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結星門の巫女  作者: 安田座


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10/26

10:闇の聖騎士



 ふみちゃんが神殿に向かってから約一時間後、今、神社にある風見さん家の二階の部屋に移動しました。 さく君はカーテンの隙間から外の様子をずっと見張っています。

「さく君、颯矢さんに会ったのよね?」

 間が持たないので、聞いてみる。

「会いましたよ。

 自分が回復するまであんたを守る様に言われました。

 それと、自分が守るって言っておきながら僕に任せてごめんって言われました。

 これは、あんたに対しても言いたかったんじゃないかな」

「ちゃんと守ってもらいました。 わたしは、こうして無事です。

 あんなに傷付いてまで……」

「あんたを、危険に晒してしまった引け目は、それでも釣り合わないって思ってますよきっと」

「さく君は、お兄さん好きなの?」

「な、な、なんで?」

 ちょっと動揺したような感じだ。

「だって、代わりに言ってくれたんでしょ。

 颯矢さん、絶対そういうの言わなそうだし」

「どうですかね。

 あ、来ました」

 照れ隠しには良いタイミングで来訪者って感じに話を切られた。って言うか本当に来た。今何時だと思ってんのよ。

 

 風見家の呼び鈴が鳴る。

 すぐに、しおりさんが応対する。

「どちらさまでしょうか?」

 扉は開けずに聞く。まぁ普通の対応。 ドアモニターに移る影は二人、あえて二人とも映るように体を移動している。

「警察の方には帰っていただきました。

 以降、こちらへ関わることもありません」

 相手は名乗らず、意味を含んだ言葉を返した。

「警察とは、弟が話を聞かれた方かもしれませんが、あなた方はどちらさまでしょうか?」

「今は、明かせませんが、ご協力をお願いしに参りました」

「わたくしたちに出来ることであれば協力はいたしますが、どの様なご用件でしょうか?」

「一緒に来て、彼の事を教えていただきたい」

「どなたの事でしょうか?」

「昨日の行き倒れです。

 きっとパトカーが騒がしかった事でしょう」

 その時、さく君が「予定変更、巫女様はここに居てください」と言い残すと一階へ降りて行くと、そのまま玄関に向かい、しおりさんの傍に立つ。

「姉さん、行ってください」

 外の相手には聞こえないよう小声で伝える。

 しおりさんはうなづくと、すぐに相手に答えた。

「わかりました。

 支度をしてきますので少々お待ちください」

 そう告げると、外出の準備をしてから玄関を開ける。

「お忙しいところ、しかも夜分に、本当に申し分けありません」

 ものすごく低姿勢なのは、どう取るべきか……。

「いえ、こちらこそ、お心遣い感謝いたします」

「はい、そうですね。 確かに双方にとって利があると思いますよ」

「では、お願いします」

 そのまま、しおりさんは、表に来ていたおじさん二人に連れられ、彼らの車でどこかへと向かった。



 さく君が二階に戻ってきた。

「警察じゃ無いし、かなり事情を知ってそうだった。

 姉さんに逆に調べてきてもらう、それと時間稼ぎもかな」

「ええと?」

「心配はしなくて良いと思いますよ」

「そうなんですね」

「大勢で来て、無理やり連行する手もあるからね。

 警察より上級の組織らしいし」

「ほ~」

 なんだか取り残され感が……。

 それでも、さく君、賢そうだし任せておけば良いかな。

「とはいえ、誰か行かないと、引き下がりそうに無かったからなぁ」

「え?」

「地球人とは思えない人型生物を捕獲しました。あなた方は何か知ってるはずですよね? って感じだった」

