たれるけど大丈夫だからな! な!



んで、明石島に降りた翌日には早速行動を開始した。


とりあえず黒潮に乗り、ぷかぷか漂いつつ目的地を考える

人生行き当たりばったりが楽しいのだよ、完全に敷いたレールなんて面白くない!


正直このまま日本じゃやないどこかに上陸してもいいと思うのだが

麻里からせっかく作った着物の圧力とか、恵美とつかさが肉眼で追えないレベルの

チャンバラを楽しんだりしてるので、日本に行くのは今決めたトコロなのだが。。。


「ふーーーーーーーーむ」


「治三様、如何なされました?」


リリーが声をかけてきた


「いやねー、なんとなく日本近海に降りはしたけど

 やっぱりこの時代の日本すっごい武闘派たくさんの戦国首ちょんぱ時代なんだね」


「ええ、そうですね、首ちょんぱ時代です」


「どこから上陸しようかで悩んでいるんだよ、九州はヤバそうだから却下

 海賊が出そうなとこも避けようと思うのだけど、、、面倒だから日本海側に回ろうかな!」


「かしこまりました、日本海側ですね」


「うん、新潟辺りにしよう、昔読んだ漫画にタイムスリップした軍隊があの辺に上陸したってのがあった

 パクらせていただこう、、フフフ」


船がググッと加速し250ノット程度で走り始めた

5時間後には着くだろう、ちょうど日も暮れてほど良く上陸しやすそうだ。


ああ、そういえばひどい話があるんだ、到着まで時間があるから暇つぶしに聞いてくれ


リリーがな、船の名前をつけたいっていうんで任せたんだ

まあ、フネ設計したのリリーだからさ、とくに考えもしないでOKしたんだよ、そしたらさ


「治三様! 船の名前が決まりましたわ!」


ああ、既に船に書かれているね、名前。


「グレート白井・オブ・ザ・シーズ」


いや、もうなんなんだろうね、海の偉大なる白井? 偉大なる海の白井の方がゴロがいいな。


え?俺の黒歴史になるんかこれ?

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