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『芋ケンピ』を両親が貰ってきたので世界を救ってくる  作者: 鴉野 兄貴
芋ケンピを両親が貰ってきたので世界を救ってくる
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エイケン

 英検試験に向かう佐倉サチ。

「またからすのさん。勝手にヒトを小説のネタにしてる~!??」


 ご愁傷様。

 佐倉サチはため息をついた。

「また鴉野さん勝手にヒトを小説のネタにしている~!?」

 ご愁傷様。


 英検二次試験。

 緊張のあまり三〇分早く会場に到着してしまった佐倉嬢だが、遅刻するより断然マシである。鴉野は走って友人Sに呆れられた。

 この緊張感はプレッシャーになるが。

「えと。英語は文法的には漢文と大差なし。か」

 友人の言葉を思い出しながら苦笑い。

 そこにその友人からツイートが入る。

「You! いっそ永久就職しちゃいなよッ!」

「……削除っと」

 サチは呆れてみせた。

 こんな連中と付き合っていたら緊張も出来ない。


「よっ! 可愛い新入部員さんだなっ!」


 梅の花が咲き出し、寒椿と狂い咲き。

 そんな中でその男はからからと映写機片手に笑っている。


 嫌な予感。

「ここは?」

「素人の映画研究会。現在素人俳優女優募集」


 サチは慌てて駆け出した。

「裏のビルだっ~~!!」


 グーグルマップはメインストリート側を表示する。

 同じビルでも裏からだとビルの名前が違ったりする! 注意しよう!

(作者はガチでこれで遅刻した)

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