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俺があなたに届く距離  作者: 李恩
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新李恩とその家族


広〜いベッドに一人



太陽が眩しい…



".............学校さぼっちゃったな〜"



重たい瞼をあけ、時計を見る…



13時40分。



だいぶ寝ていたみたいだ



体を起こし、シャワーを浴びに行く。



俺。

名前、清李恩(しん りおん)


年齢、21歳。


彼女、なし。



上海で一人暮らしの大学生。

生まれも育ちも上海で、金持ちの家の子。

基本他人には興味ないが、仕事は別。

人との交流はそれなりにしてるが、自分の生活が1番大事。社交性はあると思う。

まぁ、自己紹介はこんなもん。



4人家族で、俺の上に26歳の兄が1人。



そんな俺の家には変わったルールがある



父親というものは、

1週間のうち1日だけ家に帰り、美人秘書を連れてその日のうちに仕事に戻り常に忙しくあるもので



母親というものは、

常に美意識を高め自身の周りには、自身を輝かせる男を置いておくものだ。



父親はジュエリーのデザインをする会社をやり



母親はファッション関係。



詳しくはよく知らないが

小さい時から2人とも忙しく、家族の思い出と言うのもあまりない。



子育ては、基本放任主義…。



それが、普通なのかそれとも

あり得ないことなのか…



俺には、考えても答えはわからないわけで。



まぁ〜この環境で育った俺にはそれが普通なのだとこの歳になって辿り着いた答えだ。



特殊な家庭環境に家庭ルール。



話せば俺に近寄って来る人や離れて行く人はたくさんいて、、だからこんな性格になったのかどうかはよく分からないが




俺は、親を恨んだり嫌いになったことはない。

家族仲が悪いわけでもなく、むしろ良いのかもしれない。



父親と母親の間には2人のルールがあるんだと思う。



じゃなきゃ、、こんな生活すぐ終わりだよなって思うから。



俺のあの2人に対する感情は〜…



うん、興味がないんだと思う。



兄貴もきっと同じだ。



とりあえず、生きていればいいんじゃないか。



そんな程度の感情なのかもしれない。



生活をして行く上で、特に関わりもないし…



みんな自由にやっている

お互いの生活には口を出さない。




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