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桜庭探偵事務所  作者: ゆうすけ


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1/2

1 腰痛

この桜庭さくらば探偵事務所には、様々な悩みを抱えたお客さんが訪れます。 


桜庭探偵事務所は妖怪を専門にしています。


私、三上沙彩みかみさあやは十二歳。小さな頃、両親を亡くし三上家に引き取られ、その後この事務所のお手伝いをすることになりました


「先生、そろそろ依頼の方が来られます。しっかり準備してください」


「分かってるよ」

桜庭は面倒くさそうに背伸びをした。


年は27歳。スラリとした長身で、端整な顔立ちをした男。気だるげな雰囲気をまとい、色気があると思う女性も多いだろう。


私は思わないけど。


「腰痛がひどくて…」やってきたお客さんは、暗い顔で言った。


「妖怪の仕業ですね」桜庭は即答した


妖怪関係ないでしょ、それ…

沙彩は思った。


「間違いなく妖怪の仕業です」

桜庭は断言した。  


「腰痛の8割は原因が不明とされています。それらはすべて妖怪の仕業です」


桜庭は依頼人の腰に湿布を貼り付けた。


「霊験あらたかな方の気を注入した、特別な湿布です」


沙彩には、どう見てもどこにでもある湿布にしか見えなかった。


客は礼を言って帰っていった。


これは詐欺ではないのか?



後日、客がやってきてお礼を言った。

腰痛がすっかり直り、とても感謝しているという。


まぁ、「病は気から」とも言うから…


客が帰った後、桜庭は前髪をかき上げながら

「自分の才能が怖い」と言った。


なんだこいつ。


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