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巫女と剣と魔王の娘  作者: 朱椿姫
ハテの森
10/40

題名考えるのが難しくなってきた…


― ダークエルフの青年 カラ ―



病気になりそうなほど天気の良い夏の日、俺はリアスと2人で海に来ていた。


リアスは水面を走らんばかりの勢いで海に向かっていく。


「おーいリアスあんまりはしゃぐとけがするぞ」


「あはは、いいじゃない初めての海なんだから。それより早くからもきなさいよ冷たくて気持ちいわよ」


リアスは子供のようにくるくると回ったり走ったりする。


まったくもう56歳(注 ダークエルフの平均寿命は320歳という設定です、つまり人間でいう14歳、50歳で成人なのでもう大人)にもなってもまだあれか。


空を見上げると白い雲がちりばめられていて白っぽく光って見える太陽が見え隠れしている。


砂浜に寝転がったまま手を太陽に向かってかざしてみると光が手をすり抜けてくるかのように光って見える。


リアスの楽しそうな声が聞こえている中俺は昼寝をすることにした。






「・・・・・」


誰かの声が聞こえる。


「お・・さい・・」


その声はどんどんと聞こえるようになっていく。


「起きなさいって言ってんだから早く起きろーーー!!!」


「!」


空気を切り裂く音が聞こえとっさにベッドから転げ落ちた。


少し痛いがまあそれはいいだろう。


ベッドの上を見ると長く白い髪を黄色いリボンで結んでいる幼馴染”リアス”が剣を枕に突き刺していた。


「あぶな、殺す気か!」


「ええ、その気でいつもおこしにかかってるもの。それよりも早く着替えな

さい、毎日あなたを起こし来なきゃいけないのは反吐が出るは。」


「殺しに来るの間違い…」


「何か言った?」


「いえ、なにもいってません!」


「さっさと着替えて朝の身支度する!」


「へいへい」


まったく御前は俺の母さんか。


「ちょっ!」


「ん?」


服を着替え始めるとリアスが顔を赤くした。


「なに着替え始めてるのよ馬鹿!」


「御前が着替えろって・・・うお危ね!剣投げるな!どっからだしたか知らねえけど二本目そこに置いて落ち着け!」


「うるさい馬鹿!」




不機嫌な幼なじみとむかいあって食事を始めた。


「なあそろそろ機嫌治せよ」


「うるさい馬鹿!」


こいつが不機嫌だと折角旨い飯が不味く感じる。


仕方無い少し機嫌とるか。


「今日の飯も旨いな」


「そ、そう?褒め言葉として受け取ってあげるわ」


リアスは髪をかきあげる。


これは機嫌が良くなったらする癖だ。


この動作がひじょうに色っぽい。


もうひとおしするか。


「いつも旨い飯作ってくれてありがとな」


「べ、別にあんたに喜んでもらう為に作ってる訳じゃないんだからね!ひとりぶん作るのが面倒だからアンタの分も作ってるんだから勘違いしないでよね!」


リアスは髪をかきあげながらそっぽむく。


「それより早く食べないと狩の時間になるわよ。もし遅れたらアンタのせいなんだからね」


「わかってる」


そう言いつつも俺はいつも通りの早さで食べ続けた。




さて俺たちダークエルフの里は深い霧の中にある。


霧の外は全員がかかってもまったくはがたたない生物達がうじゃうじゃ要るからだ。


それならば何故ここに住んでいるかと言うとただたんに他の種族と関わりたくない閉鎖てきな種族だからだ。


特にヒューマンの教会と呼ばれる集団には絶対に会いたくない。


昔この里にたった十人で攻めこんできて老若男女構わず殺された。


生き残ったのは地下に隠れていた俺たち32にんだけだった。


その中で今成人しているのは村長とリアスと俺だけだ。


だから俺とリアスはいつも二人で外に狩に出ている。


「それじゃ行ってくる」


俺たちは短剣と弓をもって里のはずれまで来た。


