表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

歌の練習

そして放課後屋上で俺と友達は彼女を待っていた。


「なぁ本当に来るか?その子」

「そんなに待ってないだろ。先生になんか頼まれてるぽかったから遅くなると思う」

「ふーん」

そんな会話をしていると。

ドアが開いた。

「遅くなってしまってすみません」

彼女は息を切らしながらそう言った。

きっと走ってきたんだろうな。

「あの子?」

「あぁそうだよ」

「先生に頼まれてた用事があって…遅くなってしまいました…」

すごく申し訳なさそうな顔をしている彼女に俺は

「大丈夫だよ。それに急いで走って来なくてもずっと待ったのに」

そう言ってみる。これで少しは気持ちを楽にしてくれるといいけど。

「お待たせしたら悪いなと思ったので…」

彼女の優しい心に胸を打たれかけた。


「あっそうだこいつ、俺の幼馴染で隣のクラスのやつだ」

「紹介適当すぎるだろ。俺は宮内結城みやうちゆうき。よろしくね」

「上野春香です。よろしくお願いします」

上野さんは少しそわそわしたように自己紹介をした。


「えっと…とりあえず歌の練習しようか」

「具体的に何するんだ?」

「ああ確かに。具体的に何するか決めてないな」

「とりあえずストレッチから…じゃないでしょうか?」

「なんで、ストレッチ?」

「声を出すのって意外と体力を使うんです」

「へぇそうなんだ」

「なので、軽く体を動かしてからボイストレーニングを始めたたほうがいいんです」

「詳しいね」

「まあとりあえず軽くストレッチするか」

そして軽くストレッチをした後

「次にボイストレーニングですが、喉に負担がかからないように発声をするんです」

「えっと…どうやってやるの?」

「えっとですね、喉で歌うと息継ぎがずれたり、声が裏返ってしまいます」

やけに詳し説明だった

「最悪の場合、喉を傷めてしまいます。なので喉を傷めないためにも腹式呼吸が必要です」

「なるほど」

「足は肩幅に広げて、リラックスできる姿勢を意識して歌うんです」


それから一週間くらいその方法で練習を続けた。

でも彼女が声を出すことはなかった。

出そうとしてもいや歌おうとしても彼女の言ったとおり歌えなかったのだ。

そして、

「なぁなんでこんなに練習しても歌えないんだろうな」

結城がそんなことを練習が始まる前に言った。


「上野さん、自分でも分かってるんじゃない?」

「えっと…それは……」

上野さんは何か分かっているようだった。

「何か分かってるの?」

「それは…私はどんなに頑張って練習しても歌えないんです。どんなに頑張っても無理なんです…」

「なんで?」

「それは……」

それから彼女は下を向いたま話し始めた。

練習編です。

少し調べて練習法を書きました。

歌の練習って結構大変ですね。

ちなみに次回は過去編です。

次で春香ちゃん編は最後かもです。

楽しみにしていてください。


ではでは今回はこんな感じで。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回をお楽しみに。

それではまた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