そして今日私は死ぬ。
10年前、私の知り合いだった「彼」は「17歳になったらまた会おう」と一言残して、突然私の前から姿を消した。私が彼に対して抱いていた感情は恋でも愛でも尊敬でもない、ただの興味だったのかもしれない。それでも私は長年突然消えてしまった彼のことが忘れられないでいた。
17歳になった私が死を目の前にして、彼との思い出を回想するところからこの物語は始まる。
17歳になった私が死を目の前にして、彼との思い出を回想するところからこの物語は始まる。
記憶と意識の旅
2019/12/01 06:01
第1話 さよなら私の「普通の」生活。
2019/12/02 17:03