それを見送りに村長が見送りに来る。


「きおつけていってきなさい」


「大丈夫よ、いざとなったらカラの手と足を縛って囮にして逃げるから」


「お前は鬼か!」


「それじゃあ行ってきます村長」


「きおつけて行ってくるんだよ」


「おーい・・・」


「さ、行くわよ」


「いでで、耳引っ張るな!ただでさえ耳とがってて長いのにさらに伸びる!」





さて、そこそこ森の深いところまで来たのだが何かがおかしい。


そう思い始めたのは昼くらいになったころだ。


それはまったく生物がいないことだ。


確かに個々の生物は異常に警戒心が強く危険な生物が多いから姿を見せずに

隠れているやつらが多い。


それでもここまで遭遇しないのはおかしい。


それに風の音しか聞こえない、あまりにも静かだ。


「カラ、あれ」


草もとに隠れてリアスの指したほうを見るとウロボロスの集団が寝ていた。


こんな昼間に眠っているのも珍しいがこれはチャンスだ。


リアスはゆっくりと弓で狙いを定める。


ウロボロスはまったくきづいていないのか眠ったままだ。


しっかりと狙いを定めた矢を打つと背中に矢がささ…ってあれ?


確かに屋は背中に刺さった、だがウロボロスの集団は一匹たりとも動こうと

しない。


恐る恐る近ずいてみる。


「死んでる?」


ウロボロスは泡を吹いて死んでいた。


他のやつも調べてみると同様に泡を吹いて死んでいた。


「から、これってもしかして…」


矢が刺さったやつから血をもらい毒や虫が付着すると変色する特殊な薬草を使う。


変化なし


「違うみたい」


体の様子を見て死んでからどれくらいたったか調べてみる。


まだ腐食は始まっていない・・・いや体はもう完全に冷たく筋肉硬化が始まっている。


ってことはもう死んでから結構時間がたってるのにもかかわらずに腐食が始まっていない。


こんな現象は今まで見たことがない。


俺は興味本位で生物にかかると変色する液体(手製)をかけた。


やっぱりだ。


自分でもわかるくらい顔がにやける。


「カラ、顔きもいわよ」


横で毒吐いてるやつがいるがそれもどうでもいい。


「見ろよリアス、生物が完全に死滅してんぜ」


「?」


俺がかけた液体は生きた生物にだけ反応し変色する、少なくとも空気中にも

生物は存在する(俺調べ)にもかかわらず液体は自分に付着した液以外はいっさい変色しなかった。


面白い、こんなの初めてだ。


「リアス、こいつら何匹か持って帰るぞ」


「えー・・・こいつら腐ってそうだからいやよ」


「大丈夫だ腐食はもともと大きな生物の死骸を小さな生物が食うことで分解されることで起こる、ちょっと硬いが今殺したのと変わらない」


「えっと・・・よくわかんないけどそうなの?」


「ああそうだ」


俺は籠に死体を入れ込むとそのまま里のほうに向かった。


もっと調べてみたいってのが本性だが今日は時間がない、明日から楽しくなりそうだ。





次の日の早朝また同じ場所に来ていた。


昨日と同じように死体が残っている。


「ねえから、それもう腐ってるから触らないほうがいいと思うよ?」


リアスの言葉を無視し死体に触れると昨日より硬くなっているがまったく腐っていない。


少し土をとって持ってきた液体に入れると液体の中に違う液体を入れる。


変化なし


生物はやっぱり死滅している。


俺はその土を瓶に詰め前の時に取った土と比べてみる


色は前の時よりも白っぽくなっている。


瓶を開け液を入れるとす恋の間だけ変色したがすぐに無色になった。

これは興味深い。


「カラ」


それにしてもなんでこんなことになったんだ?


「カラ…」


そういえば大きい魔力を生物に当てるとショック死するって聞いたことがあるもしかするとそれ・・・


「カラ!」


考えれば考えるほど気になる、もっと道具持ってくれば良かったか?