「ばればれじゃん」

「はい」


 そして、少ししてふみちゃんが戻って来た。

「神殿長はなんと?」

 さく君が聞く。

「しおりさんは?」

 ふみちゃんが聞く。

「その話は後ほど、先に神殿長の話を」

 さく君が促す。

 事態は急を要するのだ。

「ええと、お父さんに偉い人とお話して来てもらってくださいと。

 あと、話のできる方を一人だけ神殿までお連れする様にと……の二点です」

「わかりました。

 じゃ、お父さんに話すのは朝でも大丈夫ですね。

 どうせ、地球側の偉い人も自由になる時間では無いでしょう。

 助かりました。ありがとうございます」

 急を要し無くなった~。

「いえいえ~、こんなの朝飯前ですよ~……簡単ってことね。

 で、しおりさんは?」

「警察よりすごい人達に連れて行かれちゃった」

 説明してみた。

「どういうこと?」

 伝わらなかった。

 代わって、さく君が順を追って説明してくれた。

 少しだけ伝わった。

「捕まった宇宙人のお見舞いに行った~?」

「まぁ、そんな感じ……よね」

 おおむねその理解でも大丈夫、なはず。


 翌朝、さく君が朝食の前にお父さんと話しをしたと言ってました。

 そして午後、しおりさんが戻ってきました。

「ただいま」

「おかえりなさい」

 と、なんだか普通のやりとり、わたしもふみちゃんも下手な動きをせずに待機していたので。

 しおりさんの報告によると、

 彼は、どうやら風邪を引いていて、免疫が無いため悪化してしまったらしく、熱で倒れたところで、見つけた人が救急に連絡。

 病院では、血液検査、レントゲン、等々調べれば調べるほど地球人との違いがあったそうです。

 警察にも連絡が行き、身元確認をしようとしたころ、向こうの装備のまま武器まで持ってることもあって、不信度が増し、足取りを調べたところ、監視カメラなどの情報から、神社を特定。靴底に付着した土もヒントになったらしい。

 あまりにも異常な事態の為、警察病院へ搬送、すると、別な組織によってさらに別な場所の病院へ移送され、そこで隔離入院とされました。

 そして、しおりさんは、知っている事を全て話したそうです。さらに、同じような検査を受けたと。

 とはいえ、話した内容は、敵の星の人間である事だけですが、その組織が欲しかったのはまさにそれみたいです。これまで地球として接触の無い者であると確定したかったのです。

 敵の状態などの情報を教えてもらえたのは、その見返りということでしょう。

 お父さんが朝方どこかに連絡したのが関係あるのか、とりあえずそれだけで帰してもらえたそうです。

 加えて、一週間の猶予をもらったとのこと、地球側と会合を設ける事になるそうです。


 夜になって、いつもの様に受付に行ってみると、着替えもしないまま闘技場の様な部屋へ通されました。 その間、ふみちゃんは控室にて待機とされました。

 その闘技場っぽい部屋には、聖騎士様方全員が揃っていて、その全員が横一列に並んでいます。壮観です。

「挨拶は後ほど、早速始めます」

 炎の聖騎士アスカール様が、わたしが端に並んだのを確認したのか号令の様に言い放ちました。

 赤系の鎧、輝きはゴールドっぽいかなぁ、赤みを帯びた髪も、もう見た目炎の人だわ、かっこよいわぁ。

 氷の聖騎士ミドラリウス様も、青系の鎧にはしずくでも付いてるかの様に輝き、薄い青色の髪はおかっぱで、顔も女性っぽくて妖艶な美しさ。

 ほんと、初見なのでお二人には先にご挨拶させて欲しかった。

 ……とか見とれる意識を頭を振ってなんとか正気に戻した。

「はい」

 ガンドレルさんが、小さく答えて列から離れて七人に対峙する位置につく。

 そう思った時、列には四人しか居なかった。

 ガンドレルさんの前にアスカール様が立ち、いや剣でガンドレルさんに斬りかかったのかな?

