第二話「一目惚れと幻想郷のルール」
「うう…ん?」
彰は目覚めると布団で寝ていた
(誰かが運んでくれたのかな)
彰はそんなことを考えながらこの家を観察する
(和風…その一言に尽きるな)
「あら、起きたのね」
彰は少し驚きながら声のした方を見るとそこには腋を出した巫女衣装を着て頭に大きいリボンをつけた美少女がいた
「そんなに驚かなくてもいいじゃない…私は博麗 霊夢よ。よろしく」
「俺は総滅彰だ、よろしくな~」
彰はすぐに対応し自己紹介した
「それで、あなたはどうして紫の言うことをすぐに信じたの?」
霊夢は彰が起きたらすぐにこれを聞きたかったらしく彰が起きた辺りから少しソワソワしていた
「何でだろ?何て言うか、信憑性があったつーか…とにかく、信じられるって思ったんだよなぁ」
「でも、どうしてここに来たの?」
霊夢は既に紫から彰がここに来た経緯を知っていただからこそ不思議でならなかった
「ただ、もとの場所じゃ何もなかったから別にいいかなってそれに、楽しそうだし」
彰はそう言って笑った
「外の世界にだって友達ぐらいいたんじゃないの?」
彰はそれを聞くと悲しそうに笑い首を横に振ると言った
「いなかったよ…友達なんて」
霊夢はそれを聞くと気まずそうに言った
「…悪いこと聞いたわね」
「いや、別に気にしてないよ…ただ「霊夢~!来てやったぞ~!」…ん?」
彰の言葉はある声によって遮られた
「なんであなたはいつもタイミング悪いのよ、魔理沙」
「ん?なんのことだ?…で、あんた誰だ?」
急に現れた白黒の服装をした金髪のこれまた美少女は彰を見ると首をかしげ聞く
「俺は総滅彰よろしく…でお前は?」
「私は霧雨 魔理沙だ!よろしくな!」
魔理沙は笑顔を見せながら自己紹介をした。そんな魔理沙に彰は見惚れていた
(可愛いな…霊夢も可愛いけど、魔理沙は俺が見たなかで一番可愛い)
「なんでそんなに私を見つめてるんだぜ?///」
魔理沙は少し顔を赤らめながら聞く
「ん?ああ、何でもねぇよ」
「そ、そうか」
魔理沙は少し動揺しながら言った
「でも、まずは弾幕ごっこについて教えなきゃね」
「私もそう思ってたぜ!」
「弾幕…ごっこ?」
彰は弾幕ごっこと言うものが想像つかなかった
(なんだろう?弾幕にごっこなんてあるのか?)
「なんだそれって顔してるな、私が説明してやるよ!」
そして魔理沙が弾幕ごっこについての説明を始めた
「…と言うわけだよーするにイメージが大切ってことだぜ!」
(イメージ、か。そういえば〝アイツ〟もそう言ってたな…もしかすると〝アイツ〟の正体を知るのにも関わってくるのか?)
彰がそんなことを考えていると
「はい、これがあなたのスペルカードよ」
霊夢に渡されたスペルカードなるものは真っ白な紙だった
「え?あれ、魔理沙のには文字みたいなの書いてあったような」
「ああ、それはまだ出来ていないのよ」
「え?どういう…ことだ?」
出来ていない?なんで?と聞くと霊夢は言う
「イメージで出来ているのよスペルカードは」
それを聞くと彰はあ、そうか。と納得した
「それじゃ、魔理沙」
「ん?なんだぜ?」
「あなた彰と弾幕ごっこしなさい」
「ちょ、お前ら俺の意見は?」
「あら、あるとでも?」
霊夢は当然のように言った。いや、選択権あったとしてもやるけどさ!ひどくない?と彰は思っていたすると魔理沙が
「よし、じゃあ残機1でスペルは4枚までだぜ!」
「…わかったやってやる!」
そう言った彰の目には闘気に満ちていた
「じゃ、外に出てちょうだい」
「おう!」
「わかった!」
そして彰と魔理沙の戦いの火蓋が切られた
さて、これからはあとがきコーナーも入れていきたいと思います!
彰「しかし、本当に〝アイツ〟は誰なんだ?」
それは後々わかる
魔「それに彰がこんなにカッコいいとは思わなかったぜ…////」
彰「ん?魔理沙なにか言ったか?」
霊「なにこの鈍感は」
本当ですね~
魔「し、しかし!彰ってどれくらい強いんだぜ?」
それはすぐにわかると思うな~
彰「まぁ、まずはこの幻想郷を楽しみたいな~」
それは恐らく叶わないな(小声)
霊「ふーん…」ジトッ
霊夢は聞こえたのか…
霊「まぁね」
彰「なんのことだよ?」
何でもないよ~
魔「なぁ、今回はもうしめようぜ!」
彰「だな…じゃ」
「「「次も見てくれ(よ)(ね)(だぜ)!」」」