「えい!」


「のわ!」


あぶないあぶない今のとこにいたら剣で刺されてたところだ。


「あぶねーな用があるなら呼べよ」


「さっきから呼んでたのに反応しないあんたが悪いのよ。それより誰か近ずいてくる」


耳を澄ませてみると確かに誰かのしゃべり声がどんどんこっちに近ずいてく

るのがわかった。


俺たちはすぐに木の上に隠れてそこから様子を見ていると変わった服を着たピンク髪の少女と妖精を連れた黒髪の女性が現れた。




―広海―



本日の探検を始めてから四時間、いまだに人里みえず、さらに生物との遭遇なし…


もうここまで来ると呪われているんじゃないのかと思えてくるな・・・。


シルフたちの情報によればここにはつい先日ここら辺は危険生物の無法地帯だったらしいのだが・・・


「ねえ本当にここ生物いるの?」


「うん、いつもこのじかんたいはみんなけんかしてる」


シルフは周りでくるくると回りつづけながら言う。


「・・・」パチーン!


「きゃぷっ!」プチ!


あ、つぶされた。


「ぺらーん・・・」


シルフはひらひらと風に飛ばされていった。


「「「・・・・」」」


「行こうか」


「・・・」こくり


「同意」


「え、ちょっとむししないでよ!」


風に飛ばされていくシルフをほっておこうとするとすぐに戻ってくるが、

エールに瓶詰めにされてしまった。


「ー!ー!」


瓶の中でなにか叫んでいるが何を言っているかわからない。


しばらく見ていると顔がどんどん青くなり元気がなくなっていく。


あ、酸欠か。すぐに蓋に穴を開けてあげる。


「ぶは!死ぬかと思った!」


「大丈夫、精霊、死なない」


「・・・」キュッ


「あぶぶ・・・」


「いや、試しちゃ駄目だから」


瓶をエールから奪って腰から提げる。


「だしてー!」


「あ、ごめんごめん」


瓶から出してあげるとまた周りをくるくると周り出した。


『へいへいそこのかわいい御嬢さん』


先に進もうとするとどこかから声が聞こえてきたので目だけで周囲を探るが誰もいない。


「誰?」


『お、マジでお前しゃべれるの?』


どこかから蜻蛉のような虫が飛んできた。


『俺ん名前はとくにねえな、まあ適当に呼んでくれ。ところで嬢ちゃん俺とどっか遊びに行かねえ?』


「トビ、でいいよね。遊びに行く気はないよ、それに僕は男だから嬢ちゃんでもない」


まさか虫にナンパされるとは思わなかった。


よく虫がよってきたり近くで飛んでたりするけどみんなこんなことをしてたのだろうか?そう考えるとなんだかいやだ。


「それよりトビ、ここら辺に生物がほとんどいないんだけどなんでか知らない?」


『そりゃあ嬢ちゃんのせいさ、みんな嬢ちゃんにおびえて近づこうとしないんだ』


僕におびえている?


特に怯えさせるようなことをした覚えはないんだけど・・・


むしろ元の世界なら異常にいろんなものになつかれるくらいに。


『嬢ちゃんからは異常な量な魔力が出てるからな』


「異常な量な魔力?」


「ねえマスター、さっきからだれとしゃべってるの?」


『ああ、俺みたいな魔法を扱えない生物には関係がないが魔法を使える生物にとっちゃ嬢ちゃんは動く即死級の毒霧状態だ。現にそこら辺にいる逃げ遅れた生物が向こうのほうで死んでるぜ。』