 ガンドレルさんは、それを自分の剣で受けている。

 あと、オルテミアス様とランデット様がガンドレルさんの横で剣を構えていた。 どうやら、この二人は、ガンドレルさんが受けなかった際の保険だったみたいです。

「殺気だけは伝わったが、剣が遅いな、炎よ」

 ガンドレルさんの口調が男の人を思わせる。

「出たか、黒い剣」

 アスカール様が呟く。 ああ~、剣が確かに黒い。 鎧も青光が消え漆黒となっている。

 そもそも、アスカール様の大剣をか細い剣で受け止めている不思議、体格差からも異常に見えた。

「騎士全員と巫女か、意図を持って呼び出した以上、責任は取らせるからな」

 余裕の表情で答えると、囲んだ三人がそれぞれ後方に飛ぶ、遅れて鎧の一部がはじけ飛ぶ。

「はぇぇ」

 待機組のアーク様が感嘆する。

「待って」

 わたしは、止めに入るべく声を上げた。

 足は動いていない。

「巫女は見学されておれ」

 ガンドレルさんがわたしに制止の声をかける。

 そう言われても、これはわたしが提案した事、引き下がるわけにはいかない。

 そして、

「いえ、お聞きしたい事があります」

 半歩だけ足が動いた。 わたしは聞きたい、教えて欲しい。

「ほう、動いたか」

 ガンドレルさんが動きを止めてわたしを見る。

「あなたが存在する目的を教えてください」

 もう半歩出る。 それがきっと必要なこと。

「そう言う事か、聖騎士ども、お前たちはどうしてそんなに弱い?」

 応じるでも無く質問がされた。 なんでよ~。

「あなたが強い理由も知りたいです」

 わたしがまた聞く。

 今度は一歩。そこで、体が沈む。へたり込んでしまった。 なんで、こんなに動けないのよ。

「巫女よ、俺の気を受けて進んだその二歩に免じて、話をしてやろう」

「ほんとですか? あ、いや、ありがとうございます。

 では、目的を知りたいです」

 おお、やっぱりいい人、ならば、聞かせてください。

「闇と影の聖騎士については、聞いておるか?」

「へ?」

 あら~、目的~……。

 その問いかけに、聖騎士様方も、知ってそうな知ら無さそうな表情や仕草だ。

「この娘は、恐らく闇の聖騎士だ」

 ……教えてもらって無いよね。たぶん。

「ええと……」

「……光の従騎士はずっと影だった。

 そしてついに念願の闇が生まれた。

 だから、この娘を守るために俺が憑いた」

 目的としては、すごく単純?……だけど。

「どうして、闇だと守る必要があるのです?」

「それは後で教えよう。

 先に、現代の聖騎士の弱さをどう思う?」

 弱いの? あなたが強すぎるんじゃ?

「我々は、戦士では無いからだ」

 アスカール様が答えた。

「その通り」

「へ?」

 無いって、戦士って何?

「我らは、鍛錬はするが、戦って来なかった。

 いや、明確な敵が居なかった。

 数百年そういう状況が続き、儀式のための聖騎士となった。

 ただの、神行のための存在だ」

 後で聞いたのだけど、皆さんには別の役目もあった。というより本業だ。

 大まかには、炎:軍事、氷:警察、光闇:神殿警護、音:宮廷警護と音楽、風:諜報活動、雷土:環境、の取りまとめ役です。

 この星に戦争は数百年おきていないのだ。 役目の方が主体となるのは当然だったのでしょう。

「だから俺一人に勝てない」

「それでも、今、我々には強さが必要になった。

 教えてくれ、どうすればいいんだ」

「いいだろう。

 俺を呼び起こす剣気に免じて教えてやろう。

 貴様らでも、既に、鍛えて強くなれる分は当に満たしておるだろう。

 後は、聖力をどう高めるかだ。すなわち、魂を鍛えること。

 具体的には、敵を倒すことで奪う命を感じ続けるか、何度か死に瀕してみるかだ。俺が知る方法はその二つ。

 今のお前達には、前者しか選択できんだろうが、それにはそうとうの時間を要する。

 だから、これを、あえて教えてやる。

 それぞれの神殿に行き、俺の様な古の神聖騎士の力を借りるがいい」

「それは……」

「不本意だろうな。 自分の力で叶わぬのは。

 だが、お前たちが背負うのは、誰だ?

 ……答えは出ただろう?」

「おっしゃる通りだ。

 ご指導感謝いたします」

 アスカール様がお辞儀すると他の聖騎士様達も追従した。

「巫女よ、お前の力が居る。一緒に行ってやれ」

 この人、やっぱり優しい? いい人? この星で悪い人に会ったことないけど。

「はい、もちろん。

 でも、ええと、しつこくてごめんなさい。

 もっと詳しく教えて欲しいです。 あと、お名前も」

「ははは、そいつらに聞け。 皆、もう分っておるぞ。

 そして、今更名前も聞くのか? 既に魂のみの者に…………マイサだ」

 名前、答えてくれないのかと思ったけど、見つめて待ってみたら名乗ってくれた。

「そうでしたか、失礼しました。 マイサ様。

 では、さっきの、どうして闇だと守る必要があるのか、です?」

 ”まいさだ”じゃないよね?

「闇の聖騎士は、消せるんだよ。

 恐らく、その力であれば門もな……。

 封印ではなく、空間の繋がりごと闇に飲み込み消滅させる。

 そうすれば二度と開く事は無い」

 そんなすごいの? みんな知らない? あなたは何で知ってる?

「では、なんで、今まで教えてあげなかったんです?」

「巫女がおらんかった」

「探せって言えば」

「言った」

「聞いておりません。 恐らく、意識を失った我らに言われたのではありませんか?」

 オルテミアス様が反論する。

「お前らそれほどまでに弱かったのか?」

「話を逸らしましたね」

「いや、神殿長は知って……まさか、時はそれすらも忘れさせたのか……」

「とにかく、どのみちタイミングは今になっていただろう。

 皆、ご指導通りに神殿へ向かう算段を」

 アスカール様が指示を出す。

「待て、俺と戦わないのか?」

 状況は置いといて、傍から見ると地団駄踏む僕っ娘で、めっちゃ可愛い。

「必要ありませんが?」

 アスカール様は既に剣を背に戻していた。

「貴様ら、それでも人間か……

 そうか、では、供物だけはいただくぞ」

 マイサ様は、一瞬不満の表情を浮かべると、オルテミアス様の前に瞬間で移動する。そして、その唇を奪う。 跪かせ腰と頭を押さえ、身動きできない様にしてから。

「え?

