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ふぃー 茶がうまいのう。
ええと、、地球に向かったあたりだったな。
結局出発前に
残りのアンドロイド二人と合流することができた
つかさとありなだ
つかさはボーイッシュなスレンダー美少女なんだぞ
ほど良い果実に女性らしさを忘れない筋肉がアレをアレするんだ。
ありなは、、、アレだ、J○枠だ
制服着せて楽しいあれだ、卒業間近の3年生感だ
まだ触っちゃいけないんだぞ。
いかんいかん、ダークサイドに落ちてしまう
この辺の話は、一通り話終わった後酒でも飲みながらにしよう、いいよな?
さて、地球に向かうために
石橋壊して鉄橋のヤツをやらなきゃいけないのだ
まずは、艦の状態を確認してきた二人から報告を受けた。
「それで、二人とも明石の状態確認はできたのかい?」
「はい艦長、明石の現在の状態は通常行動には問題ないレベルを保っております」
ありなはちょっと他人行儀なんだ、夜は違、、触っちゃダメなんだ、わかるよな?
「通常行動とは? 何か問題点があったのか?」
「はい、メインシャフトに許容限界に近い歪が認められました
ロングジャンプ数回で危険な域に達すると思われます。」
「なるほど、補修はどのようにすすめるのだ?」
「現在、積んでいる資材とドック配備の工作ロボットを使えば6時間以内に完全に補修可能です
緊急事態と考え、物資の使用と工作ロボットの配置転換を具申します」
「わかった許可しよう、ほかに何かあるかな?」
「はい、外装にもゆがみが生じています、装甲などに問題は出ていませんが
こちらは明石の工作ロボットを作業に当てています、2時間以内に補修が終了します」
「よろしい、作業進捗を確認し報告を頼む」
つかさに視線を送り、報告を待つ
「私の番ね、機関は問題ないわ、なぜかキャパシタ類がすっからかんになっていたから
充電中よ、あと30分くらいで全部満タンになる予定よ、燃料も17%になっていたわ
周辺の小惑星を捕捉分解して補充中よ、地球に移動するなら、途中のメインベルトで
色々補充したいわ」
「わかった、そこは任せる、メインベルト付近での艦の進路も調整を許可する」
「みんな揃ってるね、ほかに何かあるかな?」
「ありません、艦長! 指示願います!」
ありなが元気よく答えた。
「よろしい、では
メインベルトを抜け火星軌道に入る、艦の安定が取れ次第地球、および火星に
UAVを派遣し状況を確認する、両舷原速、配置に着け」
「「「はい!」」」
さて、皆お仕事にかかった
基本的に艦長たる俺の仕事は、なにをしたいかを決める事だけだ
決めたことに関しては、艦の皆がどうにかして実現してくれる
そういうシステムだ。
火星軌道までは、このまま原速で進んで二日半といったトコロか
いろいろ作りながらだとちょうどいいくらいであろうか、俺自身も工作室に入って
個人的なものを作っておこう。。
さて、たっぷりツヤツヤになったトコロで
火星軌道に乗ったぞ、艦も補修が終わって快調である
そうだ、すっかり忘れていたが明石のメインフレームを紹介しよう
明石の全ての管理を行う明石αとβがある、完全に独立した二系統のメインフレームであり
冗長性の確保という点で重要なところである、俺の意志でαとβの優先順位を変更することができる
まあ、この軍のメインフレームのOSがナニかなったことなんてないし、性能の追及は数百年前で止まって
あとは信頼性の向上に振ったものだしな、なんたって現状ver582863.21.258である、数えるのも面倒だ
こいつは会話することもできるのだが、基本的にアンドロイドとしか情報のやり取りはしない
アンドロイドがインターフェイスになっているのが仕様だからな!
さて、どうやら火星に送ったUAVからデータが届いたらしい
「ふ~~~~~~~~~む。」
「治三様、年代測定の数値は正しいのでしょうか?」
とはリリーの言葉だ
なぜかというと、火星の地表で年代測定を実施すると
大体西暦1530年と出たのだ、データベースで確認したところ
地球は小氷河期で、わが日本方面は戦国時代という奴らしい。
「いや解らん、地球からのデータも必要だな!」
そうだ、慎重に調べよう
サンプルはたくさんあるべきだ
「麻里、太陽の活動から年代の特定を、恵美は、俺の肩をもんでくれ」
ふう、、、たくさん考えると肩がこるんだよな。