「ほんと?ちょっとそれどこにいるの?」


『こっちだついてきな』


トビに言われたままついていくと少し離れたところにここに来て初めて見た二つ首の狼の集団が死んでいた。


死体に触ってみるけど体は完全に冷たく筋肉もかたくなっている、しかしいっさい腐食が始まっていなかった。


『普通なら小さい生物が食うのにそいつらまで死んじまって土に帰るもんも帰れなくなっちまってる。その魔力封じる方法すこし考えたほうがいいぜ。そんじゃあな』


そう言ってトビはどこかに飛んで行ってしまった一体何のために出てきたの

だろうか。


「ねえマスターだれとはなししてたの?」


「変な虫」


「え!むしのことばわかるの?」


「みたいだね」


自分が虫の言葉が分かったのも驚いたがそれよりもこっちのもんだいをなんとかしなければならないことが分かった。


生物との遭遇確率が異常に低いとは思っていたけどまさか自分のせいでこうなっていたとは思いもしなかった。


「ねえシルフ、僕の魔力って多いの?」


「さあ?わたしほかのひとのまりょくりょうなんてわかんない」


わかんないのか…はっきり言って期待はできないがノームにも聞いてみると。


「多い、銅と金の価値の差以上」


うん、はっきり言ってわからない。


金と銅がどれくらいの価値なのかはおいておくとして、以上に多いって言われてもざっくりとしすぎていてわからない。


エールに振ってみると草を一つかみ抜き取り周りを指した。


多分この森を僕で草を一般人に例えているのだろうがそれでもよくわからない。


というか僕の魔力って一体…


一応この死体についても聞いておこうかな。


「ねえ、この死体ってもしかして」


「主の魔力が原因」


即答ですか、人里につく前に異常な問題発生・・・


なんだか頭痛くなってきた




―カラ―



ヒューマンたちがどこかに行ったのを確認すると茂みから出た。


先ほどからリアスは何かにおびえているかのように震えている、特に怖いことや恐れる要素はなかったはずだ。


「どうしたんだ?」


「あんたあれ見えなかったの!」


「どういうこと?」


「上級精霊連れてる上にあの女、天使と悪魔の羽両方生えてたし子供に関しては憎悪とか恐怖とかしか感じられなかったわ!」


リアスは昔から以上に危険を察知する感が強いうえに生物の正体を見抜く力を持っている、俺も何度もその力のおかげで助かっているから事実なんだろう。


「もう今日は戻ろうか」


俺は少し優しく言葉をかけリアスのの返事も聞かず手を引いて里に帰った。


しかし里に帰った俺たちに憩いの場所はなかった。



里に戻るとさとは何者かに破壊されていた。


いや破壊というよりもこれは何かに食われたというべきだった。


里の色々な場所が食い荒らされ、ところどころに腕や足などの食い残しや血だまりができ、俺たちはただ漠然とするしかなかった。


「嘘、何これ」


弓を抜き警戒しながら里を見て周っていくとどこかからすすり泣く声が聞こえてきた。


リアスはすぐその声がする方を見つけ走り出す。


その鳴き声は薬品庫の床下の収納からだった。


ゆっくりと戸を開けると二人の少女が入っていた。


里の中で最も小柄なユニと一番幼いネイだ。


2人をなだめて落ち着くのを待ち何があったか聞いてみると、突然黒い蜘蛛が現れて村を食い荒らしていったそうだ。

他の全員が戦ったらしいがまったく歯が立たず二人だけここに隠されたらしい。


俺はリアスに二人を任せ他の生き残りを探したが誰もいなかった。


みんなほとんど食い尽くされほとんど残っていない、一番残っていたやつも右半身がなくなっている状態だ。


かろうじて集めた体の破片は28人分の食べ残された部分があった。


もうどれが誰なのかもわからない。


俺はそれを一ヵ所に集めて火を起こした。


すると三人はそれにきづきこっちに来た。


「どう誰かいた?」


俺はただ無言で首を振った。


「そう・・・お墓作らなきゃね・・・」


リアスは大きめの岩を半分に割りみんなの名前を刻んでいった。


「ねえカラ、私昔お父さんたちが死んだときにもう泣かない、みんなを守り続けるって誓ったよね?」


