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第二話 やだやだボクシングマンの誕生

こんな青い空の下で立ちションとは清々しいねぇ相棒


ああ目の前は女子高だがな


早速その女子高に通う活発なおっじょーさん方が日常を侵された衝撃を味わっているぜ


たまらないね、毎日こうしていたいもんだ


目的を忘れるなよ坂下


その名字で呼ぶのはやめてくれよ、俺がお前の下みたいだ、坂上


坂上と坂下、分かりやすい名字とコンビじゃないか


勘弁してくれ…っとそろそろ終わりかな


おお見ろ、お前のに蟻がたかってる


マジかよ…



という二人の人物のやり取りらしいものから今回は始まります。


では、お手数をかけますがこの後の場面を想像してください。

今回からみなさんにも参加していただく場面があるかと思います。

前回は文字通り思考の垂れ流しでした。

しかし僕はもう垂れ流しません。


ではしばらくの間、僕の考えた、使いどころを見出だせないセリフ集でお楽しみください



「地獄に落ちてからパンツを履き替えてないような奴等に、天国の清掃員を任される私が負けるはずがないのだ!」


「夢を叶えたい!人の夢を押し退けてでも!それが夢でしょ!?それに都合悪くなったら謝るかもしれないでしょ!?」


「ライトニングゴッドエクスプレス…貴様らの世界では新幹線と呼ぶらしいな…ますます私に相応しい」


「戦いの日々だったぜ…武器がないから互いに尻拳法を使って戦ったんだ。しかし奴等め、禁じ手を使い始めたんだそれは…屁だ!」

「君は娘のパンティーだと思ってワシのふんどしで顔を拭いていたのだよ、君の眉毛にワシの陰毛が絡み付いてる、それが証拠ではないかね?」


「嫌よ!いくら勇者の末裔だからって鼻の穴に豆突っ込んで窒息するような奴に頼むことなんかないわ!」


「君に抱き着いたフリをして実は本命の行動だから素直に抱き着く!」


「この戦いが終わっても俺、童貞のままなんだ…と言っていたのに、それなりの道筋が拓けてる関係になってしまう女の子と出会う、恐ろしいとは思わんかね」



「私は舐めると甘い表皮のアンドロイドです、カブトムシを捕まえたいときにはお申し付けを」


「これはむかーしむかし、鍋パーティーが終わったあと一人で片付ける男とバッティングセンターに出会いを求める女の物語」




はい終了です。

みなさん想像し終わったでしょうか。


きっと素晴らしい展開を思い描いたことでしょう。


ここでは、思い描いた内容というより、どういう思考の形態でストーリーを考えたか、が大事になります。


ストーリーの想像って実は予測という思考の形態に依存してるんですね。


予測で追うものと追わないもの、この2つが小説を分けているのではないでしょうか


これらの違いを考えることが、小説を考えることの一つなのではと

だからと言って予想や予測をわざとはずして得意気になる近年の

「俺やったったぜ」系は滅ぶべし!

ああ畜生滅べ!滅んでしまえ!

ではまた次回!


ん?いやいやボクシングマンって何かって?

なにそんなものに予測と期待をしてるんですか?

ふふふ

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