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食べ物の味

食事の味気なさ、もう少し何とかならないか相談してみる

―――

どちらかというと小話の回です。

 夕食の時の話。

「味はイマイチですけど、栄養とかは凄そうですよね。何ですかこれ」

という俺の言葉に神様は

「魔力の回復の為に直接魔力を入れてあるからね。勿論栄養面でも人体に最適なはずだよ、そういうものだからね」

という。であればこそ。

「できればもう少し味を良くしてほしいな、と思うんですが……」

決して不味くはないのだが、もう少し美味しくならないものか。もう直接言ってしまう事にした。

 すると神様は驚いたような表情を見せ、何度か瞬きをした後、

「味……そうか味か……」

と言って暫く何か思い出すような仕草をし、

「確かに大事だもんね、味。すっかり忘れてたよ。」

しみじみとそう言った。これで幾分か美味しいものが食べられそうだ、と思った矢先、

「でも料理は苦手でね、食べる必要が無くなって随分経つし、今はこれが限界なんだ。ごめんね」

神様は申し訳なさそうにそう言った。

 少なくとも結界を出るまではこれで我慢しなければならないらしい。

 実は食感に限って言えばそれなりに良かったりします。まあ、それも噛む力が衰えないように付けられた硬さや弾力の副産物ではあるわけですが、食事が味気ない程度で済んでいるのは、この食感のお陰だと言えます。

 飲み物はミネラルたっぷりの泉の水です。

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