「ああ、俺もその時同じことを誓った」


「でもやっぱ無理だったみたい、みんなを守るのも、もう泣かないっていうのも」


「・・・」


俺は何も言えなかった、俺も同じだからだ。


教会のやつらを何とか撃退して多くの仲間が死んでしまった。


あの日から俺たちは強くなったのにまた何もできなかった。


「・・・」


俺は仲間たちの死体が燃えている前で静かに泣いた。




みんなの墓を作った俺たちはこの里を離れることにした。


未練が何もないわけでもない、むしろ未練がありすぎるほどだ。


俺達は最低限要るものを集め、未練が残らないように他の物は全て焼いた。


「ねえカラ」


「未練が残らないように焼いてるんだ」


「そうじゃなくて良かったのカラの調べたこと全部焼いて」


「良いんだよ」


俺達は墓の前に行き挨拶をすると里をでた。


もうここも安全ではないならここに居るわけにもいかない。





あれから何時間も歩いた。


もう日が暮れて辺りは真っ暗になり三つの赤い大きな星が見える。


あれが出ていると魔力が大きくなると聞いたことがあるが俺たちには関係がないことだ。


俺たちはここで野宿をすることにした。


夜は辺りが暗すぎて誰かと離れてしまうとどこにいるかもわからなくなる。


それでまあ今は女性メンバーに持ってきた簡易風呂に入ってもらっている。


風呂といえば覗き見だが今はそんな気にはなれない、向こうのほうからも楽しそうな声は聞こえてこなかった。




―ルピシア―


魔王様の部屋に入ると魔王様は机に突っ伏して眠っていた。


ここ最近女神の目覚めや勇者召喚、黒蜘蛛の復活、未知の巨大な魔力などのことがありほとんど寝ずに何かの研究をしていた。


魔王様に毛布を着せると机の上に置かれてあった紙に目を通した。


そこには魔力を抑えコントロールするペンダントの設計図や女神の力を封じる指輪、すぐ発動できる強力な封印用の決壊などの問題を解決するためのものが用意されていた。


ゴミ箱のほうにも紙を安く多く作る実験の資料や効率よく植物を育てる方法、風や水を使用した道具などの設計図など国民がより良く豊かに暮らせるようになるようにするためのものもある。


本当にこの人は変わらない、誰かを救うためならば自分がどれだけ苦しくても、どれだけ辛くても自分に鞭を打って自分のことのように苦労するお人よしな方だ。


かといって自分の問題も自分の中に溜め込み自分一人で解決しようとする。


娘の一人が家出してしまったが「子供には旅をさせていろいろと経験させるべきだ」と言ってこっそり見張りを一人つけそのまま行かせた。


本当は心配で眠れないくせに仕事を理由にして部屋で行ったり来たりしていたこともあった。


そんな魔王様に休めるときはしっかり休んでほしいと思ったりする。


私はそっと魔王様の頭をなでた。


この人に会ってから私はだいぶ変わってしまったと自分でも思う。


昔の自分が見たらきっと笑いさげすむだろう。


私は魔王様を抱え上げるとベッドに運んだ。


なぜか前の時よりも魔王様が軽くなった気がする。


もともと体が不安定なのに無理をしすぎたせいだろう。


そっとベッドに寝かせ頭をなでると景色が歪み大人になりきっていないくらいの青年になった。


あの天使に好きになられてから魔王様はいっさい年を取っていない、だからこの姿が本当の魔王様の姿だ。


「おやすみなさい“クロム”」


私は昔のように魔王様の名前を呼び頬にキスをした。



オプスキュリテ「一応メインヒロインなのに出番少ないんですけど…」

RT(作者)「しばらく出す予定はないよ」

オプスキュリテ「あぅー・・・」

エリス「大丈夫私なんて一回しか出てなし」

RT「あなたについては今後出すかどうかも未定です」

エリス「え…」

魔王「わが娘たちをちゃんと出してやってくれ!」

RT「あなた主人公の次に出番多いんですよ?後友達が「リア充死ねっ」て言ってました」

リュミエール「…」

RT「エールは重要キャラだから今後出す予定が多いよ」


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