プロローグ
妄想の垂れ流しです。
作者のメンタルは豆腐なので、優しく扱ってください。
喧騒に包まれ、活気に満ちた街がある。
市場の一角には素材を吟味しながら買い物をする者や、あるいは命を賭ける装備を見繕う者
はたまた酒場の方では親しい友人と酒を酌み交わし談笑をする者。
町中を歩く冒険者、友人と走り回る小さな子供や、手を繋いで歩く親子など
様々な人の住まう街、それがこの街【アインス】であった。
その中でも特に賑やかなのが中央にある噴水広場だ
そこには多くの戦士や魔法使いと言った風体の人で溢れ返っていた。
中には動物の耳や尾を持つ獣人や、細長い耳を持つエルフ、筋肉が盛り上がった髭の生えたドワーフなど
実に様々な見た目を持つものがいる。それらは一様に噴水の方を見ていた。
噴水の手前から、次から次へと光に包まれ現れる人影を。
その人影たちは皆がそれぞれ違う色彩を纏っているが、どれも同じような衣服を身に着けていた
そしてその目には隠しきれない好奇心が浮かび、笑みを浮かべている。
待ちきれないのか一気に駆け出していく者
先に待っていた戦士たちと手を取り合って共に冒険に赴く者や
誰かを探す素振りを見せる者。
幾度となく繰り返されるその光景の最中、ふと今までとは違うことが起きた。
人影が途切れた瞬間、小さな淡い光が次々と現れた。
人混みから赤色の光が、噴水から青色の光が
地面から黄色の光が、空から緑色の光が
今まで人影が現れていた所に向かっていく。
その場に居たものたちは、突如起こった今までになかった事に驚き
光たちが飛び交う場所を見つめていた。
そこに、新たな光に包まれた人影が現れた。
色取り取りの光たちは喜びを露わにするかのように
その人影の周囲を飛び回り始めた。
そして、光が弾けたその中から現れたのは
均整の取れた身体を持ち、細長く尖った耳がほんの僅かに覗く
絹糸のように細く艷やかな漆黒の長い髪に、目を閉じている整った顔
やがて開かれた瞳は、色香が漂う濃い紫色で
女と見紛う程の美しい男だった。
光たちは尚もその者の周囲を飛び回っていた。
その者がそれに気づき、手の平を差し出すとそこに乗ってくる
赤 青 黄 緑の光たち。
それが嬉しかったのか、ほのかに目を細め口元に笑みを浮かべる男。
そしてそれに見惚れ、静かになった広場がそこにあった。
表現力の無さや、語彙力の無さは勘弁してください。
あと日本語がおかしかったら教えてください・・・。