 はい~?」

 わたしは、マイサ様の姿を見失った、そして見つけた。

 オルテミアス様は全く反応できず、受け入れるしか無かったのだろう。

「毎度、最後はこうなるのよ。意識があろうが無かろうが関係なくね。 わたしにすればいいのに。

 二人の美しさに見とれてしまう光景だけど」

 ミュークラウン様がコメントしてくれた。 確かに二人一緒に居るだけでもすごく綺麗です。

 そして、男性相手では無い事だけは救いかも?と思ってしまった。

「そうなのか、知らなかった」

 アークさんが続く。 いや、男性陣止めてくださいよ。 及ばなくても向かって行って欲しいと思うけど……。

「今までは、動く事ができず。

 今は、教えを乞うた以上、行動を止める権利が無い。 オルテミアスも同様だろう。甘んじて受けている。

 それでも、騎士としては見逃すわけには行かない……」

 アスカール様達は動こうとしているのだ、それでも動けない。 皆の握られた拳は血を滴らせていた。

「本人は……知ってるのですか?」

 本人とは、もちろんガンドレルさんのことです。

 わたしは、目を逸らしながら聞く。

「いや、知らないと思う」

 ミュークラウン様が答えてくれた。

 こんな時に不謹慎だけど、オルテミアス様の相談事を思い出した。 困った。

 しかしよ、今の状況も、不謹慎案件も、私が解決すべき内容では無い気もしてきた。

 それにしても長い、早く誰か止めて上げて、いや、どっちだろう、ああ、わからない。

 皆さん、もうマイサ様は神の様な存在だろうし、オルテミアス様も念願叶ってる的なものかもしれないし、ほんとどうするのよこの状況。

「影のマイサ様、巫女様の……お時間がありますので、オルテミアスを解放してはいただけませんかな?」

 ダリアン様が、最年長の責任感からか、なんとかそう提案した。わたしをダシにして、もちろんぜんぜん良いです。がんばれ。

「そんな理由で従う義理も無いが、まぁいいだろう。

 では、代わりに一つ要求しておこう」

「なんでございましょうか?」

「このヒラヒラした短いスカートをズボンに変更しろ」

 スカートを少しつまんで文句を言う、やっぱり可愛いけど。

「は?」

 ダリアン様が少し間の抜けた返事を返す。

 わたしも”は?”って心で言っちゃった。思わず口に出すとこだったし。

「中が見えない様に動くのには気を使う、非常に面倒だ。

 この娘を守るのが俺の最重要事項だからな」

 じゃぁ、キスもやめてあげてよ……と全員思ったかと思ったけど、わたし以外は、そういう動きのハンデ付きで圧倒されていた事の方がショックだったらしいです。

「それは装備の一部ですので、決して気にされる様な……いえ、ぜ、善処いたします」

 アスカール様が困った顔で応じた。

 でも、ぜひ本人に聞いてあげてください。説明難しそうですけど。 もちろん私はどちらでも可愛いと思います。



 敵星側結星門前、敵陣内での会話。

「ゼッガはトウの星へ行けたのだな?」

「その様です。

 偵察隊に対して、ザグバが脱出後に暗号サインで伝えて来た内容によると……

  ―巫女の暗殺失敗。

  ―ゼッガのトウの星への侵入成功。

  ―ダールン自決。

 三点について伝えた後、ザグバは敵の追手に討たれてしまいました」

「精鋭二名を失ったか……果たしてゼッガを回収できるのか、だが……

 ……再度潜入部隊を編成しろ。

 次は敵の警戒体制も厳しくなる。

 陽動は多めに準備する様、急ぎ作戦の立案をせい」

「もう一点、偵察隊の報告内容に気になる点がございます」

「言ってみよ」

「ザグバを討った者、たった一人、外見は少女。 しかし、強さが計りかねたとのこと」

「どういうことだ?」

「敵の現在の戦力が読めなくなりました。

 次の潜入部隊の第一目標は敵の戦力情報の入手にされた方がよいかもしれません」

「隣国から逃げた武将も討ちもらしたのだったな」

「山中に追い込んだはずでしたが、追跡部隊の帰還者おりません」

「ふむ……トウの情報は戦局には影響せんだろうからな。アルグとはそういうやつらだ。

 なら、占領してからでも由とすべきか、せっかくのトウ侵入作戦成功は惜しいが」

「まだ、トウでの巫女暗殺は可能性が残っております」

「確かにな……」



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