4話 宗次の後悔
月詠
「やりたくて ただ、やりたくて
唇噛みしめて 泣いてた~♪」
月詠がよくカラオケで替え歌していた
欲求不満そうなフレーズにしていたので
学園祭で一緒になって綾乃の女友達と一緒になって遊んでいた
宗次
「仲良くしているのが印象的だった
普段はそんなに喋らないのに盛り上がっていた」
見た事の無い喋り方に綾乃は友達女に嫉妬していた
しかしそんな嫉妬も、宗次の束縛愛に悩まされていっぱいになる
嫉妬していたであろう友達女にも相談していた
友達女
「はぁ!なにそれ ありえんくない
もう分かれなよ そんなの」
宗次はそれでも愛していた
綾乃は友達女に言われた通りに喧嘩腰で顔をビンタした
ビンタされたのを月詠は見ていたし
月詠の前に帰ってきた宗次は一緒に帰っていた
そんな行動に月詠は何も言わないでいた
宗次
「色々な考えを考えてたら涙が出ていた
でも泣いた俺に、月詠は肩を寄り添ってくれた
あーこいつは本当に良い奴なんだなと思ったんだ」
月詠(幽霊)
「あの頃、俺ほんと優しさ説いていたからなぁ
もっと素直にやってれば良かった
もっと素直にクラブでも行って、エロい女に跨って連絡でも取り合えば良かった
あの時に、綾乃とも付き合ってれば良かったなぁ」
月詠は童貞のまま死んだのを後悔はしていた
けども自殺して、幽霊となった今ではもうどうでもよかった
見下ろして、物思いにふけるのが幽霊としてのせめてもの行動だったからだ
宗次
「綾乃とこれからも月詠と遂げられなかったであろう女を愛そうって思った
でも俺気付いた
それは愛してたんじゃなくて
俺によく頻繁に会える月詠からの隙を待っていたんだ
月詠と遭える喜びにだけ噛みしめていたのを嫉妬していた
でも月詠は優しいって分かってから、そこには嫉妬しなかった」
宗次が嫉妬して怒ったのは綾乃にだけだった
DVにしか思えない綾乃 と 愛でいっぱいで苦しんで暴力となた宗次
そして話を聞いただけで分かった気でいて怒る友達女
さんすくみの内に、その後別れた
宗次
「結局俺がやってたのは
独りよがりの愛だと思った
月詠はそれを聞いてるだけだった」
月詠(幽霊)
「でも俺から何も言わなかった そのぬくもりこそがやさしさと思ってからね」
宗次
「卒業してもずっと定期的にあおうなといった
月詠もいったはずなのに
遭わなかった それで嫌われてたかと思ってた」
もう一度棺桶で眠っている月詠を見る
宗次
「でもそうじゃなかった…!」
宗次は泣いた それを幽霊の月詠は仏頂面で見ていた
宗次
「月詠は引きこもりニートで耐えてた…!
そんな苦しみ一つわからなかった俺を…!
そんな苦しみを甘えとか自業自得といいきかせてた俺を俺は許せねぇよ…!」
そんな光景を
綾乃は後列で見ていた




