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ギルド スノープリンセス2 勇者編 反逆④

0:00も8:00も間に合いませんでした><

まだ誤字脱字がありそうですが、一応UPしちゃいます。

「フォボスは4連恒星系と言う特殊な場所にあります。周りが4つの太陽に囲まれた場所です。そして4つの太陽による重力のため、直接ゲートが繋がらないという特徴もあり、女神の目が届きにくい場所でもあります。

また、4つの太陽には、エネルギーを取り込む為の『ダイソン球』と言う設備があるため、ほぼ無尽蔵のエネルギーで活動可能。アトラン帝国の高度な技術力による設備は、女神の理解を超え、放置が良いと判断されました。以上が、女神ウィキペディアの情報です」

なんとなく、女神の言い訳に聞こえる所もあるな。

「そして、これを読んでいて思い出しました。『Drインカ』です!」

Dr?インカ?

「はい。アトラン帝国の科学技術顧問で、永遠の命を手に入れた、錬金術師でもあります」

「そのインカが、どうかしたかだぞ?」

「はい。Drインカは『死んだ人を蘇らせる』研究をしていました。他に色々な危険な研究をしていたため、女神により幽閉、監視処置が施されたんです」

パルムが思い出したかのように言う。

「インカの笛ってのは、そのインカからか?」

繋がってきた。トーレフたちが、魔笛は作られたものだと言っていた。そして『死者を蘇らせる』研究をしていたDrインカ。資金とレアメタルが流れ込んだアトラン帝国の遺物フォボス。

「リリスはインカと手を組んだぞ。そして潤沢な資金と物資をルーズ卿が出し、ソロモンの笛、これからはインカの笛と呼ぶ魔笛を作ったぞ」

ああ、間違いない。

「だが、インカは幽閉されていたんだよな?」

俺は聞いたが、なんとなく帰ってくる答えが読めていた。

「はい。幽閉先はへんぴな世界でした。研究施設はおろか、コンビニすらない世界です。見張りの女神は度々他の世界へ遊びに出かけ、そのすきに逃げられてしまいました」

だと思った。女神がやりそうなことだ。

「どうするぞケイン?どっちを先にするぞ?」

・・・・地球の一件は俺にも責任がある。ディーバが来た時、真剣に対応していれば、科学班を送っていた。トーレフたちなら、この事態を招かずに済んだかもしれない。俺が感情的になったせいだ。

「天界で地球の救済を訴える!その後フォボスを叩き、魔笛はリリスたちが犯人だと公表し、ヴィーナス家の汚名を晴らす。最後は女神たちの協力の元、地球のハイパーブラックホールを消滅させる!」

俺は方針を決めた。先にフォボスを叩いてリリスたちを牽制したいが、科学施設衛星が相手だと、科学班の同行が望ましい。まだトーレフたちを地球から呼び戻す訳には行かない。

「わかったぞ。私は閻魔に連絡しておくぞ」

俺たちは動き出す。



「女神は生きとし生けるものを守護する側だぞ!地球を見捨てて良いのかだぞ!」

「女神の使命を思い出せ!下界の守護だ!見捨ててよい世界なんかない!」

「あなた達の力が必要ですわ!私たちに力を貸してくださいませ」

「女神 働け。楽するな」

アリスや俺、アイリス、ターナは天界の主要都市で訴えた。

だが反応は悪い。

「メディアは私達の訴えの内容は伝えず、『下界民、天界へ不法侵入』と報じています。16評議会の圧力があったはずです」

いよいよ16評議会も腹をくくって、俺たちとぶつかってきた。と言うことか。権力争いも絡んできたってことだな。

「ヴィーナスは何をしているぞ?ここで権力を使わないでいつ使うぞ」

逆風だが、それほど弱っているわけではないはず。天界を制した奴だ。

機を敏感に感じ取る能力は、ティナやエクセレントの比ではない。今、動かないのは、出るタイミングを見ている。と言うことだ。

「アリス、科学班を呼び戻せ。フォボスを落とす!」

そして、ヴィーナスが動く『機』とは、俺たちの行動にかかってる。



「調べてきました。フォボスへ行くには4連恒星系の外側にゲートアウト。その後、恒星のフレア、異常重力場を回避しながら接近します。安全なルートは1つしかありません」

ティナがフォボスへの侵入ルートを調べて来た。

「今回は宇宙だぞ。セイレーンの魔道システムは動かないぞ。宇宙には水が無いぞ」

ああ、今から宇宙船を作るのも時間が掛かる。しかも、リリスが裏にいるなら、フォボスは武装しているはずだ。戦闘の可能性が高い。

「大丈夫です!任せてください!楽勝です」

と、セイレーンが言い出す。宇宙なのにか?

「宇宙の海は俺の海です!海ならば私は無敵です」

マジかよ?

「最近だいぶ緩くなってきたぞ。魔道砲も制約無視で、しらっとスッコンスッコン撃つようになってるぞ」

どの道、衛星での戦いとなると、セイレーン抜きでは作戦が立たないから、本人がやる気なのは助かる。

「微調整で済むでござるよ。元々深海まで潜る耐圧性能や気密性は持っているでござる」

「問題は本当に魔道機関が動くかですよ。動けば推進システムは重力推進なので問題ないですよ。でも本人が動くというなら大丈夫ですよ」

ほー科学班は太鼓判を押すのか?宇宙の海で?

「なら行くぞ!フォボスを叩いてリリスを追い詰めるぞ!」

アリスが言った。


「ケインさん、大変です!大事件です」

シータがすっ飛んできた。なんか久々に聞いたセリフのような気がした。

「ケインさんに、違反行為があったとして出頭命令が出されました」

ああ、それなら覚悟の上だ。

「ティナ姉様は16評議会議長の任を解かれました」

ああ、それも覚悟の・・・

「あんですって!!!私の許可なくですか!?」

覚悟してなかったんだ?

「ケインさん、先に16評議会に天罰を下しに行きたいです」

先にフォボスな。

「後からまとめてひっくり返せばいいぞ。今はフォボスだぞ!皆行くぞ!」

俺たちは天界を無視してフォボスへと行く。

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